「エンパイア・リーグ」メジャーでもマイナーでもない?ベースボールの本場は独立リーグも凄すぎる!(7)

「エンパイア・リーグ」メジャーでもマイナーでもない?ベースボールの本場は独立リーグも凄すぎる!(7)

Empire League

エンパイア・リーグ

Empire Baseball League/YouTube

ゴンザレス兄弟

Empire Baseball League/YouTube

エンパイアリーグを運営するゴンザレス兄弟は、このリーグの他に、野球事業を手掛けている。こちらは子ども向けのアカデミー、日本でいう「野球塾」で、富裕層になると子弟の野球のコーチングに10万、20万円は平気で出すというお国柄、それなりの売り上げをあげているらしい。

「やりがい搾取」の場なのか「原石が花開く場所」なのか?仕掛け人が語るアメリカ独立リーグ(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.201

そこであげた収益を元に、2015年1シーズン限りで消滅したノースカントリーリーグを受け継ぐかたちで設立したのがエンパイアリーグである。

「やりがい搾取」の場なのか「原石が花開く場所」なのか?仕掛け人が語るアメリカ独立リーグ(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.201

お金を払ってプレイするプロ野球選手?

(前略)「キャンプ参加有料」、「低報酬または無報酬」を公言しているのがアメリカ北東部とプエルトリコに展開されるエンパイア・リーグだ。

アメリカ独立リーグの現実 松坂賢氏(エンパイアリーグ国際スカウト)インタビュー(その1)/阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」.2019

「エンパイア・リーグでは、日本人選手だけでなく、試合に出場できていない選手は、ほぼ報酬はもらってないのではと思います。でも、詳しい金額は知りませんが、ある程度試合に出ている選手は、その活躍度によってギャラをもらっているようです。(中略)」

修士号を取りながらも見果てぬ夢を追い世界中を旅する「野球放浪人(ベースボールトロッター)」(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

シーズンは2ヶ月半!選手はその前に……

開催期間は6月〜8月中旬の約2ヶ月半。

【アメリカ独立リーグ挑戦記】エンパイアリーグとは?アメリカ滞在0日目 Empire League Day0/Born on a Baseball Planet.2018

参加費が必要!過酷すぎるトライアウトキャンプ

Empire League/YouTube

当時チーム数は4チームで、選手は全員、リーグの春季キャンプに招待されたものの中から更に、1週間のキャンプを生き残って契約を勝ち取れたものだけがプレーできるというものでした。

海外と日本のナックルボール観の違い〜米独立リーグ編〜/ナックルボール研究所.2018

キャンプ後にさらに厳しさを増す

(前略)エンパイアリーグは、6/5からキャンプがスタートし、200人近くの選手が120人のロースターの枠を争った。その後も、シーズン途中で各チームのロースター枠が22人から20人に一度減る。さらに、上のリーグからレベルの高い選手が落ちてくるため、どんどん枠が減っていくのだ。

アメリカ独立リーグでプレーするまでに受けたトライアウトについて/Chikara Igami Ricky.アメブロ2018

ここ日本でも!

2018年シーズンを迎えるにあたっては、ビジネスパートナーとしても魅力的な日本から多くの選手を獲得したいという意向があり、アメリカでのトライアウトの前に日本でのトライアウトが開催されました。

【アメリカ独立リーグ挑戦記】エンパイアリーグとは?アメリカ滞在0日目 Empire League Day0/Born on a Baseball Planet.2018

日本でのトライアウトは2回。(中略)参加者は20人ほど。日本の独立リーグでプレーしていた選手もいたが、多くは、日本のエージェントがアメリカで実施しているトライアウトリーグに参加したものの、プロ契約を結ぶに至らなかった者だった。

「Bチーム」から目指す「プロ野球選手」:「トライアウトリーグ」という若者の夢の巣箱(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

渡航費はもちろん自腹……

 報酬は原則なし。アメリカへの往復航空券は自弁

「Bチーム」から目指す「プロ野球選手」:「トライアウトリーグ」という若者の夢の巣箱(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

日本でのトライアウトに合格したので、開幕ロースター入りは保証するが、現地でのトライアウトを兼ねたシーズン前のキャンプには必ず参加。このキャンプには、日本円にして10万円ほどの参加費が必要となる。

「Bチーム」から目指す「プロ野球選手」:「トライアウトリーグ」という若者の夢の巣箱(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

旅行業も営む日本の「エージェント」のホームページを調べると、参加費だけで約40万円。

原液のプロ野球選手にありがちなことって何ですか/Shinozaki Kokoro.2020

全チーム本拠地なし!つねに移動しながらの試合

全てのチームがトラベルチーム扱いで、例えばメイン州オールド・オーチャード・ビーチで2週間プレーし、次のニューヨーク州プラッツバーグに移動してまたそこで2週間プレーというようなかたちです。

アメリカ独立リーグのエンパイアリーグが日本でトライアウトを開催します Empire League Tryout 2019 in Japan/Born on a Baseball Planet.2018

