【ウクライナ危機㉒】領土と主権を守っている……。ウクライナがミンスク合意違反のドローン攻撃『バイラクタルTB2』

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【ウクライナ危機㉑】ロシア・ウクライナ・ベラルーシは1つの民族……プーチンが発表した“論文”に世界中で物議が巻き起こる!『ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性』
“https://diggity.info/society/ukraine-21/”

Bayraktar TB2

ドローン大国トルコとウクライナが急接近!状況が動き出す……。

WION/YouTube

ドローンは、「戦争を一変させる兵器」といわれている。

いまさら聞けない、ウクライナ国境にロシア軍を大集結させる「プーチンの本当の狙い」/現代ビジネス | 講談社.2021

軍事用ドローンの大群が上空から地上に突っ込んできて攻撃をしてくることは大きな脅威であり、標的である敵対者に与える心理的影響と破壊力も甚大である。ドローンはコストも高くないので、大国でなくとも購入が可能であり、攻撃側は自国の軍人が傷つくリスクは低減される。ウクライナやトルコのような国でもロシアのような大国に対して大きなダメージを与えることが可能だ。

トルコから軍事用ドローンを導入し、ロシアに対抗するウクライナ(藤谷 昌敏)/アゴラ 言論プラットフォーム.2021

なにしろ、空中を飛び回るドローン兵器は発見が難しい。熱源もなく、大きさも小型であるため、専用のレーダーが必要で、通常の地対空ミサイルのレーダーではまず捕捉できない。どう撃墜するかも問題だ。銃火器で撃墜しようとしても、ドローンは小型で撃墜しにくい。有人機なら、射撃によって乗員を怯ませることも可能だが、ドローンは動じることはない。

トルコから軍事用ドローンを導入し、ロシアに対抗するウクライナ(藤谷 昌敏)/アゴラ 言論プラットフォーム.2021

アルメニア・アゼルバイジャン戦争ではドローンが勝敗に大きく関わった

TRT World/YouTube

たとえば、2020年のアルメニア、アゼルバイジャン戦争では、アゼルバイジャン軍のドローン攻撃が大きな勝因となった。

いまさら聞けない、ウクライナ国境にロシア軍を大集結させる「プーチンの本当の狙い」/現代ビジネス | 講談社.2021

 ロシア製T-72戦車の横で1人の兵士がくつろいでいた。その直後、ドローン(無人機)から発射されたミサイルが戦車に命中して爆発し、オレンジ色の光を放った。兵士は吹き飛ばされ、戦車は煙に包まれた残骸になった。

トルコ製攻撃ドローン、戦争と地政学を一変/ウォール・ストリート・ジャーナル.2021

 このシーンは、昨年アゼルバイジャンでインターネット上に投稿された、新兵器の威力を示す何十もの空中撮影映像の一つだ。この新兵器は6週間にわたって、同国がナゴルノ・カラバフ地域の領土を取り戻すための戦闘に利用された。同地域はそれまで20年以上にわたり、ロシアの支援を受けたアルメニア軍に支配されていた。こうしたビデオには、戦車やトラック、指揮施設、迫撃砲陣地、レーダー施設などに対する攻撃の様子が映されていた。

トルコ製攻撃ドローン、戦争と地政学を一変/ウォール・ストリート・ジャーナル.2021
経済的に貧しい国でも空軍を部隊を買うことができる

「映像を見ると戦車や大砲、部隊が、いずれも無人航空機から攻撃されている様子が分かる」。そう語るのは、5月に退役する米陸軍・非対称戦連隊長のスコット・ショー大佐だ。

カミカゼ・ドローンで戦況は一変 米軍「最強」の座も危うい/Newsweek.2021

アゼルバイジャンがアルメニアを完敗させたことで明らかになったのは、今は比較的貧しい国でも、立派な「空軍」部隊をほとんど市販で買えるということだ。「この紛争で、資金の豊富でない国でも複合的な戦力を用いて戦えることがはっきりした」と、ショーは言う。

