【ウクライナ危機(17)】軍事支援をして欲しければバイデンのスキャンダル調査しろ……。再選を目指すトランプ大統領がゼレンスキーに要求!?『ウクライナゲート』

【ウクライナ危機(17)】軍事支援をして欲しければバイデンのスキャンダル調査しろ……。再選を目指すトランプ大統領がゼレンスキーに要求!?『ウクライナゲート』

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【ウクライナ危機(16)】ドラマのような本当の話。英雄になったコメディアン『ウォロディミル・ゼレンスキー』
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Ukraine and America

アメリカとウクライナの関係

PBS NewsHour/YouTube

米国は、ウクライナにかかわる明確な国益を持つ。欧州の安全と繁栄は、米国の安全と繁栄に貢献した。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019

ウクライナは、2014年以降の同国東部へのロシアの侵攻や悪意ある広範な運動だけでなく、現在米国が直面しているより大きな地政学的な課題という意味でも、最前線にある。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019

2014年から続くアメリカによる軍事支援

アメリカとウクライナ軍の間には、長年にわたる関係性がある。アメリカは2014年以降、総額約15億ドル(約1600億円)もの軍事支援をウクライナに提供してきた。

【解説】 なぜウクライナはアメリカにとってそれほど重要なのか/BBCニュース.2019

その大部分は、ウクライナ軍の時代遅れな仕組みや動き方の近代化や、兵士の訓練に使われてきた。

【解説】 なぜウクライナはアメリカにとってそれほど重要なのか/BBCニュース.2019

14年にウクライナで盛り上がった「尊厳革命(Revolution of Dignity)」は、腐敗した親ロシアの指導者を追い出した。その後ロシアはウクライナに侵攻し、その領土の7%を占領した。当時ウクライナの国家機関は崩壊寸前だった。ウクライナの事実上の独立戦争に対して米国の支援は重要だった。最終的に、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)内で米国の完全な安全保障パートナーになる道を歩んでいる。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019
ウクライナの汚職問題とアメリカの取り組み

19年、ウクライナの市民は政治の聖火を、ソビエト時代ではなく独立後の同国で育った新世代に引き継いだ。41歳のゼレンスキー氏が大統領の座についた。その変化の中心にあるのは正義への渇望だ。正義なくして尊厳はない。正義をすべての人々に提供する司法部門がなければ、ウクライナ社会は不安定になる。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019

ウクライナの汚職に対する米国の取り組みは、ウクライナ政府が汚職を追跡し、犯罪行為を調査、訴追、そして判断できるような制度を構築することに焦点を当てている。原則として米国は他国に、政治的な調査や訴追に対応するように求めるべきではないと考えている。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019

ウクライナの天然ガス企業「ブリスマ」とバイデンの息子ハンター・バイデンの関係

ガス会社ブリスマの関与も、ウクライナで長期化する汚職問題の一端だ。14年以降、米国にとって最大の懸念だったのはブリスマの創業者であるミコラ・ズロチェフスキー氏だった。賄賂を受け取った検察官が調査を終結させたとの見方から、15年始めにズロチェフスキー氏の調査終了について問題提起していた。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019

その後、(バイデン前副大統領の息子である)ハンター・バイデン氏がブリスマの役員であることが発覚した。

ウクライナ疑惑めぐる公聴会 高官発言要旨/日本経済新聞.2019
2014年ハンター・バイデンが役員としてブリスマに入社

2014年、ハンター・バイデン氏はウクライナの国営天然ガス会社ブリスマに年間100万ドルのコンサルタントとして入社した。

ハンター・バイデン氏とウクライナの疑惑再び注目 ロシアの生物兵器に関する主張により/ARAB NEWS.2022

米紙ワシントン・ポストによると、報酬は月額で5万~10万ドル(約535万~1070万円)とかなりの高額だった。

ウクライナ疑惑 トランプ大統領が強気崩さぬ事情 上院の弾劾審議の行方は/毎日新聞.2019

同年4月に当時の副大統領である父親がウクライナを訪問し、ブリスマの幹部と会った。それから1カ月もしないうちに、有利な契約が転がり込んできた。

ハンター・バイデン氏とウクライナの疑惑再び注目 ロシアの生物兵器に関する主張により/ARAB NEWS.2022
当時、ウクライナ検察はマネーロンダリングや脱税の容疑でブリスマの調査を開始

ウクライナの検察当局は14年、ハンター氏が役員を務めていた同国の民間ガス会社ブリスマについて、マネーロンダリング(資金洗浄)や脱税の容疑で捜査に着手。

【地球コラム】潮目変わった? トランプ政権最大の危機「ウクライナ疑惑」の行方/JIJI.COM.2019
ウクライナ政権の腐敗に関して国際的圧力が高まっていた……オバマ政権にいたバイデンはショーキン検事総長の辞任を要求する

