
【ウクライナ危機(67)】世界1の富豪イーロン・マスクがウクライナ支援!!さらにプーチンの決闘を挑んだ!?『スターリンク』

Starlink
スターリンク
ウクライナの戦場は、かつてないほどその映像がリアルタイムで世界中に配信されている。一般市民がスマートフォンで撮影したと思われる動画の生々しさに、息をのんだ人も多いだろう。
イーロン・マスクがウクライナに衛星通信の地上端末を配布/日経クロステック(xTECH).2022
なぜ戦場と化したウクライナで、ウクライナ政府はおろか、ウクライナ軍兵士や一般民間人が、大容量の通信基盤を必要とする動画を世界中に配信できるのか。その陰には、電気自動車(EV)で知られる米Tesla(テスラ)CEOのイーロン・マスク氏の姿が見え隠れする。
イーロン・マスクがウクライナに衛星通信の地上端末を配布/日経クロステック(xTECH).2022
世界1位の富豪「イーロン・マスク」
2022年版の世界長者番付では、2021年まで4年連続1位のアマゾン創業者 ジェフ・ベゾスを抜いて、世界第1位の資産の持ち主となりました。そんなイーロン・マスクが本業として手がけているのは、EV開発大手の”テスラ”、そして宇宙開発ベンチャー”SpacX(スペースエックス)”です。
世界一の大富豪イーロン・マスク氏率いるSpaceX(スペースX)とは?/VIVA! DRONE.2022
『SpacX(スペースエックス)』
スペースXは2002年に設立され、最終的に有人、無人の宇宙輸送コストを今より10分の1に引き下げることを目指し、ロケット、宇宙船の開発を進めている。
米民間ロケット初の地球周回軌道打ち上げに成功/Science Portal.2008
米国の宇宙ベンチャー「スペースX」の名前が日本の宇宙関係者の間で話題になり始めたのは、2010年代に入ってから。ロケット「ファルコン9」と宇宙船を軌道に乗せたり、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功したりするなど、民間企業として初の成果で、存在感を発揮し始めていた。
「スペースXは宇宙旅行に成功」日本で”ホリエモンロケット”以上の有名企業が出てこない原因/PRESIDENT Online.2022
スペースXが宇宙事業の商用化を牽引する存在になったのは、NASAが宇宙事業を民間へ委託する方針へと転換した点が大きい。2011年のスペースシャトル退役以降、米国がロケット打ち上げを行ってこなかったのは、膨大なコストがかかることが要因だった。そこでNASAは民間の自由競争によってコストを削減するよう、ISSへの物資輸送を民間に委託するCOTS(商用軌道輸送サービス)プログラムなどを推進してきた。
イーロン・マスクのスペースXは何がスゴイ? 民間有人宇宙飛行の快挙達成できた理由/ビジネス+IT.2020
実際にスペースXは、宇宙事業のコスト削減を実現してきた。従来、米国政府が主導して打ち上げる人工衛星は1基あたり2億ドル要していたのに対し、スペースXは1回の打ち上げの価格が6,000万ドルと言われている。
イーロン・マスクのスペースXは何がスゴイ? 民間有人宇宙飛行の快挙達成できた理由/ビジネス+IT.2020
ISSへ輸送する1キログラムあたりのコストは、5万4,500ドルから2,720ドルへ低減されたとの試算もある。委託したNASAにとっては大きなコスト削減となったわけだ。
イーロン・マスクのスペースXは何がスゴイ? 民間有人宇宙飛行の快挙達成できた理由/ビジネス+IT.2020
スペースエックスの衛星インターネットサービス!『スターリンク』
スペースX(SpaceX)の衛星インターネットサービス、スターリンク(Starlink)はロシアの侵攻が続く中でウクライナの人々にオンラインサービスを提供し続けて称賛されており、アメリカ空軍もヨーロッパとアフリカでの同サービスと協力する計画を進めている。
ウクライナで証明された衛星インターネットの有効性…アメリカ空軍もスターリンクと契約/Business Insider Japan.2022
イーロン・マスク
スペースXは、2002年にテスラモーターズ創業者で知られるイーロン・マスク氏が設立した宇宙開発企業。
グーグル、イーロン・マスクの宇宙開発企業スペースXに10億ドル出資/ビジネス+IT.2022
この戦争のゲームチェンジャー!?
