“地雷のない世界”を作るために……【ドローン】
Landmine problem
【深刻】地雷問題
現在、地球上に埋まっている地雷の数は1億発以上といわれています。
風で動く地雷除去ボール「マイン・カフォン」が進化/Think the Daily.Think the Earth
ただそこで生活している人たちが被害に……。
地雷による犠牲者の79%は、一般市民である。軍人は18%、地雷処理技術者は3%に過ぎない。地雷で最も苦しんでいるのは、子供を含めたごく普通の人々である。
地雷処理にかかる時間1000年を10年に短縮!?地雷処理ドローン「Mine Kafon Drone」が開発へ/ガジェット通信 GetNews
アンゴラ、アフガニスタン、イラクをはじめ、60カ国以上に埋まるこの安価な凶器により、毎日10人以上が負傷または死亡し、たくさんの子どもたちが遊び場を奪われています。
風で動く地雷除去ボール「マイン・カフォン」が進化/Think the Daily.Think the Earth
非人道的な兵器
生き延びた被害者は、手足の切断、失明などの重度の障害が残ります。恐ろしく残酷な兵器なのです。
地雷の恐ろしさ – 「悪魔の兵器」地雷/CMCカンボジア地雷撤去キャンペーン
地雷を処理をするにして危険すぎる
「地雷を除去」するというのは、非常に手間のかかる行為だ。今ですら金属探知機で一つ一つ探り当てる方法が主流である。
地雷処理ドローン、満を持して発表 10年以内に世界は「安全な土地」となる?/めるも
人力でやるしかなかった
この地雷問題を解決するために、さまざまな地雷除去用の技術や重機等が開発されているが、導入・維持にかかる費用や除去精度の問題から問題解決の決定打となるには至っていない。そのため現在でも除去作業の多くが人手で行われているそうだが、当然ながら人手では膨大な時間がかかる上に、作業にあたる人々の命がリスクにさらされることになる。
[小林啓倫のドローン最前線]Vol.10 「地雷除去ドローン」の可能性/DRONE
今のペースだと世界から地雷をなくすには途方もない時間がかかる
専門家 によれば、現在機能しているすべての地雷を完全に取り除くためには1100年以上かかるという(後略)
対人地雷の禁止を願って | 社会問題に取り組む/イエズス会社会司牧センター
マスード・ハッサニ「地雷のない世界を」
1983年生まれ。デザイナー。12歳までアフガニスタンで家族と過ごしたが、家の周辺に大量の地雷が埋まっていたため、外で遊ぶことはほとんどできなかった。
風で動く地雷除去ボール「マイン・カフォン」の後継にドローンを使用した新バージョンが登場/プレスリリースゼロ
「普通に周りに地雷で被害を受けた人がいる」そんな環境で育った
まわりの誰もが、地雷で傷ついた、もしくは死んだ人を知っている…そんな環境で育ったハッサニさんとその仲間は、何度も友人が地雷を踏むのを目撃したそうです。
風力で動く、美しすぎる地雷除去装置/美しく 樹つる 石が根
(前略)昔、身の回りにあったものでオモチャを作って遊びました。「お気に入りの1つは、安い材料で作る、小さな転がる物体でした。風の力で動くものです。みんなで色々なデザインを試し、兄や他の子供と競い合って近所で遊んだものです」「しかし競争していると速く転がり過ぎて 、(地雷があるので)入ってはいけない遠い場所にいつも行ってしまいました。」
子供の遊びが人命救う発明に! 動力源いらず、風が転がしてくれる地雷撤去ボール/AOL.JP
やがて父親を亡くしたハッサニさんの母親は、彼が14歳の時、子供達の身の安全のため密入国業者に彼らを託しました。4年に渡るあちこちでの亡命生活の後、ハッサニさんはオランダに移住することに。そこで、工業デザインでは世界一と言われることもある、アイントホーフェン・デザインアカデミーに入学する事が出来ました。
風力で動く、美しすぎる地雷除去装置/美しく 樹つる 石が根
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ボールがコロコロ……。「地雷除去装置“Mine Kafon”」
オランダでデザインを学んでいるハッサニ氏は幼い頃に兄弟たちと一緒に遊んでいたオモチャから着想を得て、この「Mine Kafon」と呼ばれている装置を制作しました
世界を変えるデザイン「風力で動く地雷除去装置」 /ギズモード
彼は以前から地雷問題に取り組んでおり、風に吹かれて地雷原を動き回り、自ら地雷にぶつかることでそれを除去する「マイン・カフォン」という道具をデザインして話題を集めた。
[小林啓倫のドローン最前線]Vol.10 「地雷除去ドローン」の可能性/DRONE
鉄製の核に、竹製の脚をたくさんつけたボール状のオブジェクトで、風の力で転がります。そして対人地雷が感知する重さがあります。しかし爆発しても、失うのは足数本で、その後も転がり続けることができる優れものです。核にGPSを搭載することで、どこのルートを通ったかも確認することができます。
使うのは風の力。犠牲者を出さずに地雷を除去する”Mine Kafon”/株式会社ボーダレス・ジャパン
そして風に乗り転がり始めると、コンピューターを通して現在地や軌跡などがわかる仕組み。
そう、風力地雷除去装置「Mine Kafon」の”脚”/トジョウエンジン.e-Education
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1つで数機の地雷を除去!しかも安い!