カミカゼ・ドローンで戦況は一変 米軍「最強」の座も危うい/Newsweek.2021

アゼルバイジャンがアルメニアを完敗させたことで明らかになったのは、今は比較的貧しい国でも、立派な「空軍」部隊をほとんど市販で買えるということだ。

カミカゼ・ドローンで戦況は一変 米軍「最強」の座も危うい/Newsweek.2021

現代の戦争では、敵軍を追跡し、殺すことがかつてないほど容易に、しかも安くできるようになった──これが昨年秋、ナゴルノカラバフ地域を実効支配していたアルメニアと、アゼルバイジャンの間で起きた紛争で、米軍の戦略家たちに突き付けられた現実だった。

カミカゼ・ドローンで戦況は一変 米軍「最強」の座も危うい/Newsweek.2021

“軍事用ドローン大国” トルコ

Military Analysis/YouTube

 トルコが近年、攻撃ドローン(無人機)の海外輸出を活発化させている。

【地球コラム】トルコ、攻撃ドローンの輸出拡大/JIJI.COM.2021

トルコは世界的にも軍事ドローンの開発技術が進んでいる。そして多くの紛争で使用されている。

エルドアン大統領「世界がトルコの軍事ドローンを認めてきた」軍事大学での講演で/Yahoo!ニュース.2021

 世界各地の小規模な軍隊は、敵の装甲部隊への攻撃用に、さほど高価でないミサイル装備型ドローンを配備している。この新戦術の効果は、昨年のさまざまな地域紛争で実証され、トルコとロシア間の戦略バランスを変化させてきた。手頃な価格のデジタル技術を組み込んだトルコ製のドローンは、シリア、リビア、アゼルバイジャンなどでロシア寄り勢力の戦車や装甲車、防空システムさえも破壊した。

トルコ製攻撃ドローン、戦争と地政学を一変/ウォール・ストリート・ジャーナル.2021
トルコは軍事ドローンや防衛技術のトップレベルを目標に掲げている

トルコのエルドアン大統領は2021年8月31日に軍事大学での講演で「世界がトルコの軍事ドローンの技術を認めてきました。トルコは軍事ドローン開発力において世界でも一番の技術力を有しています。そのような軍事ドローンはテロリズム対策やシリアからナゴルノ・カラバフの紛争まで多くに使われています。今後3年から5年の間に、軍事ドローンだけでなく、あらゆる防衛技術で世界のトップレベルまで行くことが目標です」と語っていた。

エルドアン大統領「世界がトルコの軍事ドローンを認めてきた」軍事大学での講演で/Yahoo!ニュース.2021

トルコ製ドローン「バイラクタルTB2」

Baykar Technologies/YouTube

 トルコの攻撃ドローンを代表するのが、防衛企業バイカルが開発した「バイラクタルTB2」だ。

【地球コラム】トルコ、攻撃ドローンの輸出拡大/JIJI.COM.2021
トルコのバイカル社が開発した無人戦闘機
米軍中央/YouTube

 バイラクタル TB2はトルコのバイカル社が開発した無人戦闘機で、全幅12メートルというサイズだ。空力特性に優れるブレンデッド・ウィング・ボディを採用し、滞空時間は最大30時間にも達する。尾翼は機動性に優れた逆V字翼となっている。

ロシア装甲車を破壊するトルコ製ドローン「TB2」 ウクライナの善戦支える/NewSphere.2022

同機のように中高度を長時間連続飛行する能力を持つ無人航空機システムは「MALE」(Medium-altitude long-endurance unmanned aerial vehicle)に分類されます。