移動費は自腹

このあいだの滞在先は大学の寮のような施設あるいはホテルで、選手が費用を負担する必要はありませんが、州から州へのときには8時間にも及ぶドライブは車を持っている選手の車に分乗して行うため、決して安くはないガソリン代を選手同士で割り勘して負担しなければなりません。

アメリカ独立リーグのエンパイアリーグが日本でトライアウトを開催します Empire League Tryout 2019 in Japan/Born on a Baseball Planet.2018
選手はなんとかやっていける……

チームを運営するスポーツクラブの雑用を手伝えば、小銭をもらえるので、それで何とかやっていけるらしい。

原液のプロ野球選手にありがちなことって何ですか/Shinozaki Kokoro.2020

シーズン中に選手が他リーグへ

エンパイアリーグは2018年現在、アメリカ独立リーグの中で、アトランティックリーグ、パシフィック・アソシエーションリーグ、キャンナムリーグ、フロンティアリーグに次ぐ位置付けで、さらにペコスリーグと続きます。レベルはアメリカマイナーリーグの1A程度と言われており、上下のリーグとの選手移動が頻繁に起こります。

【アメリカ独立リーグ挑戦記】エンパイアリーグとは?アメリカ滞在0日目 Empire League Day0/Born on a Baseball Planet.2018
すべては上位リーグに選手を送り出すため

「(中略)いいピッチャーだと、すぐにアメリカ独立リーグ最高峰のアトランティック・リーグにピックアップされていきました。彼はスピードも155キロぐらい出してましたよ。(中略)」

修士号を取りながらも見果てぬ夢を追い世界中を旅する「野球放浪人(ベースボールトロッター)」(後編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

 「シーズン期間3か月以内」、「有料トライアウトに有料キャンプ」、「低報酬または無報酬」というアペンディックスリーグにありがちな条件をすべて満たしているこのリーグだが、他のリーグと違い、運営者はその条件を堂々と公言し、それを、選手をより上位のリーグに選手を送るという自らの使命を果たすための方法論だと割り切っている。

原液のプロ野球選手にありがちなことって何ですか/Shinozaki Kokoro.2020

コールアップ

シーズン中は成績の良くない選手はどんどん解雇されていき、反対に成績の良い選手はどんどん上のリーグに昇格するチャンスが与えられます。これをコールアップと呼びます。エンパイアリーグからは、同じ独立リーグで上位に位置するアトランティックリーグやキャナムリーグにコールアップされる選手が多かったです。

アメリカ独立リーグのエンパイアリーグが日本でトライアウトを開催します Empire League Tryout 2019 in Japan/Born on a Baseball Planet.2018

エンパイアリーグはアメリカ独立リーグの中では下から2番目の位置付けですが、キャナムリーグでも上から3番目くらい、独立リーグの中でもさらに上があり、もちろんその先にはマイナーリーグ、世界最高峰のメジャーリーグが続きます。

【アメリカ独立リーグ挑戦記】エンパイアリーグトライアウト3日目での合否とコールアップ アメリカ滞在6日目 Empire League Day6/Born on a Baseball Planet.2018

世界中の選手の受け皿

収入の柱はスポンサーシップと割り切り、世界の埋もれた人材を発掘するのが役割だと自称する(後略)

アメリカ独立リーグの現実 松坂賢氏(エンパイアリーグ国際スカウト)インタビュー(その1)/阿佐智の「アサスポ・ワールド・ベースボール」.2019

 独立リーグに参加するのは、腕に覚えのあるベテランだけではない。マイナーの時点で球団から見切りをつけられた者もまた、夢をあきらめきれずここに集う。

「Bチーム」から目指す「プロ野球選手」:「トライアウトリーグ」という若者の夢の巣箱(前編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

2018年(中略)アメリカのプロ野球独立リーグのひとつ、エンパイアリーグでプレーした日本人は4人いました。

アメリカ独立リーグであるエンパイアリーグではどのような野球選手がプレイしていますか?/返田 岳.Quora.2018

(前略)選手A(NPB経験者)、選手B(アメリカ独立リーグ、ヨーロッパリーグ経験者)、選手C(日本国内独立リーグ、ヨーロッパリーグ、オーストラリアリーグ経験者)、選手D(日本国内独立リーグ、ヨーロッパリーグ、オーストラリアリーグ経験者)という具合です。これを見ただけでも、アメリカだけでなく広くアンテナを張って様々なリーグを経験した選手が集まっていることがわかると思います。

アメリカ独立リーグであるエンパイアリーグではどのような野球選手がプレイしていますか?/返田 岳.Quora.2018

 そういう者たちが、4月以降、再びふるいにかけられ、各々が契約を結んだリーグで順次開幕を迎えていく。そして、6月のアマチュアドラフト終了後にルーキーリーグ開幕をもってアメリカのプロリーグが出そろうのだが、(中略)エンパイアリーグは、その後、6月末に遅い開幕を迎える。つまりはそういうリーグなのである。

「Bチーム」から目指す「プロ野球選手」:「トライアウトリーグ」という若者の夢の巣箱(前編)/阿佐智.Yahoo!ニュース.2019

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