 一方、当時のウクライナ政権の腐敗ぶりに関しては、改善を求める国際的圧力があった。オバマ前政権ではバイデン氏がその先頭に立っており、汚職捜査に消極的だったショーキン検事総長(当時)の辞任を要求。

ウクライナ疑惑 トランプ大統領が強気崩さぬ事情 上院の弾劾審議の行方は/毎日新聞.2019
バイデンはウクライナ政府に10億ドルの援助を引き合いに検事総長解任要求

(前略)2015年、当時オバマ政権の副大統領であった父親のバイデン氏がウクライナを公式訪問し、同国大統領に対して10億ドルの政府借款をちらつかせつつ「ブリスマ」の捜査を指揮していた検事総長の解任を強く求めた。

バイデンのスキャンダル拡散を、SNS・リベラルメディアが阻止している/PRESIDENT Online.2020

その時のことをバイデン氏は、後に自慢げにこう振り返っている。

バイデンのスキャンダル拡散を、SNS・リベラルメディアが阻止している/PRESIDENT Online.2020

「彼らを見て言ったんだ、『私は6時間後に帰る』『あの検察官がクビにならなければ金(著者注:10億ドル)はもらえないよ』って。そうしたら、くそったれめ、奴はクビになったんだ」

バイデンのスキャンダル拡散を、SNS・リベラルメディアが阻止している/PRESIDENT Online.2020

バイデン氏は当時、複数の欧州首脳や国際通貨基金(IMF)首脳などと共に、ショーキン検事総長は汚職摘発に及び腰だと批判し、解任を求めていた。ショーキン氏の後任となったルツェンコ氏はその後、10カ月にわたりブリスマを調べたが、捜査はそこで終わった。

バイデン親子を捜査する必要なし ウクライナの前検事総長がBBCに/BBCニュース.2019

事の真偽は今もって定かではないが、ハンター氏はこのスキャンダルが報道されると、19年4月にブリスマ社の取締役を退任している。一方父のバイデン氏のウクライナへの肩入れはもともと強かったようで、副大統領在任中の4年間で6回も同国を訪問し、09年の最初の訪問時に既に「ウクライナがNATO加盟を選択するなら米国は強く支持する」と(中略)発言をしているということである。

ウクライナ紛争の背景にあるエネルギー事情(その1)/NPO法人 国際環境経済研究所.2022
トランプはこれについてバイデンの汚職疑惑として調査を依頼
Washington Post/YouTube

辞任後にショーキン氏が「自分がブリスマ社を捜査したため、バイデン氏に圧力をかけられた」と主張し、トランプ氏らの「息子を守るために検事総長を辞めさせようとした」という説につながった。

ウクライナ疑惑 トランプ大統領が強気崩さぬ事情 上院の弾劾審議の行方は/毎日新聞.2019

 バイデン氏は、検事総長解任を求めたのは「汚職への取り組みが不十分だったから」と説明したが、トランプ氏側は「息子をかばおうとした疑いがある」と主張。トランプ氏の個人弁護士を務めるジュリアーニ元ニューヨーク市長が調査を進めていた。ホワイトハウスが公表した電話会談記録でも、トランプ氏はジュリアーニ氏と会うようゼレンスキー氏に促している。

【地球コラム】潮目変わった? トランプ政権最大の危機「ウクライナ疑惑」の行方/JIJI.COM.2019

トランプ氏とその支持者たちは、バイデン氏が副大統領だった2016年当時、ウクライナの民営ガス会社ブリスマの汚職疑惑について捜査していた当時のヴィクトル・ショーキン検事総長の解任を求めたのは、ブリスマの役員だった息子ハンター氏を守るためだったと主張している。

バイデン親子を捜査する必要なし ウクライナの前検事総長がBBCに/BBCニュース.2019
これに対してさらなる疑惑が発生する

 これだけなら汚職対策を要請しただけで済むかもしれないが、米政府は電話会談の約1週間前、約4億ドル(約430億円)のウクライナ向け軍事援助を凍結していた。公表された会談記録を見る限り援助に関する言及はないが、凍結解除と引き換えにバイデン氏の調査を求めたとすれば、明確な「圧力」と認識され得る。

【地球コラム】潮目変わった? トランプ政権最大の危機「ウクライナ疑惑」の行方/JIJI.COM.2019
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全米で大ベストセラー。歪んだ大統領を生み出した一族の「腐食の連鎖」。(「BOOK」データベースより)

Ukrainegate

トランプ大統領最大の危機!?『ウクライナゲート』

Wall Street Journal/YouTube

トランプ政権に突然、「最大の危機」が訪れた。アメリカ史上初めて、弾劾され、罷免される大統領になるかもしれないという「ウクライナゲート」だ。

第101回 ウクライナゲート/eJapion.com.2019
きっかけはCIA職員の内部告発

発端はホワイトハウスに出向していたCIA(中央情報局)職員の内部告発で、トランプ氏とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の電話会談に関し監察官に宛てた9ページの書簡だ。