ウクライナの英雄に? 無人機「バイラクタルTB2」大活躍 “バイラクタルの歌”が愛国歌に/乗りものニュース.2022

300キロ圏内を最速120ノット(時速約222キロ)で最長27時間にわたって飛行し、4発のレーザー誘導ミサイルを搭載できる。

ロシア戦車を破壊したウクライナ軍のトルコ製ドローンの映像が話題に/Newsweek.2022

 バイラクタルTB2はMALEの代表格であるアメリカのMQ-9B「リーパー」に比べるとサイズが一回り小さく、ミサイルや爆弾などの最大搭載量もMQ-9Bの1700kgに対して150kgと大きくはありません。ただ、機体が小型であることに加えて、F-16戦闘機などと同様に、主翼と胴体を一体化した「ブレンデッド・ボディ」を採用したユニークな機体形状により、MQ-9Bなどに比べてレーダーや目視による発見がされにくくなっているとも言われています。

ウクライナの英雄に? 無人機「バイラクタルTB2」大活躍 “バイラクタルの歌”が愛国歌に/乗りものニュース.2022
バイカル社のCEOはアルメニア・アゼルバイジャン戦争でのTB2を高評価

バイカル社のバイラクタル最高経営責任者(CEO)は今年2月、「(アルメニアは)TB2による攻勢を止めることができなかった」と述べ、その性能をアピールした。

【地球コラム】トルコ、攻撃ドローンの輸出拡大/JIJI.COM.2021

トルコのエルドアン大統領の娘婿セツクック・バイラクター氏が最高技術責任者(CTO)を務めるバイカル社では、「バイラクタルTB2」をはじめとする軍事用ドローンの輸出が拡大し、その規模は2020年時点で年間3億6000万ドル(約414億円)にのぼる。

ロシア戦車を破壊したウクライナ軍のトルコ製ドローンの映像が話題に/Newsweek.2022
アルメニア・アゼルバイジャン戦争を機に続々な国がTB2を配備、ウクライナもTB2購入

 ナゴルノカラバフ紛争を機に、ロシアと対立する北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドは「TB2」を配備する方針を決め、ラトビアも関心を示している。親ロシア派武装勢力との戦闘を続けるウクライナもTB2を購入した。

ロシアがAI部隊を編成へ 主役は殺人ロボットと無人機の「魂なき軍隊」/東京新聞 TOKYO Web.2021

トルクメニスタン軍は2021年9月に行われた軍事パレードで、トルコの軍事企業のバイカル社の攻撃ドローン「バイラクタル TB2」を初披露した。トルクメニスタンは1991年にソビエト連邦から独立して、今年で30年。トルクメニスタン軍は、2021年7月に3700万ドル(約41億円)でトルコの軍事企業バイカル社から購入していた。

トルクメニスタン、トルコの軍事ドローンを初披露:ソ連から独立30年の軍事パレードでロシアへの抑止/Yahoo!ニュース.2021
ロシア にとって「トルコ製ドローン」は明確な脅威!警戒を強める

特にロシアにとっては周辺の中小国が攻撃ドローンを大量に導入することは脅威である。NATOおよびEU加盟国で初めてトルコから軍事ドローンを購入したポーランド、ラトビアの標的は明らかにロシアであり、ロシアに対する抑止を狙っている。トルクメニスタンも同じである。

トルクメニスタン、トルコの軍事ドローンを初披露:ソ連から独立30年の軍事パレードでロシアへの抑止/Yahoo!ニュース.2021
ウクラナ国境付近での軍事演習でロシア軍は対ドローン兵器を投入

 ロシアとしては、軍事的にも、外交的にも、状況が変わったと考えているのだろう。特にトルコ製ドローンには警戒している様子で、対ウクライナ国境付近を含む南部軍管区での「軍事演習」には、対ドローン戦に有効とされる防空ミサイルシステム「トール」を投入した。

【地球コラム】ロシア軍演習で一触即発/時事ドットコム.2021

 実際、ウクライナはトルコ製の「バイラクタルTB2」を既に配備している。ロシアとの緊張が高まる3月下旬に、黒海上空で試験飛行を行い、4月に入ってからはドンバス地方近くにも飛ばした。先のナゴルノカラバフ紛争に際してトルコがアゼルバイジャンに供給した機種であり、負けたアルメニアの後ろ盾だったロシアが恐れるのも無理はない。