スターリンクは、数千基の衛星群で構成される衛星通信サービス。同社の衛星は高度550kmの低軌道を周回する。衛星一機がカバーできる範囲は狭いため大量に飛ばす必要があるものの、高度の高い静止衛星と比べ遅延が少ないのが特徴だ。
スペースXの衛星通信「スターリンク」、日本でサービス提供開始/Business Insider Japan.2022
世界中から集めた寄付で50台以上のスターリンク端末を購入し、ウクライナ軍に提供してきた西部リビウ在住のディムコ・ズルクテンコ氏は、スターリンクが戦いの在り方を一変させた「真のゲームチェンジャーだ」とツイッターに投稿した。
ウクライナ軍支える「宇宙資産」=通信・情報収集、砲撃に活用―スターリンク支援めぐり波紋/時事エクイティ.2022
侵攻と同時にサイバー攻撃!ウクライナはすぐに「スターリンク」を要請
ロシアは2月24日の軍事侵攻開始の約1時間前、米通信衛星サービス企業の地上施設などにサイバー攻撃を仕掛けた。大規模な接続障害が発生し、標的企業の通信サービスを利用していたウクライナ軍だけでなく、欧州諸国にも影響が及んだ。
ウクライナ軍支える「宇宙資産」=通信・情報収集、砲撃に活用―スターリンク支援めぐり波紋/時事エクイティ.2022
ウクライナ副首相からの要請をイーロン・マスクが了承
フョードロフ副首相は22年2月26日、Twitterを使ってイーロン・マスク氏に、スペースXが構築中の人工衛星群によるインターネットシステム「スターリンク」のサービス開始を要請した。
イーロン・マスクがウクライナに衛星通信の地上端末を配布/日経クロステック(xTECH).2022
フェドロフ氏は、「あなたが火星を植民地にしようとしている間に、ロシアがウクライナを占領しようとしています! あなたのロケットは宇宙から無事に着陸しましたが、ロシアのロケット(ミサイル)はウクライナの市民を攻撃しています。ウクライナに(人工衛星)スターリンクでのインターネットアクセスを提供し、まともなロシア人に立ち上がるよう呼び掛けてください」と、マスク氏に向かって書いた。
「ツイッターも戦争努力の一つ」 ウクライナ防衛を支える31歳のデジタル相/BBCニュース.2022
10時間後、イーロン・マスクが返信した。
デジタルで祖国を守るウクライナ副首相の意外な経歴 ミハイロ・フェドロフ 世界経済の革命児|大西康之/文藝春秋digital.2022
これに対してマスク氏は、「スターリンクのサービスは、現在ウクライナでアクティブになっています。また、より多くのターミナル(装置)が途上にあります」と返信した。
「アノニマス」がロシア国営テレビをハッキングか、イーロン・マスクもウクライナに協力/Switch News.2022
Starlink service is now active in Ukraine. More terminals en route.
— Elon Musk (@elonmusk) February 26, 2022
スターリンクの地上端末がウクライナに到着!
米宇宙企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者が提供を発表していた衛星インターネット接続サービス「スターリンク」用の端末が2月28日にウクライナに到着したことがわかった。
米スペースXのネット接続用端末、ウクライナに到着/CNN.co.jp.2022
ロシア侵攻が続くウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相は2月28日午後10時過ぎ(現地時間)、「Starlinkが来た。@elonmuskありがとう」とツイートした。
Starlinkのアンテナがウクライナに到着したとフェドロフ副首相/ITmedia NEWS.2022
米SpaceXのイーロン・マスクCEOは約20分後に「どういたしまして」とリプライした。
Starlinkのアンテナがウクライナに到着したとフェドロフ副首相/ITmedia NEWS.2022
このサービスは、インターネットや通信ネットワークが破壊されたりした場合に、ウクライナ政府の生命線となり得るものだ。しかしマスク氏はその後、衛星アンテナがロシアのミサイルの標的となる可能性があるため、慎重に使うよう警告した。
「ツイッターも戦争努力の一つ」 ウクライナ防衛を支える31歳のデジタル相/BBCニュース.2022
You are most welcome
— Elon Musk (@elonmusk) February 28, 2022
アメリカの開発援助機関「国際開発庁」がさらにスターリンクを供給
さらに米国の開発援助機関である国際開発庁(USAID)は、4月初めにウクライナにスターリンク端末 5,000 個(300 万ドル相当)を供与した。民間企業の義勇団的活動を、米国政府が後押している構図だ。
ロシアによるウクライナ侵攻の経済学(その2)/防衛研究所.2022(p.3)
Fedorov大臣はその後も度々Starlinkについて言及。軍用だけでなく、インフラが破壊された地域でも活用されているとのことで、5月2日には、1日あたり約15万人のアクティブユーザーがいるとツイートしている。