トランプはアメリカ初の罷免大統領になるのか「ウクライナゲート」で弾劾調査開始の波紋/東洋経済ONLINE.2019
内部告発者をトランプが脅迫

 ニューヨークタイムズは9月26日、この通報者がCIA(中央情報局)の局員だと報道。米国には「ホイッスルブロワー・プロテクション・アクト(公益通報者保護法)」という法があり、法の違反を通報した者は保護される。しかし、トランプ氏はこの法を無視しているのか、この通報者に対する攻撃を開始。ツイッターで、「私は二次的、三次的な情報を提出したこの人物だけでなく、情報を違法に提供した人物にも会いたい」「この人物はアメリカの大統領をスパイしていたのか? (もしそうなら)重大な結果が待っている」など、脅しとも取れるような発言をしている。

トランプ氏に政治生命最大の危機 政敵潰しを外国政府に依頼/NewSphere.2019

トランプがゼレンスキーとの電話会談「バイデンとバイデンの息子の調査依頼」

内容は、2019年7月25日、トランプ氏がゼレンスキー大統領に対し電話で、2020年大統領選の民主党有力候補で前副大統領のジョー・バイデン氏と息子のハンター氏について調査を依頼したという。

「ウクライナゲート」でトランプ氏再び危機。有罪の可能性とハードル/Business Insider Japan.2019

 コメディー俳優出身で5月に就任したゼレンスキー氏には外交の経験がない。南部クリミア半島がロシアに併合され、東部でも親ロシア派勢力との紛争が続く中、まず求められたのが支援する欧米諸国との関係構築だったが、パイプが細く、トランプ氏との会談の約束もなかなか得られていなかった。

元タレント大統領板挟み 「トランプ氏圧力」無視できず/朝日新聞デジタル.2019

なぜ?電話会談の前にウクライナへの軍事支援の送金を延期

CNN/YouTube

トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談の約1カ月前に、同国への軍事支援について尋ねていたことが新たに開示された米政府資料で明らかとなった。この電話会談がトランプ氏の弾劾調査のきっかけとなった。

トランプ氏、ウクライナ支援について尋ねていた-電話会談の1カ月前/Bloomberg.2019

  事情に詳しい関係者が23日夜に明らかにしたところによると、トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と7月25日に電話会談する少なくとも1週間前に、同国向け軍事支援4億ドル(約430億円)の送金延期をマルバニー大統領首席補佐官代行に命じていた。

トランプ氏、ウクライナ軍事支援停止は欧州との対立が原因と主張/Bloomberg.2019

同紙は内部事情に詳しい高官3人の話として、行政管理予算局(OMB)当局者らが7月半ばの会合で、トランプ氏の要請を国防総省と国務省に伝えたと報じている。当局者らはこの時、議会には「省庁間の手続き」上の理由で支援が遅れるとだけ説明し、詳しい情報を流さないよう指示を受けたという。

トランプ氏、ウクライナ大統領の電話会談前に支援保留を指示か/CNN.co.jp.2019

つまりトランプが国益や国家の安全より自分の利益を優先したのでは?と言われている疑惑

バイデン氏親子に関する捜査の協力を依頼していたことは既に大統領自身も認めている。国益や国家安全保障よりも個人的な政治目的を優先した疑いがある。弾劾・罷免の根拠となりうる大統領の職権乱用ともいえよう。

トランプはアメリカ初の罷免大統領になるのか「ウクライナゲート」で弾劾調査開始の波紋/東洋経済ONLINE.2019

 米メディアは一斉に飛びついた。それを「ウクライナゲート」と名づけた。

共和党上院議員35人がトランプ弾劾に賛成か/JBpress.2019

トランプが軍事支援を停止した理由を説明

トランプ米大統領はウクライナへの軍事支援停止を命じたことを認めた。ロシアが支援するウクライナ分離主義勢力との戦いで、欧州も応分の負担をしていないことに不満だったからだと主張した。

トランプ氏、ウクライナ軍事支援停止は欧州との対立が原因と主張/Bloomberg.2019
「アメリカはウクライナに多額の支援をしている、ヨーロッパなどはきちんと負担をしていない」

  トランプ氏は24日、支援停止はこれまで非公表にしていた欧州との対立が原因だと主張し、「私は常に不満だった。欧州など他国がウクライナに応分の負担をするまで、支援停止を継続する」と発言。「他国はそうしていない。米国は多額の支援を注いでいるが、私はなぜそうしているのかと問うている」と続けた。

トランプ氏、ウクライナ軍事支援停止は欧州との対立が原因と主張/Bloomberg.2019
EU「きちんと支援をしている」

  これについて欧州連合(EU)は、ウクライナに対して2014年以降、国内の汚職対策と行政機構改革を支援するため供与と融資合わせ150億ユーロ(約1兆7700億円)超を提供したと回答した。