今までの地雷撤去にかかる費用は一基につき1200ドル。しかし、この「Mine Kafon」の制作費用はわずか51ドル! なんと4200円程度なんです! しかも一度爆発をしても、脚が数本吹き飛ぶだけ。そのあとも動き続けることができ、一つの「Mine Kafon」で3~4基の地雷を撤去することができるそうです。
世界を変えるデザイン「風力で動く地雷除去装置」/ROOMIE
地雷のない世界を!
地雷のない世の中で自由に走り回ることを夢見ており、この『Mine Kafon』の他にも地雷をスキャンするためのアプリやデバイスを開発しています。
アイデアが世界を救う!風で荒野を転がる地雷撤去ボール『Mine Kafon』/IDEAHACK
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ついに完成!!地雷除去ドローン「Mine Kafon Drone」
(前略)マスード・ハッサニ氏は、今度は、さらに効率よく地雷を除去できる、まったく外観の異なる装置「マイン・カフォン・ドローン(MKD)」を開発しました。
風で動く地雷除去ボール「マイン・カフォン」が進化!/Think Daily.Think the Earth
これは上空からの地雷探知と爆破処理を1台で行えるというドローンだ。
地雷処理ドローン、満を持して発表 10年以内に世界は「安全な土地」となる?/FUTURUS
地雷撲滅の活動を続けているハッサニさんはクラウドファインディング企業であるKickstarterにて出資者を募り、ドローンを使った地雷撤去方法を確立させました。
地雷撤去に新技術や新アイディアが導入中!ドローンや無人で動く画期的な地雷除去システム/サバゲーアーカイブ
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やり方は3段階
この装置は、地雷原のマッピング、地雷の探知、爆破という3段階を自律して行うため、人が地雷原に立ち入る必要がなく、安全が確保できます。
風で動く地雷除去ボール「マイン・カフォン」の後継にドローンを使用した新バージョンが登場/プレスリリースゼロ.2016
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地雷原の地図を作成
Mine Kafon Droneはまず地雷が埋没していると思われる地域を飛行し、カメラで3Dマップを撮影します。
「地雷」を20倍高速撤去するドローン登場。10年以内の残留地雷の根絶目指す/sorae
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個々の地雷の位置を特定
次に、地上約4cmという低空飛行をして、金属探知機で地雷の詳細な位置を調べる。
地雷を安全に処理するドローン「Mine Kafon Drone」–発見から爆破までを迅速に/佐藤信彦.CNET Japan.2016
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10 people are hurt by landmines every day. The Mine Kafon Drone project wants to end that https://t.co/dlBL9w5c83 pic.twitter.com/lj85446IwQ
— Ultimaker (@Ultimaker) July 23, 2016
次々と地雷の爆破!
最後に、ロボットアームで小さな爆発物を運んで地雷の上に置き、爆破処理する。
地雷を安全に処理するドローン「Mine Kafon Drone」–発見から爆破までを迅速に/佐藤信彦.CNET Japan.2016
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This 3D printed Mine Kafon Drone wants to free world from landmines in 10 yearshttps://t.co/tCiIYhWjMh #3dprinting pic.twitter.com/8Eb3oKAHbY
— 3Ders.org 3D Printing News (@3dersorg) July 21, 2016
20倍の速さで地雷を除去!しかも安い!!
また、現在使用されている地雷除去機の200分の1のコストで生産が可能、かつ、20倍の速度で地雷を爆破できます。
風で動く地雷除去ボール「マイン・カフォン」の後継にドローンを使用した新バージョンが登場/プレスリリースゼロ.2016
3Dプリンターでの量産を前提にしているMKDは、11世紀にも及ぶ作業時間をわずか10年に縮めることができるという。
地雷処理にかかる時間1000年を10年に短縮!?地雷処理ドローン「Mine Kafon Drone」が開発へ/Techable.2016