“魔女の宅急便”がついに現実に!でもクロネコが乗るのはホウキじゃない!?【ドローン】

“魔女の宅急便”がついに現実に!でもクロネコが乗るのはホウキじゃない!?【ドローン】

YAMATO HOLDINGS

ヤマトHDによる次世代イノベーション

宅配便の国内最大手、ヤマト運輸を傘下に持つ「ヤマトホールディングス」。1976年に「宅急便」サービスを開始し、物流に革命を起こした同社が、これまでの物流とはまったく違う「空」の領域において新たなイノベーションを起こそうとしている。

クロネコヤマトが「空の輸送モード」の実現へ―― ベル社との共創で生み出す、次世代の物流/GEMBA.2020

私たちがめざしているのは、ただ空を飛ぶだけではなく、陸上でのトラック配送に並ぶ、新しい実用的な空の大量輸送システムの構築です。

空飛ぶトラックプロジェクト/YDX.2019

「空飛ぶトラック」

ヤマトホールディングス 公式チャンネル/YouTube

「空飛ぶトラック」とキャッチーな見出しで各メディアに大きく取り上げられているのは、ヤマトホールディングスで新たに開発中の空陸一体型の輸送サービスだ。

新たな「空飛ぶ輸送」の実現へ。ヤマトの若きイノベーターが実践する交渉術/笹林司.HIP.2019

 具体的には、物流の拠点とする大きな物流倉庫を中心に、半径20キロから40キロ程度の圏内で、常時多数の空飛ぶトラックを飛ばし、荷物を運ぶ。空飛ぶトラックは、顧客の家の前に直接着陸させるのではなく、家の近くのビルの屋上(ランディングポイント)などに着陸させ、顧客に渡すところは今まで通り、配達員が人手で行うことをイメージしているという。

宅配に「空飛ぶトラック」が必要な理由は〜5年後の運行を目指すヤマトHD/DG Lab Haus.2020

ヤマトHDは、ドローンを活用した空輸システムの構築により、新たな需要創出につながると見込む。各家庭に荷物を届ける宅配や小口配送ではなく、「重量数十キロの荷物の配送を多頻度で行う」(広報担当者)活用を想定している

ヤマトHD、米ヘリメーカーと協業 ドローン物流開拓目指す/産経ニュース.2018

米国の企業「ベル」とタッグ

ヘリコプター製造会社

ヤマトホールディングスは10月12日、米国テキストロン傘下のベルヘリコプターと、「空飛ぶ輸送」を実現するために協力することで合意したと発表した。

空飛ぶクロネコ? ヤマトがベルヘリコプターと「空飛ぶ輸送」を共同開発へ 2020年代半ばに実用化/Response.jp.2018

ベルの日本法人の担当者は「今回の機体が空を飛ぶには、法整備に加え、社会全体で受容してもらう必要がある。実験を繰り返しながら、関係省庁への働きかけやPRをしていきたい」と話した。

ヤマトHD、「空飛ぶトラック」開発へ 米ベル社と共同/北見英城.朝日新聞デジタル.2018

これまで培ってきた物流業務でのノウハウを活かしたポッドをヤマトが開発、ベル社が機体の設計・開発・製造を主導。

空飛ぶクロネコ」サービスを2025年までに実現! ヤマト運輸がベル社とeVTOLを共同開発/Avanti Yasunori.clicccar.com.2019
《ヤマトホールディングス》執行役員 「牧浦真司」

「我々が物流サービスを提供してほぼ1世紀が経とうとしています。より高品質な配送サービスをお客様に提供できるよう、ベルと共同で実現する次世代のテクノロジーソリューションを駆使して新たな顧客価値の創造に貢献できることを喜んでおります。」

将来の新たな空の輸送モードの構築に向けベルとヤマトホールディングスが基本合意書を締結/ヤマトホールディングス
《ベル》 ヴァイス・プレジデント 「スコット・ドレナン」

「ここ数年間、ベルのチームは画期的な新時代のソリューションに焦点を絞りなおすことで、世界中の顧客サービス強化を目指してまいりました。ベルの専門技術を活用することで、既存の民間物流のあり方を変革できることに大きな期待を抱いています。両社の協力を通じて新たな空の輸送モードの構築を実現し、将来の大規模物流の先例を世界に示したいと切望しております」

ヤマトHDとベルヘリコプター、新しい空の輸送モード構築で合意-電動垂直離着陸機による物流を2020年代半ばまでに実用化/日本経済新聞.2018

無人ドローンの物流が加速する!