トランプ氏、ウクライナ軍事支援停止は欧州との対立が原因と主張/Bloomberg.2019
「腐敗していると思う国に資金提供をしたくない」

トランプ氏は仮定の話として、「腐敗していると思う国に、金は提供したくないのだから、時と場合によっては腐敗について話すのはとても大事だ」と述べていた。

【解説】 トランプ氏とウクライナの電話に何が? ウクライナ疑惑とは/BBCニュース.2019

アメリカはウクライナに援助を提供しているのだから、「その国が正直だと確認したい」とも述べた。

【解説】 トランプ氏とウクライナの電話に何が? ウクライナ疑惑とは/BBCニュース.2019

ツイッターではトランプ氏はさらに直接的な表現で、このウクライナ疑惑は民主党と「悪玉メディア」がでっちあげたものだと攻撃している。23日のツイートでは、「メイクニュース・メディアは今度は僕が『電話の最中に少なくとも8回、ウクライナ大統領に圧力をかけた』と言っている。これは、事実関係を直接知りもしない『内部告発者』からの情報らしい。またしても民主党と悪玉メディアの詐欺だ」と書いた。

【解説】 トランプ氏とウクライナの電話に何が? ウクライナ疑惑とは/BBCニュース.2019

ウクライナでは汚職が蔓延しているので、3億9100万ドル(約424億円)の軍事支援を「浪費したくなかった」と言うのです。それにもかかわらず、トランプ氏は汚職撲滅の立場をとっていたヨバノビッチ駐ウクライナ大使を5月に突然解任しました。

トランプが陰謀論にこだわる理由/WEDGE Infinity.2019
「ウクライナにあると言われている民主党全国委員会サーバーの調査要請のため」

ミック・マルバニー米大統領首席補佐官代行は17日、ホワイトハウス記者団に対して、ウクライナにあると噂されている民主党全国委員会(DNC)のコンピューター・サーバーの調査を要請するために、同国に対する軍事支援を保留したと述べました。ウクライナ政府が民主党全国委員会のサーバーに関する調査を実施すれば、見返りとして軍事支援を行うという意味になります。

トランプが陰謀論にこだわる理由/WEDGE Infinity.2019

 マルバニー氏はこれについて「外交政策ではよくあることだ」と語り、軍事支援を見返りとしたことを正当化しました。確かに、外交交渉では当事国間で交換条件としての見返りの提示があるのかもしれません。

トランプが陰謀論にこだわる理由/WEDGE Infinity.2019

 しかし、トランプ大統領はこれまでゼレンスキー大統領との間に見返りはなかったと断言してきました。トランプ・マルバニー両氏の主張は明らかに矛盾しています。

トランプが陰謀論にこだわる理由/WEDGE Infinity.2019

ロシアゲートを調査したサイバーセキュリティー企業「クラウドストライク」

CNN/YouTube

 トランプ大統領は7月25日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談で、2つの要求を行った。1つは、弾劾事案とされるバイデン親子への捜査要求である。そしてもう1つ、「クラウドストライク」(以下、CS社)という企業の名前を挙げて、ロシア疑惑の発端についてウクライナ政府に捜査を要求したのだ。

トランプが「根拠のない世界」に浸かる狙い/JBpress.2019
クラウドストライクとは

 CS社は2011年に創設された、米カリフォルニア州のシリコンバレーを本拠地とするサイバーセキュリティー企業である。そのソフトウェアの「ファルコン」は、「ゴールドマン・サックス」や「アマゾン」など多くの大企業が契約している。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長のパロディ映画を製作した「ソニー・ピクチャーズ」がハッキングされた際、米連邦捜査局(FBI)とソニー・ピクチャーズはCS社に調査を依頼してハッキングの鑑識調査を行い、北朝鮮の犯行であると断定し名前を上げた。

トランプが「根拠のない世界」に浸かる狙い/JBpress.2019
ヒラリーのメール流出事件を調査「ハッキングの犯人はロシア」

ロシア疑惑──。2016年の米大統領選挙期間中、民主党本部がロシアの情報機関にハッキングされ、ヒラリー・クリントン候補のものを含む大量の電子メールが流出した。このとき調査に当たり、「ハッキングにロシア政府が関与している」と発表したのが、クラウドストライクだったのだ。

ついに弾劾へ! ウクライナ疑惑で悲鳴をあげる「裸の王様」トランプ/現代ビジネス | 講談社.2019

ニューヨーク・タイムズによると、共和党全国下院委員会もサーバーへの不正侵入についてクラウドストライクに調査を依頼したことがあるという。

トランプがウクライナ大統領に調査を依頼したもう1つの会社クラウドストライクとは/Newsweek.2019
クラウドストライクはウクライナにある!?トランプが調査を依頼

しかし、トランプ氏はクラウドストライクのサーバーがウクライナに存在するといった陰謀説を証明しようと、ウクライナ政府に捜査を依頼したというのだ。

トランプ大統領の弾劾調査は新次元へ進んだ/東洋経済ONLINE.2019
トランプは陰謀論「DNCサーバー」を信じていた!?
NBC News/YouTube

トランプは2017年7月22日にこうツイートしている。「DNCはなぜ、サーバーをFBIに調べさせず、いまだにFBIの調査を拒んでいるのか。これはすべて選挙に負けたことの言い訳にするためで、民主党の大々的なペテンだ」

