「地球を救う!」空から失った森を再生する方法とは【ドローン】

地球を救う

「地球を救う!」空から失った森を再生する方法とは【ドローン】

Myanmar Illegal logging

ミャンマー違法伐採

CNN/YouTube

ミャンマーでは過去10年に年平均4万トンの違法伐採による木材が押収されてきたが、ここ数年は平均5万~6万トンの違法伐採による木材が押収されており、増加傾向にある。

ミャンマー、止まらぬ違法伐採に苦慮 禁止措置も効果薄く/Sankeibiz.2016

ミャンマーの森林はしばしば違法伐採の標的になっており、1980年代後半以降、森林の4分の1以上を失い、深刻な問題となっている。

ミャンマー北部で「違法伐採」の中国人11名を逮捕/ミャンマーニュース.2017

空から植林

2018年9月、ミャンマーで、ドローンを使って森林破壊が進む遠隔地に「種ミサイル」を飛ばすプロジェクトが開始しました。

1日4万本を植えられる植樹ドローン。森林破壊防止の突破口なるか?/Yakuta.IDEAS FOR GOOD

バイオカーボン・エンジニアリング

BioCarbon Engineering

Drone Business School/Vimeo

立ち上げはNASA出身者

Invention Network/YouTube

NASAの元エンジニアで、現在はバイオカーボン工学者であるLauren Fletcher氏が立ち上げたスタートアップ「BioCarbon Engineering」では、ドローンを森林の生態環境保全に役立てようと、取り組みを進めている

ドローンを使って年間10億本の木を植林!低コストの森林再生プロジェクト/Techable.2015

2030年までに緑を元に戻す!

BCEは非常に早く緑豊かな土地の回復を実現することができ、2030年までに3億5,000万ヘクタールの劣化森林と農地の復元が可能だという。

植林ドローンによるエーヤワディー三角州のマングローブ復元に期待/ミャンマーニュース.2017
Hello Tomorrow/YouTube
地球を救う

バイオカーボン社には、「地球の気候変動の軌道を変える」という明確な大目標があります。5000億本の植林を実現できれば世界をカーボンニュートラル(排出される二酸化炭素を自然が吸収できる段階)にすることができるのです。

AIとドローンで森林破壊を止める 博士卒の女性起業家/城口 洋平.Forbes JAPAN.2018

まずドローンを使って徹底的に分析

Jornal Grande Bahia/YouTube

まず、ドローンは搭載されたGPSや小型カメラを使って地形データを集めて高解像度の3Dマップを作成、土壌成分、水分などの環境データも収集・解析する。

植林ドローンが挑む森林再生 [BioCarbon Engineering]/Leave a Nest.2015

その範囲をマッピングして、地形や土壌のタイプ、湿分、存在する生物多様性や障害物について分析。ルートと植える植物を決める。

森を救うのは、人間ではなく「ドローン」だった。/貴瀬 灯.TABI LABO.2017

発芽済み種子を栄養入りのジェルで

News Direct/YouTube

次に必要なものは、専用の種子ペレット。あらかじめ発芽させてある種子を、発育を促すために栄養分を含んだハイドロゲルで覆い、1つのペレットが完成する。

ドローンを使って年間10億本の木を植林!低コストの森林再生プロジェクト/Techable.2015
発射!!

そして、地面を低空で飛行しながら自動的に地図をたどり、発育しやすいように設計された種子ポッドを発射する。

ドローン植林がマングローブを救う。ミャンマーで始まる森林保護のイノベーション/IDEAS FOR GOOD.2017

発芽種子は栄養分豊富な生分解性ゲルに包まれ、地面に刺さったあとは根付いて成長する。農業でも空中から“種子爆弾”を散布する実例はあるが、ランダムな投下では発芽率が低い。地形や環境データの解析と組み合わせた正確な植林が強みだ。

植林ドローンが挑む森林再生 [BioCarbon Engineering]/Leave a Nest.2015
手作業より早い

NASAの元エンジニアLauren Fletcher氏が設立したスタートアップのBioCarbon Engineeringのドローンは、1日に10万本の植林を行うことができる。

【まとめ】ドローンで社会課題を解決するソーシャルグッドなアイデア5選/加藤 佑.IDEAS FOR GOOD.2017

特定のエリアにも異なる種類の木が混ざって存在したほうが良いのだけど、シードポッドを数種類内蔵していることで、それも考慮してくれているのも嬉しいポイント。加えて1ヘクタール(約6,000畳)をわずか18分でカバーしてくれる作業の速さ。

森を救うのは、人間ではなく「ドローン」だった。/貴瀬 灯.TABI LABO.2017

ドローンは手作業で木を植える人よりも少なくとも10倍高速で、費用は半分で済む。英国で1年以上行ったテストでは、木々は良好な生存率を示しており、ヘリコプターで種を蒔くより生存率が高く、種類によっては手植えに匹敵するという。

ドローン植林がマングローブを救う。ミャンマーで始まる森林保護のイノベーション/IDEAS FOR GOOD.2017

1人で1日に10万本植える予定!

プロセスが完全に自動化されると、1人のパイロットが6機のドローンを使用して、1日に最大10万本の植林が可能となる。

植林ドローンによるエーヤワディー三角州のマングローブ復元に期待/ミャンマーニュース.2017
…年間目標は?

BioCarbon Engineeringは、年間10億本の植林を目指しています。

年間10億本を植林!「ドローン」を使って森林破壊に取り組むソーシャルビジネス/BORDERLESS.2015
植えたつけた苗はモニタリング

植え付けた位置などは記録され、その後もモニタリングされていく。という仕組みです。

年間10億本を植林!「ドローン」を使って森林破壊に取り組むソーシャルビジネス/BORDERLESS.2015

課題も……

ただし、植林になれた人が一つ一つ植えていくのと、ドローンによる発射ではどちらが木に成長する確率は高いのか、また植林後の実際の維持をどうしていくのかなど、現時点では結果を待たねばならぬ部分も多いです。

年間10億本を植林!「ドローン」を使って森林破壊に取り組むソーシャルビジネス/BORDERLESS.2015

技術的には、1人のドローン操縦士が6機のドローンを同時に監視し、1日に最大10万本を植えることが可能だが、国によっては規制により1機ごとにパイロットが必要だ。

ドローン植林がマングローブを救う。ミャンマーで始まる森林保護のイノベーション/IDEAS FOR GOOD.2017

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