ウクライナでも活躍する「スターリンク」は何がスゴイ?/Impress Watch.2022
実はウクライナは戦争開始前からスターリンク導入を検討していた
スターリンクのこの迅速な提供の背後に、ウクライナとスペースX間の事前交渉があったことを忘れてはならないだろう。
スペースX「スターリンク」がウクライナで証明した宇宙・サイバー・電子戦での実力/新潮社 Foresight.2022
ワイアード誌によると、ウクライナのデジタル転換省は戦争開始の数カ月前には地方におけるインターネット接続性を向上させるため、スターリンクの提供を打診していた。そしてスペースXの幹部はフョードロフ副首相に対し、2月下旬のサービス開始について話をしていたところだったという。
スペースX「スターリンク」がウクライナで証明した宇宙・サイバー・電子戦での実力/新潮社 Foresight.2022
英雄並み!?イーロン・マスクの影響力
情報作戦はロシアがウクライナのゼレンスキー大統領を非難する内容など歪曲された情報でウクライナに政治的混乱を作るということだった。しかしイーロン・マスク氏が提供した衛星通信スターリンクを通じたSNSで戦況が全世界に伝わり、ウクライナ国民の抗戦意識がよみがえった。プーチンが予想できない反転だ。
<Mr.ミリタリー>ロシアのウクライナ侵攻過程と韓半島への影響(2)/中央日報.2022
ロシアの通信インフラ破壊戦略を意味のないものにした
ウクライナでは、ロシアの物理的攻撃やサイバー攻撃によって地上の通信インフラの一部が機能しなくなったが、スターリンクはこれを代替した。
ウクライナ戦争で見えた「スターリンク」の凄さとリスク/Wedge ONLINE.2022
通信が途絶えるということは情報の寸断であり、特に有事には死活的だ。ゼレンスキー大統領はWIRED誌の取材に対して、「(通信インフラが破壊され)占領されている都市から逃げ出してきた人々の話では、ロシア人たちはもうウクライナは存在しないと吹聴しており、その話を信じ始めている人さえいた」と語り、スターリンクを「とても、とても効果的」と評価する。
ウクライナ戦争で見えた「スターリンク」の凄さとリスク/Wedge ONLINE.2022
兵士たちはあちこちに座り、インスタグラムやフェイスブックをスクロールしたり、妻や恋人とメッセージのやり取りをしたりしていた。もし前線の兵士たちの意見が通るなら、イーロン・マスクはウクライナの英雄の地位を授けられるはずだ。彼が提供するスターリンク衛星ネットワークのおかげで、ウクライナ各地の戦場で兵士たちは無料でインターネットに接続できている。
絶え間ない砲撃で動けず……BBC取材陣、ウクライナ東部のロシア支配地域から報告/BBCニュース.2022
サイバー攻撃から窮地を救った
ウイルス解析にあたったロバート・リポブスキー氏は「とにかく忙しい夜だった」と振り返る。ウイルスを除去し、深夜まで分析や対策の検討を続け、関係者に周知した。分析の結果、ウイルスは昨年12月から作成されており、周到な準備をうかがわせるものだった。
[ウクライナの教訓 侵略半年]<1>露が衛星網奇襲、独の風力発電停止…激化するサイバー戦/読売新聞オンライン.2022
問題は衛星通信網だった。復旧が進まず、軍の指揮系統が混乱したまま侵略にさらされたが、2000機以上の衛星通信網「スターリンク」を擁する米宇宙企業スペースXが窮地を救った。
[ウクライナの教訓 侵略半年]<1>露が衛星網奇襲、独の風力発電停止…激化するサイバー戦/読売新聞オンライン.2022
さまざまな軍事作戦に利用
英タイムズ紙はウクライナ人将校の証言として、監視飛行中のドローンがスターリンク経由でロシア軍の様子を砲兵部隊に伝える仕組みを報じた。夜間には暗視機能が搭載されたドローンを駆使してロシア軍を急襲可能だという。英テレグラフ紙は、スターリンクによって敵機識別機能を持つ監視用ドローンと無人航空機を連携させた攻撃もできると報じている。
〝宇宙からウクライナ支援〟米大富豪のイーロン・マスク氏がプーチン氏を追い込む 人工衛星経由の通信システムを無償提供 ツイッター株の大量取得も話題に/iza.2022
またウクライナは傍受したロシア兵の会話を米国企業が提供した人工知能(AI)技術で文章に書き起こし て翻訳し、必要な部分を抜き出して作戦に役立てている。さらに別の企業から無償提供された AI 技術を使い、 SNS 投稿などから集めた顔写真データから戦死したロシア兵を特定して家族や友人に伝え、報道統制が敷か れて戦争被害が公とならないロシアでの厭戦気分を煽っている。これらのデータ通信も、スターリンクが担っ ていると見られている。
ロシアによるウクライナ侵攻の経済学(その2)/防衛研究所.2022(p.3)
首都陥落計画を排除
軍事ジャーナリストで評論家の潮匡人氏は「当初、48時間で陥落できるとしたロシア側の計画は、スターリンクを活用したウクライナ軍のドローン攻撃で一転した側面もある」と解説する。
〝宇宙からウクライナ支援〟米大富豪のイーロン・マスク氏がプーチン氏を追い込む 人工衛星経由の通信システムを無償提供 ツイッター株の大量取得も話題に/iza.2022
イーロン・マスクがプーチンと決闘!?