トランプがウクライナ大統領に調査を依頼したもう1つの会社クラウドストライクとは/Newsweek.2019
民主党全国委員会(DNC)がウクライナにサーバーを隠し持っているという噂

「DNCのサーバー」とは、民主党がウクライナ国内のどこかにコンピューター・サーバーを隠し持っているという、未確認のうわさを意味する。

ホワイトハウス、ウクライナ軍事援助と民主党に対する捜査要請の関連認める/Newsweek.2019
サーバーをハッキングしたのはロシアではなくウクライナ当局だとしたら

このうわさによると、このサーバーをハッキングしたのはロシアではなく、ウクライナ当局で、2016年大統領選でトランプ氏の当選を助けたことになっている。

ホワイトハウス、ウクライナ軍事援助と民主党に対する捜査要請の関連認める/Newsweek.2019
ロシアゲートを調査したクラウドストライクのサーバーがウクライナにあると噂がある

クラウドストライクは、民主党全国委員会(DNC)のメールをハッキングしたのはロシアであり、ウクライナであるという説は誤りであると証明した。これはその後、FBI(連邦捜査局)も確認している。しかし、トランプ氏はクラウドストライクのサーバーがウクライナに存在するといった陰謀説を証明しようと、ウクライナ政府に捜査を依頼したというのだ。

トランプ大統領の弾劾調査は新次元へ進んだ/東洋経済ONLINE.2019
ヒラリー(民主党)とウクライナ資産家が民主党のサーバーにハッキング、ロシアが介入したように見せかけた

どうやらトランプは、DNCへのサイバー攻撃はヒラリー・クリントンとつながりがあるウクライナの資産家が仕組んだ陰謀で、ロシア政府が米大統領選に介入したように見せかけた、と主張したいらしい。

トランプがウクライナ大統領に調査を依頼したもう1つの会社クラウドストライクとは/Newsweek.2019
つまりロシアゲートで被害を受けたのはヒラリーではなく自分(トランプ)

 仮にそうなれば、トランプ大統領は「外国政府による選挙介入の本当の被害者はヒラリー(クリントン元国務長官)ではなく自分である」と主張することが可能になるからです。トランプ大統領がウクライナ介入説にこだわる理由はそこにあります。

明治大学海野教授が解説、トランプ弾劾公聴会で見えてきたこと/WEDGE Infinity.2019

トランプ大統領の弾劾調査を開始

ABC News/YouTube

 9月24日、 米下院はトランプ大統領の弾劾に向けた正式調査を開始する。

アングル:大統領弾劾とは何か、トランプ氏巡り調査開始へ/REUTERS.2019

ナンシー・ペロシ米下院議長(民主党)が、ドナルド・トランプ大統領に対する正式な弾劾調査を指示したと表明したのです。

【WSJ3分解説】「トランプ弾劾調査」でほくそ笑むのは誰?/ダイヤモン・ドオンライン.2019

ペロシ氏は国民の分断を招くとして、弾劾手続きの開始にこれまで慎重でした。

トランプ氏弾劾調査 ウクライナ疑惑3つのポイント/日本経済新聞.2019
弾劾とは

弾劾とは大統領を罷免するために必要な手続きです。合衆国憲法で大統領は「反逆罪、収賄罪その他の重大な罪または軽罪」で弾劾訴追され、有罪になれば罷免されると規定しています。

トランプ氏弾劾調査 ウクライナ疑惑3つのポイント/日本経済新聞.2019
下院の過半数で訴追、上院3分の2以上が賛同すれば有罪

 弾劾の手続きを始めるのは下院で、過半数が弾劾に賛成すれば、対象者が訴追される。その後、弾劾裁判を行うのは上院だ。上院議員一人一人が陪審員の役割を担い、大統領の弾劾裁判では連邦最高裁の長官が裁判長を務める。裁判に出席した上院議員の3分の2以上が賛同すれば有罪となり、有罪の場合は罷免して失職させたり、将来にわたって米国の公職に就くことを禁じたりすることができる。

米の弾劾制度、権力の乱用チェック 政治的な色彩も強く/朝日新聞デジタル.2021
上院の過半数は与党・共和党!つまり訴追したとしても却下される可能性が非常に高かった

ただ上院の過半数を与党・共和党が握るため、仮に下院で訴追しても罷免は失敗するのが現時点のメーンシナリオです。

トランプ氏弾劾調査 ウクライナ疑惑3つのポイント/日本経済新聞.2019
弾劾調査が進む中で政権は非協力体制

 トランプ米大統領の弾劾訴追に向けた下院委員会の非公開の公聴会が連日、開かれている。

政敵駆逐、私的人脈頼み ウクライナ疑惑深まる 米下院公聴会/毎日新聞.2019
ホワイトハウスは弾劾調査を批判し協力を拒否

 10月8日、米ホワイトハウスは、野党民主党が多数派を占める下院による大統領弾劾調査は憲法が保障する適正手続きに違反していると批判し、「違憲な」調査への協力は拒否すると表明した。