【地球コラム】ロシア軍演習で一触即発/時事ドットコム.2021
ロシアとウクライナが戦争になった場合にTB2効果的じゃないと予測されていたが……

 ただ、戦闘機戦力、防空システムともに貧弱なアルメニア軍とは異なり、ロシアは豊富な戦闘機戦力と防空システムを保有していることから、ロシアとの戦いでバイラクタルTB2を使用するウクライナは苦戦を強いられると予想されていました。

ウクライナの英雄に? 無人機「バイラクタルTB2」大活躍 “バイラクタルの歌”が愛国歌に/乗りものニュース.2022

 しかしその予想は覆され、バイラクタルTB2は開戦から現在までに多数のロシア軍兵器を破壊しており、その被害兵器の総額は、6億アメリカドルに及ぶとも言われています

ウクライナの英雄に? 無人機「バイラクタルTB2」大活躍 “バイラクタルの歌”が愛国歌に/乗りものニュース.2022

ウクライナ東部で男の子が死亡「親ロシア派はウクライナのドローン攻撃説を主張」「ウクライナ軍は否定」

ウクライナ東部でプーチン政権の影響下にある親ロシア派は4月3日、「(ウクライナ軍のドローン攻撃で)5歳の男児が死亡、60歳代の祖母が負傷した」と主張。ロシアの政権系メディアはこぞって引用して伝えた。停戦監視に当たるOSCEによると、前日に爆発で男児が犠牲となったことは事実だが、ドローン攻撃説についてウクライナ軍は、親ロシア派による「挑発だ」と一蹴した。

【地球コラム】ロシア軍演習で一触即発/時事ドットコム.2021

 ドローンを運用しているとしても、軍事目標ではなく、住宅地を狙うというのは合理性に乏しい。ロシアの独立系メディアも「プロパガンダ」と見なしており、ノーバヤ・ガゼータ紙は「大規模衝突の口実になりかねなかった」と警鐘を鳴らした。

【地球コラム】ロシア軍演習で一触即発/時事ドットコム.2021

トルコのエルドアン・ゼレンスキー両大統領が会談

Al Jazeera English/YouTube

ロシアとの緊張が高まる中、ウクライナのゼレンスキー大統領が4月10日にトルコを訪問した。

軍事ドローンで世界が注目 ロシア・ウクライナ緊張の間で、気になるトルコの立ち位置/朝日新聞GLOBE+.2021

「我々はクリミアの併合は断固として認めない。ウクライナの領土の一体性と主権を支持する」。エルドアン大統領はゼレンスキー大統領との共同記者会見で、こう力を込めた。同時にこう付け加えた。「我々の協力は、第三国を意識したものではない」。この「第三国」は、ロシアを念頭に置いているのは明らかだ。

軍事ドローンで世界が注目 ロシア・ウクライナ緊張の間で、気になるトルコの立ち位置/朝日新聞GLOBE+.2021

ロシアがウクライナとの国境に軍を集結させるなど両国の緊張が高まっていることを受け、エルドアン氏は「平和的解決に向け、必要な支援を提供する準備がある」と述べ、和平仲介に意欲を示した。ロシアメディアが伝えた。

トルコ大統領、ウクライナ情勢仲介に意欲 ロシアをけん制する意図か/Yahoo!ニュース.2021

 エルドアン氏はまた、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の併合を認めない、との立場を重ねて示した。エルドアン氏はクリミア半島の先住民族「クリミア・タタール人」を民族的な近さから「同胞」と呼び、クリミア奪還を目指すゼレンスキー氏を後押しする姿勢を見せている。