衛星インターネットサービス「スターリンク」の機材を届けるなど、ウクライナを支援してきたマスク氏は3月14日、Twitterでプーチン大統領にウクライナを懸けた決闘を申し込み、「この戦いに同意するか」と呼びかけた。
イーロン・マスク、プーチン大統領と「左手だけで戦ってもいい」。チェチェン首長の挑発に対抗/HUFFPOST.2022
同氏は「私はここで、ウラジーミル・プーチン氏に一対一の決闘を挑む。賭物はウクライナだ。」とツイートしている。
イーロン・マスク、プーチン大統領に「ウクライナ賭けた決闘挑む」とツイート/AMP.2022
また、プーチン氏の公式英語アカウント「President of Russia」に対し、ロシア語で「この決闘を受け入れるか?」とツイートした。
イーロン・マスク、プーチン大統領に「ウクライナ賭けた決闘挑む」とツイート/AMP.2022
自身のフォロワーから、真剣に考えた上での投稿ではないのではと問われると、「完全に真剣だ」と回答した。
マスク氏、プーチン氏に「決闘挑む」 ウクライナ懸け/AFPBB News.2022
I hereby challenge
— Elon Musk (@elonmusk) March 14, 2022
Владимир Путин
to single combat
Stakes are Україна
ウクライナのフェドロフ副首相はイーロンマスクを応援
フェドロフ副首相はツイッターで「私はマスクがプーチンを木星に送ることができると確信している」と述べ、マスク氏を応援した。
イーロン・マスク氏「プーチン、ウクライナかけて勝負しよう」ロシア側「お前は若造で弱い」/中央日報.2022
We can send him to Jupiter, just in case: https://t.co/0NShQYIuGM
— Mykhailo Fedorov (@FedorovMykhailo) March 14, 2022
ロシアの元副首相が反応
ロシア政府は無視を決め込んでいるが、代わりに元副首相でロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」のCEOであるドミトリー・ロゴジン(58)が受けて立った。マスク氏の“決闘申し込みツイート”を引用し「小悪魔のお前はまだ若い。弱すぎて、俺と勝負するのは無理。時間の無駄でしかない」などとつぶやいた。
イーロン・マスクのプーチン決闘申し込みに元ロシア副首相が〝代役〟名乗り SNSで非難応酬!/東スポWEB.2022
ちなみにこれはロシアの詩人アレクサンドル・プーシキンが、教会至上主義を風刺したおとぎ話「司祭とその使用人バルダの物語」(1830年)から引用した一節。貪欲で恩知らず、ごう慢な人間は必ず罰せられなければならない、との意味があるという。
イーロン・マスクのプーチン決闘申し込みに元ロシア副首相が〝代役〟名乗り SNSで非難応酬!/東スポWEB.2022
ロゴジン氏に若造呼ばわりされたマスク氏も黙ってはいない。「あなたはタフな交渉人なんですね! OK、ペイ・パー・ビューのお金を10%多くしてあげる」と返信。クマにまたがり上半身裸で水辺を疾走するプーチン氏と、火炎放射器を発射する自身の写真を並べ、「ファイターを選択して」とタイトルを付けた。続けて「彼(プーチン氏)はクマも連れてこられるよ」と挑発し返した。
イーロン・マスクのプーチン決闘申し込みに元ロシア副首相が〝代役〟名乗り SNSで非難応酬!/東スポWEB.2022
Ты, бесенок, еще молоденек,
— РОГОЗИН (@Rogozin) March 14, 2022
Со мною тягаться слабенек;
Это было б лишь времени трата.
Обгони-ка сперва моего брата.
А. С. Пушкин “Сказка о Попе и работнике его Балде” https://t.co/KuR328iH20
カディロフ首長 vs イーロン・マスク
マスク氏の次の〝対戦相手〟となったカディロフ首長は、メッセージアプリのテレグラムに「イーロン・マスクにアドバイスを送る。プーチンとあなたでは強さが違いすぎるので、はるかに弱いあなたを打ち負かすとプーチンはスポーツマンらしくないように見える。そこで女々しいElonaが残忍なElonになるために、チェチェン共和国のいくつかのセンターで訓練を受けることを提案する」と投稿。西洋の言語では名前の語尾がaで終わると女性的な響きとされることから、マスク氏の名前をもじって挑発した。
「イーロン・マスクVSプーチン」にチェチェン共和国・カディロフ首長が〝参戦〟/東スポWEB.2022
Telegram post by Ramzan Kadyrov, head of Chechen Republic! pic.twitter.com/UyByR9kywq
— Elon Musk (@elonmusk) March 15, 2022
「左手だけで戦う」これを受けてTwitterアカウント名を変更
マスク氏はこの申し出が気に入ったらしく、おそらく一時的なものだろうがアカウント名を変えたようだ(Twitterのアカウント名は簡単に変更できる)。同氏はカディロフ氏の投稿を引用したツイートで「お申し出ありがとう。でもこれ以上トレーニングしたら強くなりすぎてしまう。もし彼(プーチン氏)が決闘を怖がるなら、(左利きじゃないけど)左手だけで戦うよ。 Elona」と署名した。
イーロン・マスク氏、Twitter名を「イーロナ・マスク」に/ITmedia NEWS.2022
Thank you for the offer, but such excellent training would give me too much of an advantage.