米ホワイトハウス、弾劾調査に協力拒否 「憲法上の手続きに違反」/REUTERS.2019
トランプ「弾劾調査は“ディープステート”によるもの」

トランプ政権は弾劾調査を、民主党が始めた「党派対立」、あるいは国家に従わない官僚軍団「闇の国家(ディープステート)」によるものだ、と訴えて、共和党の支持を固めると同時に、他の話題で国民の気を散らすことで、この苦境を乗り越えようとしている。今のところ、この戦略は効果を発揮し、議会共和党の多くはトランプ政権と歩調を合わせているため、上院の雰囲気は罷免には程遠く、大統領の座は揺るぎない。

トランプ大統領と闘う正体不明の内部告発者/東洋経済ONLINE.2019

10月6日のフォックスニュースにおいて、ホワイトハウスのスティーブン・ミラー上級顧問は、内部告発者を「ディープステートの工作員」と呼び、トランプ政権発足以降に選挙で選ばれていない政府職員がトランプ大統領を失脚させようと企んでいることの一環である、と主張した。

トランプ大統領と闘う正体不明の内部告発者/東洋経済ONLINE.2019
共和党議員が調査を妨害

 23日、20人以上の共和党議員が集団で、米下院の委員会室に突入した。

高官が次々「見返り」証言 弾劾調査、トランプ氏の誤算/朝日新聞デジタル.2019

 当時、室内では弾劾調査を進める3委員会が、ウクライナなどを担当するクーパー国防次官補代理から、事情聴取をしようとしていた。しかし、突入した議員たちは証言が非公開で行われることを批判し、「まるで旧ソ連のような調査が、米国で許されるべきではない」(スカリス下院議員)と主張。ピザやハンバーガーを注文してまで居座り、約5時間にわたって調査を妨害した。

高官が次々「見返り」証言 弾劾調査、トランプ氏の誤算/朝日新聞デジタル.2019

 下院側は「証言のすりあわせを防ぐために非公開としている」と説明し、議事録も公開する予定という。また、調査には共和党の議員も参加している。それにもかかわらず、「実力行使」で調査を止めたのは、トランプ氏の危機感の表れだ。抗議に参加した議員の多くはトランプ氏と近い関係にある。メンバーの一人は米メディアに対し、前日にトランプ氏と会い、「強く出ろ」と指示されたことを明かした。

高官が次々「見返り」証言 弾劾調査、トランプ氏の誤算/朝日新聞デジタル.2019
トランプ「弾劾調査は魔女狩り」

トランプ氏は24日、7月25日に行われた問題の電話会談について、「非常に友好的でまったく適切なもの」であり、「ゼレンスキー氏に一切圧力をかけていない」とツイートした。その後、下院による弾劾調査は「魔女狩りだ」と反発した。

アングル:大統領弾劾とは何か、トランプ氏巡り調査開始へ/REUTERS.2019
そんな中でも進む調査、個人弁護士ジュリアーニの関与!?次々と重要な証言が相次ぐ

 トランプ政権は弾劾調査に協力していないが、米国のヨバノビッチ前駐ウクライナ大使や、国家安全保障会議(NSC)欧州ロシア上級部長だったフィオナ・ヒル氏らが、下院委で非公開で証言に応じている。

軍事支援、バイデン氏調査が条件 ウクライナ疑惑で臨時代理大使が証言/iza(イザ!).2019
裏のルートでウクライナに関与・その中心にはトランプの顧問弁護士ジュリアーニ

複数の証言者から明らかにされたのは、正規ルートである国務省のキャリア官僚とは別に、トランプ氏の指揮のもとで、自らを「3人のアミーゴ」と称する、トランプ氏に近い政治任用者がウクライナ政策を担っていたことだ。ゴードン・ソンドランド駐EU(欧州連合)大使、カート・ボルカ―・ウクライナ特使、そしてリック・ペリー・エネルギー長官である。

トランプ大統領の弾劾調査は新次元へ進んだ/東洋経済ONLINE.2019

さらに証言から判明したのは、「3人のアミーゴ」の背後には大統領顧問弁護士を務めるルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長がいて、対ウクライナ政策に大きく関与していたことだ。

トランプ大統領の弾劾調査は新次元へ進んだ/東洋経済ONLINE.2019

ゼレンスキー氏がウクライナの大統領に就任した3日後の2019年5月23日、ホワイトハウスでソンドランド駐EUアメリカ大使をはじめウクライナを担当する政府高官がトランプ大統領と面談し、ゼレンスキー氏のホワイトハウス公式訪問などを提案した。そこで、トランプ氏ははジュリアーニ氏を通すよう指示したことが明らかとなっている。つまり、「3人のアミーゴ」と大統領顧問弁護士のジュリアーニ氏による「影の外交」ルートが正規ルートとは別に構築されていたのだ。