トルコ大統領、ウクライナ情勢仲介に意欲 ロシアをけん制する意図か/Yahoo!ニュース.2021
ロシアのラブロフ首相はドローンについて警鐘を鳴らす

ロシアの外相セルゲイ・ラブロフ氏がトルコや他の国がウクライナにドローンなどの武器を提供して、ウクライナの軍事力を強化していることに警鐘を鳴らした。セルゲイ・ラブロフ氏はロシアメディアのスプートニクの取材で語っていた。ウクライナの上空でトルコのバイカル社のドローン「バイラクタル TB2」が飛行しているとロシア政府は確認している。さらにウクライナは48機の「バイラクタル TB2」をトルコから購入すると2020年10月に報じられていた。

ロシア外相「トルコはウクライナに軍事ドローンを提供すべきではない」大国ロシアも脅威の攻撃ドローン/Yahoo!ニュース.2021

セルゲイ・ラブロフ氏は「トルコを含む全ての国はウクライナにドローンなどの武器を提供することによって、ウクライナの軍事化と緊張関係を生み出すことをやめるべきだ。ウクライナ政府はトルコのドローンを導入して紛争の激化と緊張関係を高めて、状況を変えようとしている。紛争が続いているドンバス地域では明らかにトルコのドローンが上空を飛んでいて、全く喜ばしい状況ではない。トルコはロシアから様々な製品を購入しており、それでドローンを製造して他国に輸出しているのは問題だ。これから2か国で議論していきたい」と訴えていた。

ロシア外相「トルコはウクライナに軍事ドローンを提供すべきではない」大国ロシアも脅威の攻撃ドローン/Yahoo!ニュース.2021

ウクライナとトルコは覚書に署名「ドローン部隊を整える」

ウクライナとトルコは9月下旬に覚書に署名し、ウクライナにドローンの合同訓練とメンテナンスセンターを設置した。

ウクライナは、トルコの無人機を使用して親ロシア分離派の砲兵を破壊することに成功しました, クレムリンはアンカラに暗示: 状況を混乱させる/VOI.2021
さらにウクライナはトルコから「自爆型ドローン a.k.a 神風ドローン 」も導入
Anadolu Agency/YouTube

ウクライナがトルコから導入している軍事用ドローンは、シリアやリビアにおける内戦や、アルメニアとアゼルバイジャンの紛争でも利用され、「神風ドローン(Kamikaze Drone)」、「Suicide Drone(自爆型ドローン)」、もしくは「Kamikaze Strike(神風ストライク)」と呼ばれている。

トルコから軍事用ドローンを導入し、ロシアに対抗するウクライナ(藤谷 昌敏)/アゴラ 言論プラットフォーム.2021

トルコの大統領がゼレンスキーと会談し声明を発表「クリミア半島併合をトルコは認めない」

 ウクライナとトルコが急接近している。ウクライナの一部を実効支配するロシアに対し、両国は圧力を強める構え。

ウクライナとトルコが急接近 「ロシアへの圧力」で一致 無人攻撃機生産でも協力/東京新聞 TOKYO Web.2020

 トルコのエルドアン大統領は10月16日、イスタンブールでウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、会見でこう説明した。

ウクライナとトルコが急接近 「ロシアへの圧力」で一致 無人攻撃機生産でも協力/東京新聞 TOKYO Web.2020

 「(ロシアによる)クリミア半島併合をトルコは認めない」

ウクライナとトルコが急接近 「ロシアへの圧力」で一致 無人攻撃機生産でも協力/東京新聞 TOKYO Web.2020

 ロシアがウクライナのクリミアを併合したのは14年。ウクライナ東部の一部地域もロシアを後ろ盾とする親ロ武装勢力が占拠、分離独立を主張している。エルドアン氏はウクライナの主権を侵しているとしてロシアをけん制した。

ウクライナとトルコが急接近 「ロシアへの圧力」で一致 無人攻撃機生産でも協力/東京新聞 TOKYO Web.2020

ウクライナ軍が実戦でTBT2を使用し親ロシア派を攻撃

WION/YouTube

ウクライナ軍が2021年10月に東部の紛争地域で新ロシア派武装勢力を攻撃した。その際にウクライナ軍はトルコの軍事企業から購入した攻撃ドローン「バイラクタルTB2」を初めて使用し、その動画も公開していた。