— Elon Musk (@elonmusk) March 15, 2022
If he is afraid to fight, I will agree to use only my left hand and I am not even left-handed.
Elona
「私の大統領と決闘しようとしないでくれ」カディロフ首相がテレグラムに投稿
カディロフ氏はこれを受け、「Elonaはとても美しい名前だ。Musk氏が私の願いを聞いてくれて嬉しい。(中略)それでもElona、私の大統領と決闘しようとしないでくれ」とTelegramに投稿した。
イーロン・マスク氏、Twitter名を「イーロナ・マスク」に/ITmedia NEWS.2022
イーロン・マスクが大炎上!!その理由は和平案?
スターリンクが未曾有の危機に活躍したことは歴史に記録されるだろう。だが、最近ではウクライナでのサービス提供が危ぶまれる状況もあった。
ウクライナ戦争で見えた「スターリンク」の凄さとリスク/Wedge ONLINE.2022
イーロン・マスクが和平案を提示
マスク氏は10月4日、独自のウクライナ-ロシア「和平案」を提示し、ゼレンスキー大統領らの反発を招いた。控えめに言って、ロシアによる現状変更を追認するような「和平案」だ。
ウクライナ戦争で見えた「スターリンク」の凄さとリスク/Wedge ONLINE.2022
マスク氏は、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州について、国連の監視による選挙を通じて改めて住民の意思を問うべきで、「住民の意思が示されればロシアは立ち退く」と主張。またロシアが2014年に強制的に自国領土にしたクリミア半島を正式なロシアの一部として承認し、クリミアへの水資源供給を保障した上で、ウクライナが中立を堅持するという考えに賛成か、反対か答えてほしいとツイッターのユーザーに要請した。
マスク氏がウクライナ戦争終結案、ゼレンスキー大統領らは批判/REUTERS.2022
マスクはこのツイートにアンケート調査を含めたが、100万人以上の回答者の60%以上が彼の提案に反対票を投じた。マスクは、その原因が「これまで見た中で最大のボット攻撃」にあると述べ、彼がツイッターに偽アカウントやスパムアカウントが溢れていると主張していることを示唆した。
イーロン・マスクの「ロシア寄り」の和平提案に非難が殺到/Forbes JAPAN.2022
Ukraine-Russia Peace:
— Elon Musk (@elonmusk) October 3, 2022
– Redo elections of annexed regions under UN supervision. Russia leaves if that is will of the people.
– Crimea formally part of Russia, as it has been since 1783 (until Khrushchev’s mistake).
– Water supply to Crimea assured.
– Ukraine remains neutral.
「ロシア or ウクライナ」さらに別の投票を呼びかける
マスク氏はさらに「では、ドンバス地域とクリミアに住む人々の意思で、ロシアとウクライナのどちらに属するかを決めるというのはどうか」と別の投票を呼びかけた。
マスク氏がウクライナ戦争終結案、ゼレンスキー大統領らは批判/REUTERS.2022
マスク氏は、自分の提案が不評でも気にしないし、本当に心配しているのは「基本的に同一の結果になるのに、何百万人もが必要のない死を遂げるかもしれない」という点だと強調した。
マスク氏がウクライナ戦争終結案、ゼレンスキー大統領らは批判/REUTERS.2022
同氏は「ロシアの人口はウクライナの3倍以上で、ウクライナが全面戦争で勝利する公算は乏しい。ウクライナ国民の身の上を案じるならば和平を求める」としている。
マスク氏がウクライナ戦争終結案、ゼレンスキー大統領らは批判/REUTERS.2022
Let’s try this then: the will of the people who live in the Donbas & Crimea should decide whether they’re part of Russia or Ukraine
— Elon Musk (@elonmusk) October 3, 2022
ゼレンスキー大統領が非難
これにはウクライナからも、ウクライナ支持者たちからも批判が噴出。逆にロシア側からは評価する声が聞かれるなど、国際問題化した。ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のTwitterで「どちらのイーロン・マスクがより好きか?」と投稿し、「ウクライナを支援するマスク」「ロシアを支援するマスク」と、投票を行っている。欧米の利用者が圧倒的に多いTwitterだけに、「ウクライナを支援するマスク」の数が圧倒的に多いのは言うまでもない。
イーロン・マスク氏の「香水」はなぜ売れた? スターリンクを巡る物議も計算通りか/All About NEWS.2022
Which @elonmusk do you like more?
— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) October 3, 2022
ポドリャク大統領府長官顧問
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、既に「より良い和平プラン」があり、クリミア半島を含む領土の解放などが盛り込まれていると指摘した。
マスク氏がウクライナの「和平プラン」ツイート、大統領ら強く反発/Bloomberg.2022
Are you trying to legitimize pseudo-referendums that took place at gunpoint under conditions of persecution, mass executions and torture? Bad path.
— Михайло Подоляк (@Podolyak_M) October 3, 2022
「失せろ」ウクライナ大使や政治家からも非難が噴出
このアンケートに対し、メルニク大使はFワード付きで「唯一示される結果は、ウクライナ人がテスラのガラクタを買わなくなるということです。幸運を祈ります」「極めて外交的な返事は『失せろ(Fuck off)』です」とツイートしました。
イーロン・マスクがロシア・ウクライナ戦争についてTwitterでアンケートを実施しウクライナ大使が激怒/Gigazine.2022
このほかにも、ウクライナのメディアであるEuromaidan Pressや、ウクライナの政治家であるセルゲイ・プリトゥラ氏、オレキサンダー・シェルバ駐オーストラリア大使などがそれぞれアンケートに反応し、おおむね反感を示しました。また、ウクライナの映画監督だというヴォロディミル・デムチェンコ氏が行った「イーロンは口を閉じるべきか?」というアンケートには約4万票が投じられ、「はい」が80%を超えました。
イーロン・マスクがロシア・ウクライナ戦争についてTwitterでアンケートを実施しウクライナ大使が激怒/Gigazine.2022
ウクライナ紙「キーウ・ポスト」は「投票を実施するなら自分が知っている事柄を」と、マスク氏を批判した。
イーロン・マスク氏が「和平案」をツイート、ウクライナ猛反発/CNN.co.jp.2022
The only outcome ist that now no Ukrainian will EVER buy your f…ing tesla crap. So good luck to you .@elonmusk
— Andrij Melnyk (@MelnykAndrij) October 3, 2022
Should Elon shut up?
— Volodymyr Demchenko (@brokenpixelua) October 3, 2022
ロシアのメドベージェフ元大統領は称賛
一方、ロシアのメドベージェフ元大統領はツイッター上で、同氏に「よくやった」と称賛の言葉を送っている。
イーロン・マスク氏が「和平案」をツイート、ウクライナ猛反発/CNN.co.jp.2022
スターリンクが撤退!?イーロンマスクがまさかのツイート
この話が盛り上がると、さらにスターリンクにまで話題は及んだ。
イーロン・マスク氏の「香水」はなぜ売れた? スターリンクを巡る物議も計算通りか/All About NEWS.2022
「無料で提供し続けることは出来ない」
マスク氏の私案が物議をかもす中、マスク氏は、スペースXが既に手弁当で8000万米ドルの支出があり、22年内に1億米ドルを超えるとツイートした。「8000万米ドル」の内訳、つまり端末費用、メンテナンス、サポートの費用などがどこまで含まれるのかは不明だが、スペースX社が相当なコストを支払い続けていることは間違いない。
ウクライナ戦争で見えた「スターリンク」の凄さとリスク/Wedge ONLINE.2022
とうとうマスク氏は10月15日、「スペースXは過去の費用回収を求めている訳ではないが、既存のシステムを永続的に提供することはできず、一般家庭用の100倍のデータ使用量である数千台の端末を送ることもできない。これは非合理的だ」と述べた。
ウクライナ戦争で見えた「スターリンク」の凄さとリスク/Wedge ONLINE.2022
マスク氏によると、スターリンクのウクライナへの提供ですでにスペースXは8000万ドル(約120億円)を負担しており、年内には1億ドル(約148億円)を超える見通しとしている。
ウクライナのネット通信衛星サービス、無期限に費用負担できない マスク氏/AFPBB News.2022
SpaceX is not asking to recoup past expenses, but also cannot fund the existing system indefinitely *and* send several thousand more terminals that have data usage up to 100X greater than typical households. This is unreasonable.