トランプ大統領の弾劾調査は新次元へ進んだ/東洋経済ONLINE.2019

 トランプ氏が外交関係者に対して、自身の顧問弁護士でバイデン氏を調査していたジュリアーニ元ニューヨーク市長と協力するよう指示した、などとする証言もあり、民主党は事実関係の調査を進めている。

軍事支援、バイデン氏調査が条件 ウクライナ疑惑で臨時代理大使が証言/iza(イザ!).2019
ジュリアーニはCNNに出演時にウクライナに調査依頼をしていたことを認めていた

ジュリアーニ氏は9月19日に米CNNに出演した際、自分がウクライナにバイデン氏の捜査を依頼したかどうかについて、いったん否定してから「もちろんそうした!」と肯定し、発言が矛盾していると指摘されるとそれを否定していた。

米民主党、トランプ氏の顧問弁護士ジュリアーニ氏に書類提出命令/BBCニュース.2019

これについてジュリアーニ氏は、自分は「巨大な贈収賄の仕組みにジョー・バイデンがわずかにでも関与したかもしれないという告発が、自分の依頼人(トランプ氏の意味)に関係する」ため、ウクライナに調べて欲しいと頼んだのだと説明した。

米民主党、トランプ氏の顧問弁護士ジュリアーニ氏に書類提出命令/BBCニュース.2019
ジュリアーニの協力者2人が逮捕!?有罪判決をうける

トランプ米大統領の個人弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏と関係の深い男2人が、2018年に米国の選挙候補者への違法な外国からの寄付に関わったとして逮捕・起訴された。2人は米民主党を不利にする情報をウクライナで収集する計画で、ジュリアーニ氏を助けた人物。

ジュリアーニ氏に近い2人、違法寄付で起訴-ウクライナで協力関係/Bloomberg.2019

  起訴されたのはレフ・パルナス被告とイゴール・フルマン被告。2人とも米国籍だが、パルナス被告はウクライナで、フルマン被告はベラルーシで生まれている。

ジュリアーニ氏に近い2人、違法寄付で起訴-ウクライナで協力関係/Bloomberg.2019

検察によると、両被告は米連邦および州政府の選挙の候補者に対し、ロシアの実業家による100万ドル以上の寄付を含む海外資金を献金するために共謀した疑いがある。また、選挙資金管理団体「スーパーPAC」の1つでトランプ支持派の「アメリカ・ファースト・アクション」に2018年5月に32万5000ドルを献金した際、献金者として自分たちの身元を隠し、天然ガス会社と偽って報告した疑いがある。

ウクライナ疑惑でジュリアーニ氏支援の2人、NY検察が起訴/REUTERS.2019

米国の選挙資金法は「外国人による選挙活動への貢献や献金を求めたり受け取ったりしてはならない」と規定しており、これに抵触した可能性がある。

米大統領顧問弁護士の協力者逮捕、ウクライナ疑惑の2人/日本経済新聞.2019

米ニューヨークの連邦裁判所の陪審は22日、トランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長と協力関係にあったウクライナ出身の実業家レフ・パルナス被告に対し、選挙資金法違反などの罪で有罪評決を下した。米メディアが伝えた。

トランプ氏元弁護士の協力者有罪 ウクライナ疑惑に関与―米/JIJI.COM.2019
レフ・パルナスは後に弾劾調査に協力する

 11月4日、米民主党のバイデン前副大統領に関する調査でトランプ大統領の顧問弁護士ジュリアーニ氏を支援したウクライナ出身の米実業家が、議会の弾劾調査に協力する姿勢に転じた。

ウクライナ疑惑でジュリアーニ氏支援の実業家、弾劾調査に協力へ/REUTERS.2019

同被告は10月、下院委員会による文書提出や証言の要請を拒否していたが、弁護士によると、被告はこれらの要請に応じる姿勢に転じた。

ウクライナ疑惑でジュリアーニ氏支援の実業家、弾劾調査に協力へ/REUTERS.2019

親トランプの選挙資金管理団体などへの違法寄付で10月に起訴されたレフ・パルナス被告は、バイデン氏に関する調査でジュリアーニ氏を支援したとされ、弾劾調査で重要人物の1人となる。

ウクライナ疑惑でジュリアーニ氏支援の実業家、弾劾調査に協力へ/REUTERS.2019

トランプがゼレンスキーとの電話会談を公開

Business Insider/YouTube

 9月25日、トランプ米大統領は、来年の大統領選での政敵追及のため、ウクライナのゼレンスキー大統領に協力するよう圧力をかけたとされる問題で、ゼレンスキー氏と7月に行った電話会談の記録を公開した。