ウクライナが初めてトルコ製の攻撃ドローン使用・動画も公開:ロシアは警告/Yahoo!ニュース.2021

(前略)親露派勢力の122ミリ榴弾(りゅうだん)砲1門を破壊した。ウクライナ国防省は「親露派勢力が停戦ラインの13キロ先から120回続けて砲撃し、2人の死傷者が出た」とし、「停戦監視に当たる全欧安保協力機構(OSCE)に通報して対処を求めたが動きが無かったため攻撃に踏み切った」と説明している。攻撃後に砲撃は止まり、親露派側に死傷者は出なかった。

ウクライナ、ドローンが局面左右? ロシア兵器の天敵 逆用の恐れ/毎日新聞.2022
背景にはゼレンスキーの支持率低下

「政党『国民の僕』を立ち上げ、19年の大統領選で当選。ウクライナでは政治腐敗が続き、クリーンさが期待されましたが、“パンドラ文書”で大統領就任前に資産をタックスヘイブンに移していた疑いなどが指摘されました。19年は一家で10億円近い不動産収入もあった。内政でも成果が上がらず、昨年秋時点で支持率は25%まで落ちていました」(国際部記者)

“不死鳥の男”ゼレンスキーの「弱点」「夫人」「睡眠時間」/文春オンライン.2022

内戦が長引き、国民の支持が下がってきたこと に焦ったゼレンスキー大統領による反撃と見られています。

ロシア軍、ウクライナ侵攻?|池上彰/週刊文春 電子版.2021
ロシアはすぐに批判する「ミンスク合意違反だ」

ロシアは直ちに「停戦協定違反だ」と批判した。15年2月のミンスク合意(通称・ミンスク2)を受けて20年7月に強化された協定では、双方にドローンなど航空戦力の使用を禁じているからだ。さらに、翌27日には協定締結に尽力したドイツもウクライナを非難した。ドローン使用をきっかけに「東部戦線」が不安定化し、後ろ盾となるロシアを刺激すると警戒したためだ。当時、まさにロシアはウクライナ国境への軍増強を加速させている時期にあたった。

ウクライナ、ドローンが局面左右? ロシア兵器の天敵 逆用の恐れ/毎日新聞.2022
親ロシア派勢力は紛争がエスカレートする恐れがあると警告

親ロ派の後ろ盾のロシアは27日、紛争をエスカレートさせる恐れがあると警告していた。

クライナが初ドローン攻撃 親ロ派に大統領強気、欧米は苦言/JIJI.COM.2021
ゼレンスキー強気の生命を発表「領土と主権を守っている」

欧米がウクライナに苦言を呈する中、ゼレンスキー大統領は29日、「領土と主権を守っている」と強気の声明を出した。

クライナが初ドローン攻撃 親ロ派に大統領強気、欧米は苦言/JIJI.COM.2021

このドローン攻撃にプーチンが動く……。ロシア軍がウクライナ国境に集結

RE FILES/YouTube

これにプーチン大統領が敏感に反応します。実は親ロシア派武装勢力が支配している地域のロシア系住民の所得していたからです。もしロシア国民が住む地域がウクライナ政府軍によって占領されてしまうと、「自国民を保護できなかったではないか」とロシア国内で批判が高まります。

ロシア軍、ウクライナ侵攻?|池上彰/週刊文春 電子版.2021

 ドローンが北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコ製であることも、政治的に強い意味を持った。

ウクライナ、ドローンが局面左右? ロシア兵器の天敵 逆用の恐れ/毎日新聞.2022
9万人以上のロシア軍

ウクライナ国防省は11月2日、同国国境に近い露西部スモレンスク州に9万人規模の露軍部隊が集められていると発表。ブリンケン米国務長官やNATOのストルテンベルグ事務総長も今月中旬、ロシアの「異常な兵力増強」を指摘した。