— Elon Musk (@elonmusk) October 14, 2022
「コストを負担しないと停止する可能性」米国防省に書簡
米国時間10月14日のCNNの報道によれば、SpaceXは9月に米国防総省に対して、ウクライナにおけるStarlinkの支援を続けることはできないとの書簡を送った。
マスク氏、ウクライナへの「Starlink」支援中止を撤回/UchuBiz.2022
SpaceXは国防総省に宛てた書簡の中で「Starlinkの端末やサービスをウクライナに提供し続けるのが困難になりつつあり、毎月数千万ドルのコストを国防総省が負担しない限り、ウクライナ向けサービスを停止する可能性がある」と警告、SpaceXは慈善事業であるウクライナ向けサービスを「いつまでも無制限に維持することは出来ない」と訴えた。
ウクライナ軍が依存するStarlink、コスト負担の問題でサービス停止の危機/航空万能論.2022
アメリカ国防総省が費用を負担しなければウクライナへの無償のサービス提供を停止する可能性があるとしています。
「無期限に続けられない」マスク氏 ウクライナに無償提供の“スターリンク”について/KSBニュース | KSB瀬戸内海放送.2022
またMusk氏は在独ウクライナ大使からのウクライナ統治政策に関する「消え失せろ」というメッセージに対し、「それに従ったまでだ」と述べている。
マスク氏、ウクライナへの「Starlink」支援中止を撤回/UchuBiz.2022
We’re just following his recommendation 🤷♂️
— Elon Musk (@elonmusk) October 14, 2022
どこ払い!?スターリンクの費用
ただマスク氏が言うのと裏腹に、スターリンク設置のための費用はマスク氏側が完全に負担しているわけではない。
イーロン・マスク氏の「香水」はなぜ売れた? スターリンクを巡る物議も計算通りか/All About NEWS.2022
米国際開発庁がウクライナ輸送支援
3月上旬に米国際開発庁(USAID)は、スターリンクの端末をウクライナへ輸送するための支援についてスペースXとの調整を開始し、最終的に同庁は隣国のポーランドへ5000台を輸送する費用を負担し、ウクライナ政府と越境輸送について調整。さらに5000台のうち約1000万ドルに相当する3667台はスペースXが直接寄付したため、同庁は残りの1333台の費用を負担している。
スペースX「スターリンク」がウクライナで証明した宇宙・サイバー・電子戦での実力/新潮社 Foresight.2022
米国際開発庁は、「プーチンの残虐な軍事侵攻によって、ウクライナの光ファイバーや携帯電話通信インフラが切断されたとしても」、スターリンクの端末があれば、「無制限かつ遅延のないデータ接続」が可能となり、政府も市民も同様に通信を使えるようになると指摘している。
スペースX「スターリンク」がウクライナで証明した宇宙・サイバー・電子戦での実力/新潮社 Foresight.2022
端末飛鳥と持続料金の一部は非営利組織が負担
SpaceXは「ウクライナに提供された約2万台の端末費用(1500ドルと2500ドルの2種類)の約85%、毎月発生する接続料金の約30%を米国やポーランドといった国や非営利組織が負担、残りを同社が負担している。
ウクライナ軍が依存するStarlink、コスト負担の問題でサービス停止の危機/航空万能論.2022
スターリンクの開発には米軍が資金提供
ちなみにスターリンクの開発には、米軍も資金を提供している。
イーロン・マスク氏の「香水」はなぜ売れた? スターリンクを巡る物議も計算通りか/All About NEWS.2022
スターリンクの打ち上げは18年から始まった。19年には米軍の資金でスターリンクを使って米軍用機と暗号通信の接続テストを行っている。翌20年1月には、スターリンクの打ち上げ監督業務を第45宇宙航空団(後に米国宇宙軍に編入)が担当。同5月には米陸軍とスペースXとの間でスターリンクのブロードバンド通信を使用して、軍事ネットワークとしてデータ送信することに合意した。
ウクライナ軍を支える通信安保の強力ツール「低軌道衛星コンステレーション」=山崎文明/週刊エコノミスト Online.2022
また、10月にスペースXは、軍用衛星を開発するため、1億5000万ドルの契約を締結している。21年3月には米国空軍と協力してスターリンクインターネットをさらにテストする計画を発表するなど、まさに米軍との共同開発を行っている様が見て取れる。
ウクライナ軍を支える通信安保の強力ツール「低軌道衛星コンステレーション」=山崎文明/週刊エコノミスト Online.2022
最終的には、スターリンク衛星に偵察機能や気象観測装置、ナビゲーション機能を備えたものが開発され米軍の戦闘能力をさらに強化する計画のようだ。こうして見るとウクライナへのスターリンクの提供も米軍の実験の一環として行われたといえなくもない。
ウクライナ軍を支える通信安保の強力ツール「低軌道衛星コンステレーション」=山崎文明/週刊エコノミスト Online.2022
イーロンマスクが持続料金の差額の負担を要求
ウクライナ向けの契約は最も通信速度が速く安定性に優れたプラン(月額500ドル)が大半だが、同社は最も最上位のサービス提供しているため1契約毎に毎月4,500ドルの費用が発生している」と書簡の中で訴えており、この差額を国防総省に負担して欲しいと意味だ。