無人ドローンによる物流システムの実現は、各社大きく力を入れている分野だが、ヘリコプター産業の大手である同社と、物流大手のヤマトが手を組むことにより、その実現に一歩近ずいたと言えそうだ。

ヤマトHDと米ベル、貨物用ドローンの試験飛行を実施/WORKPORT+.2019
ヤマトHD&BELLは一緒に官民協議会に参加

 ベルとヤマトHDは、経済産業省や国土交通省などが主導する国の「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画している。

ベルとヤマトHD、eVTOL機の物流活用で合意 20年代の実用化目指す/Tadayuki.Aviation Wire.2018

電動垂直離着陸機「eVTOL」

開発するのは、地面と垂直方向で離着陸し、空中で90度機体を傾けて飛行する「電動垂直離着陸機(中略)」。

ヤマトHD、「空飛ぶトラック」開発へ 米ベル社と共同/北見英城.朝日新聞デジタル.2018

eVTOL(electric Vertical Take-Off and Landingの頭文字)は、「電動垂直離着陸機」を意味します。要するに、ヘリコプターのように滑走路がなくても離着陸ができる大きなドローンですね。

新たな「空飛ぶ輸送」の実現へ。ヤマトの若きイノベーターが実践する交渉術/笹林司.HIP.2019

ベル「APT 70」

Bell/YouTube
自律ポッド輸送

機体名のAPTは「自律ポッド輸送(autonomous pod transport)」の略(後略)

貨物ドローンの自律飛行に成功したベルは、ヤマトと組んで商用化を目指す(動画あり)/ERIC ADAMS.WIRED.2019
36kgの荷物を乗せて高速で空を飛ぶ

APT 70はテイルシッター型のeVTOL機で時速160km以上で飛行し、32kgの貨物を積載できる。

ヤマト:開発した貨物ユニットのドローン配送実験に成功/The Japan Press, Ltd.

また、ローターの向きを垂直から水平に変えて飛行するため、従来のローターを搭載した航空機よりもはるかに速く飛ぶことができる。

Bellの革新的な貨物用垂直離着陸機が初の自律飛行に成功/Darrell Etherington.TechCrunch Japan.2019
いつか400kgを運べる日が来るかも

APT70でのBellの目標は、来年半ばに予定されているNASAのSystems Integration and Operationalizationのデモの一環として、商用ミッションのシミュレーションに成功することだ。この実証実験は、自律航空機をアメリカでの商業サービスのために準備する上で重要なステップである、集中コマンドと障害物の回避技術によって、航空機がどのように運用されるのかを示すことを目的としている。

Bellの革新的な貨物用垂直離着陸機が初の自律飛行に成功/Darrell Etherington.TechCrunch Japan.2019

商用サーヴィスの開始までには積載量をさらに拡大する方針で、現行のものより重く大きな荷物を運べるようになる。APT70はそのうち、880ポンド(約400kg)の貨物を載せても飛べるAPT880に進化するかもしれない。

貨物ドローンの自律飛行に成功したベルは、ヤマトと組んで商用化を目指す(動画あり)/ERIC ADAMS.WIRED.2019

ヤマトHD「PUPA70XG」

ヤマトホールディングス 公式チャンネル/YouTube

「PUPA」は「ATP70」などの貨物eVTOL機に結合して荷物を空輸できる貨物ユニット。70ポンド(32kg)までの積載可能重量を持つ試験機となっている。

「空飛ぶトラック」の実現へ――ヤマトHDが無人輸送機の試験飛行に成功/ネットショップ担当者フォーラム.株式会社インプレス.2019

PUPAは英語で「サナギ」を意味します。つまり、地上を動くイモムシと、空を飛ぶチョウの中間です。陸路と空路の輸送をつなぐ存在としての意味を込めています。

クロネコヤマトが「空の輸送モード」の実現へ―― ベル社との共創で生み出す、次世代の物流/GEMBA.2020

 PUPAでは、地上での荷上げ・荷下ろしや搬送を容易にするために、変形機構などを取り入れた。地上では台車のように利用でき、eVTOL機に搭載する際には、その名の通りサナギのような形状になる。