露、ウクライナ国境に9万人部隊 侵攻を計画か/産経ニュース.2021
プーチンがドローンの開発・配備の強化を指示

【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は2日、南部ソチで開いた軍幹部や軍需産業代表らとの会議で、軍事用無人機の開発や配備を強化するよう指示した。

ロシア大統領 – 軍用無人機の開発強化指示/京都新聞.2021

 大統領は、ロシア軍が既に2千機を超す無人機を保有していると言及。シリア内戦への介入の経験などから「われわれは無人機の威力と同時に、それがいかに危険であるかもよく知っている」と述べ、人工知能(AI)を搭載した軍事用無人機の開発を集中的に進める必要があると指摘した。

ロシア大統領 – 軍用無人機の開発強化指示/京都新聞.2021
バイデン大統領の要請でCIA長官が急遽モスクワ(ロシア)入り!
TBS NEWS DIG Powered by JNN/YouTube

米中央情報局(CIA)のバーンズ長官がバイデン大統領の要請を受け、2日から2日間の日程でモスクワを訪れていることが、米大使館報道官の話で分かった。

米CIA長官がモスクワ訪問、パトルシェフ安全保障会議書記と会談/REUTERS.2021

バーンズ長官は代表団を率いており、二国間関係の多様な案件について、ロシア政府当局者と協議するとしている。

米CIA長官がモスクワ訪問、パトルシェフ安全保障会議書記と会談/REUTERS.2021

バーンズ氏はロシア大使を務めた経験があり、ロシア語に堪能。

米CIA長官がモスクワ訪問、パトルシェフ安全保障会議書記と会談/REUTERS.2021
プーチンの側近パトルシェフ安全保障会議書記らと対面で会談

バーンズ氏は2、3の両日、モスクワに滞在し、プーチン氏側近のパトルシェフ安全保障会議書記らと対面で会談していた。

ロ大統領、CIA長官と会談 サイバー安保など電話で協議/JIUJI.COM.2021

パトルシェフ氏は旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身で、同じくKGB出身のプーチン氏に極めて近い人物として知られる。バーンズ氏は職業外交官出身で、2005~08年に米国の駐ロシア大使を務めた

ロ大統領側近、CIA長官と会談/JIJI.COM.2021

 ペスコフ氏によれば、双方は米ロ関係や地域情勢のほか、サイバー安全保障などについて協議した。一方、米CNNテレビは、ウクライナ国境近くでのロシア軍部隊の集結情報をめぐり、ロシアに警告を発するためにバーンズ氏が派遣されたと報じた。

ロ大統領、CIA長官と会談 サイバー安保など電話で協議/JIUJI.COM.2021
プーチンと電話会談

プーチン氏に関しては、新型コロナウイルス感染防止の観点から電話での会談になったとみられる。

ロ大統領、CIA長官と会談 サイバー安保など電話で協議/JIUJI.COM.2021

バーンズ長官はプーチン大統領に対し、最近、ロシア軍がウクライナとの国境近くで兵力を増強しているとされることについて、懸念を伝えたとしています。

米CIA長官、訪露中プーチン氏と電話会談/日テレNEWS.2021
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冷戦期から実戦投入の時代、そしてAI化・群体化したドローン戦の未来まで、データに裏付けられた情報をもとに紹介、無人戦時代を包括的に捉えた注目の一冊。元CIA長官デヴィッド・ペトレイアス将軍も「非常に重要な一冊だ」と絶賛!(「紀伊國屋書店」データベースより)

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【ウクライナ危機㉓】国内では“オリガルヒ”との戦いが続いていた。その頃、世界を震撼させた巨大リーク「パンドラ文書」が公開……そこにはゼレンスキーの名前も『ゼレンスキー政権クーデター計画』
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