ウクライナ軍が依存するStarlink、コスト負担の問題でサービス停止の危機/航空万能論.2022
イーロン・マスクが前言撤回!!無償提供を続ける
米SpaceXや米TeslaのCEO、イーロン・マスク氏は10月15日(現地時間)、ウクライナ政府から要請を受けて3月から続けているStarlinkサービスの同国での無償提供を今後も続けるとツイートした。「Starlinkはいまだに損失を出している」が「われわれはそれでも善行をなすべきだ」ともツイートした。
マスク氏、「Starlinkは赤字だが、ウクライナ無償支援は続ける」/ITmedia NEWS.2022
マスク氏は前日に「無期限に資金を出し続けることはできない」とスターリンクによる支援中止を示唆していたが、1日で撤回した形だ。
ウクライナ情勢まとめ:露、制裁で戦車やミサイル作れず 米財務省報告(10月16日)/毎日新聞.2022
The hell with it … even though Starlink is still losing money & other companies are getting billions of taxpayer $, we’ll just keep funding Ukraine govt for free
— Elon Musk (@elonmusk) October 15, 2022
プーチンと話をした!?という説が浮上
このマスク氏の提案について、米トランプ政権下で国家安全保障会議のロシア担当首席顧問を務めたフィオナ・ヒル氏が、米政治ニュースサイト「ポリティコ」で、「イーロン・マスクがプーチンの代わりにメッセージを伝えているのは非常に明らかだ」と自身の見解を述べている。
「イーロン・マスクはプーチンのメッセージを伝えている」米元ロシア担当顧問の見解/Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN.2022
「2週間ほど前に聞かされた」地政学者ブレマーの証言
また10月11日には、地政学者のイアン・ブレマー氏がCNNのインタビューで『マスク氏から最近プーチン大統領と直接会話したと聞いた』と発言したことが注目を集めました。
イーロン・マスク、突如発表した「ロシア寄り和平案」はプーチンの差し金?…国際政治をめぐる奇々怪々/Smart FLASH[光文社週刊誌].2022
ブレマー氏が執筆するユーラシア・グループの週間リポートは、マクロヘッジファンドやファミリーオフィス、世界的な企業を含む多数の個人・法人顧客に配布されている。
マスク氏、ウクライナ巡りプーチン氏と直接話したとのリポート否定/Bloomberg.2022
ブレマー氏は最新リポートで、ウクライナでの戦争を終結させる上でのプーチン氏の最低要件を巡り、同氏と話し合ったとマスク氏から2週間ほど前に聞かされたと説明。一連の要件はマスク氏が3日のツイートで提案した内容を反映したものだったという。ロシア側が重ねて主張してきた要求の一部とも合致する。
マスク氏、ウクライナ巡りプーチン氏と直接話したとのリポート否定/Bloomberg.2022
ブレマー氏はリポートで、マスク氏から聞いた内容について執筆するつもりはなかったものの、ウクライナに関する同氏のツイートを見て、「何が起きているのか記すのが重要だと感じた」と打ち明けた。
マスク氏、ウクライナ巡りプーチン氏と直接話したとのリポート否定/Bloomberg.2022
「プーチンとは1年半ほど前に一度だけ話をした」イーロン・マスクが反論
これに対し、マスク氏は同日のツイートで、プーチン氏とは1年以上話していないと主張。「1度だけ話をしたが、それは1年半ほど前だ」「話題は宇宙だった」と書き込んだ。
マスク氏、「プーチン氏との会話」めぐり米政治学者と押し問答/CNN.co.jp.2022
No, it is not. I have spoken to Putin only once and that was about 18 months ago. The subject matter was space.
— Elon Musk (@elonmusk) October 11, 2022
両者の押し問答は続いた
ブレマー氏はその後、自身のツイッターで「イーロン・マスクは私にプーチン大統領やロシア政府と直接、ウクライナについて話したと言っていた。ロシア側にとって越えてはいけない一線とは何かという話もした」と投稿して反論。
イーロン・マスク氏、プーチン大統領と最近の直接会話のうわさを否定「1度だけで1年半ほど前」/日刊スポーツ.2022
マスク氏はその数分後、「誰もブレマー氏を信じるべきではない」とツイートした。
マスク氏、ウクライナ巡りプーチン氏と直接話したとのリポート否定/Bloomberg.2022
両氏はその後もTwitterでやり取りを続けましたが、『言った言わない』の押し問答になっています」(国際情勢に詳しいジャーナリスト)
イーロン・マスク、突如発表した「ロシア寄り和平案」はプーチンの差し金?…国際政治をめぐる奇々怪々/Smart FLASH[光文社週刊誌].2022
elon musk told me he had spoken with putin and the kremlin directly about ukraine. he also told me what the kremlin’s red lines were.
— ian bremmer (@ianbremmer) October 11, 2022