送容器を“サナギ”形にしたワケ、「空飛ぶトラック」物流の世界標準を狙う/根津 禎.日経クロステック.2019

この変形を可能にするために、旅客機のように車輪を格納できる機構や、着脱可能な取っ手などを設けている。さらに、陸上に専用の施設や設備を設ける必要がないようにした。

送容器を“サナギ”形にしたワケ、「空飛ぶトラック」物流の世界標準を狙う/根津 禎.日経クロステック.2019

APT70×PUPA70XG 実証実験!……結果は

ヤマトホールディングス 公式チャンネル/YouTube

ヤマトホールディングス(HD)は26日午前(日本時間27日未明)、米ヘリコプター製造大手のベル・ヘリコプターと共同開発中の無人輸送機の試験飛行を米フォートワースで実施した。

「空飛ぶトラック」試験飛行に成功 ヤマトHD/日本経済新聞.2019

実験では、ベルの自律運航型ポッド輸送機「APT70(Autonomous Pod Transport 70)」と、ヤマトHDが開発した貨物ユニット「PUPA(Pod Unit for Parcel Air-transportation:荷物空輸ポッドユニット)」を使用。

ヤマトHD、ベル/米国テキサスで「空飛ぶトラック」の実験に成功/LNEWS.2019
ヤマトとベルのトップがそろい踏み

会場には、YHD 代表取締役社長の長尾裕氏とBell CEOのMitch Snyder氏が訪れ、両社の期待の高さがうかがえた。

ヤマトHDとヘリ大手のBellが「空飛ぶトラック」、30kgを可搬、次世代物流の標準狙う/根津 禎.日経クロステック.2019
大成功!

試験飛行では、上空約50mまで上昇し周囲を旋回したのち、元の場所に無事に着陸したとのこと。

ヤマトHDと米ベル、貨物用ドローンの試験飛行を実施/WORKPORT+.2019

実証実験では、両社で開発した技術を連携し、(1)APT 70の空力特性を最適化した姿勢での自律飛行、(2)飛行中および地上での作業時の高い安全性と可用性、(3)空輸からラストワンマイルへのシームレスな輸送形態の遷移、(4)荷物の格納と取り出し時の容易な取り扱いの4項目を検証、証明しました。

ベルとヤマトの貨物eVTOLシステム、機能実証実験に成功/FlyTeam.2019
《ヤマトHD》社長「長尾 裕」

 ヤマトHDの長尾裕社長は「今回の実験成功によって、新たな空の輸送サービスを構築するための大きな第一歩を踏み出すことができた」としている。

ヤマトHD、“空飛ぶ宅配”米国で実験 20年代前半に実用化へ/ITmedia NEWS.2019
《ベル》 President and CEO 「ミッチ・スナイダー」

 ベルの社長兼最高経営責任者 Mitch Snyder氏は、「我々のチームは民間物流に対する市場のアプローチを変える可能性を秘めた革新的なソリューションを開発してきました。両社でテクノロジーを更に洗練し、この物流エコシステムの中で安全に運航できる効率的で機敏な機体を生産してまいります。」と述べている。

ベルとヤマトホールディングス、貨物 eVTOL システムを用いた空輸/ラストワンマイル一貫輸送サービスの2020 年代前半のサービス導入に向けた機能実証実験に成功/濱野紗妃.ドローンジャーナル.2019
実現に向けてさらなる進化へ!

従来のドローンに比べて2倍程度の速度と行動範囲を実現したとしており、今後より実践的な飛行試験を行うとしている。

ヤマトHDと米ベル、貨物用ドローンの試験飛行を実施/WORKPORT+.2019

これまで実施された物流ドローンによる自律飛行では、10kg前後の荷物を運ぶ小型機が主だった。

ヤマトの台車、空を飛ぶ ドローン物流で狙う世界標準/根津 禎.日経ビジネス電子版.2019

 今後、両社はさらに実験や改良を重ね、新たな輸送手段として技術の確立をめざす。今回の実験では積載量約30キロだったが、積載量約450キロの大型機の実用化も目指すという。

ヤマト、無人空輸機の実験に成功 米企業と共同で 2020年代前半の実用化目指す/Apparel Web.2019

この成功を踏まえ、ベルとYHDは2020年代前半までにAPT70がYHDの荷物輸送システムで導入され、前例の無いオンデマンド物流サービスの顧客満足体験を創りあげることを目指しているという。

ヤマトとBell、貨物eVTOLシステム空輸/ラストワンマイル一貫輸送サービス導入に向け機能実証実験成功/DRONE.2019

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。
これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについてはプライバシーポリシーをご覧ください。

×
X