焦点:トランプ氏の電話記録、ウクライナに痛手 勝者はロシアか/REUTERS.2019

トランプ大統領がホワイトハウスのシチュエーションルームでゼレンスキー大統領と電話会談を行なったのは7月25日午前9時03分から30分間である。

「ウクライナ疑惑」SECRETの通話記録を公開した、トランプの鋭い思惑/現代ビジネス | 講談社.2019
政府職員書き起こした文章

トランプ大統領はツイッターで、「完全に機密解除された未編集の通話記録」を25日に公表すると約束していた。しかし、ホワイトハウスが25日朝に公表したのは、政府職員が会話の内容を聞いて書き起こした文書だった。

トランプ氏の通話記録を公表 ウクライナにバイデン氏捜査を働きかけ/BBCニュース.2021

トランプ大統領
偉大な勝利をおめでとう。我々はみな米国から見ていた。素晴らしい仕事だった。多くのチャンスを与えられていたわけではないが、劣勢をはねのけたやり方、あなた方はたやすく勝利をつかんだ。すばらしい成功だ。おめでとう。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

ゼレンスキー大統領
完全にその通りだ、大統領閣下。我々は大きく勝利し、このために懸命に働いた。多くの働きをしたが、我々はあなたに、あなたから学ぶ機会があったことを伝えたい。あなたの手腕や知見を多く利用し、我々の選挙に取り入れ、そう、これらはユニークな選挙戦だった。あなたが最初に私に祝福の電話をかけてくれたのは私が大統領選に勝ったときだった。そして次にあなたが今、私に電話をかけてくれているのは私の政党が議会選で勝ったときだ。もっと出馬して、もっとあなたが私に電話をかけ、もっと我々が電話で会話できるようにしたいと思っている。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ氏 (笑い)それは非常にいい考えだ。あなたの国民はとても喜ぶだろう。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

ゼレンスキー氏 実を言うと、我が国で「沼を排水」(腐敗を一掃)したいから我々は一生懸命励んでいる。多くの新しい人材を登用した。古い体質の政治家や典型的な政治家ではない。新たな形、新しいタイプの政府を求めているからだ。その点であなたは素晴らしい教師だ。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

トランプ大統領
「それは嬉しいことだ。
我々はウクライナにいろいろと尽くしてきている。
多くの努力と時間を費やしてきている。
欧州の国々が費やしているよりもっと多くをだ。

「見返りは求めていない」とトランプが明言 疑惑の真相は確たる証拠をもとに判断せよ!/FNNプライムオンライン.2019

彼らはもっと貴国を助けるべきだと思う。
ドイツは貴国に対して実質的に何もしてきていない。
彼らは口先だけなのだ。
あなたはこれについて彼らに問うべきだと思う。

「見返りは求めていない」とトランプが明言 疑惑の真相は確たる証拠をもとに判断せよ!/FNNプライムオンライン.2019

私はアンジェラ・メルケル(独首相)と話すと、彼女は「ウクライナ」とよく言うが、彼女は何もしない。
欧州の国々の多くも同様だ。
だから貴方はこの問題について取り組むべきだと思う。

「見返りは求めていない」とトランプが明言 疑惑の真相は確たる証拠をもとに判断せよ!/FNNプライムオンライン.2019

それに比べて米国はウクライナに対してとても、とても良くしてきた。
だからと言ってウクライナ側から見返りが必要だというわけではない。
いろいろと良くないことが起きているが、米国はとてもよくしてきたはずだ。」

「見返りは求めていない」とトランプが明言 疑惑の真相は確たる証拠をもとに判断せよ!/FNNプライムオンライン.2019

ゼレンスキー氏 あなたは全く正しい。100%どころか、1000%。次のことが言える。アンゲラ・メルケルと話をし、面会した。マクロン(仏大統領)とも会談し、彼らが制裁の問題で十分なことをしていないと言った。彼らは制裁を執行していない。ウクライナのために十分な努力をしていない。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

論理的には欧州連合(EU)は我々の最大のパートナーであるべきなのに、実際には米国のほうがずっと強力なパートナーであることが分かった。米国はウクライナのために本当に多くのことをしてくれており、あなたに非常に感謝している。特に対ロシア制裁に関してはEUをずっと上回る。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

ゼレンスキー氏 「国防の分野での多大な支援にも感謝したい。次の段階に向けて協力を続ける用意はできている――具体的に言うと、国防のためにアメリカからジャヴェリン(ミサイル)を追加購入する用意がほぼ整っている」

トランプ氏とゼレンスキー氏の通話記録 5つの注目点/BBCニュース.2019

トランプ大統領
我々の願いを聞いて欲しいのだが。我が国は多くを経験し、ウクライナもそれについて多くを知っている。ウクライナとの全体的な状況で何が起きているのかを把握してほしい。彼らはクラウドストライクと言っている・・・あなたの国には裕福な人物がいると思う。サーバーだ、彼らはウクライナにあると言っている。多くのことが続いた、全体的な状況だ。同じような人々が何人かあなたの周りにいると思う。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ大統領(続)
司法長官にあなたかあなたの側近に電話させようと思う。その真相を解明してほしい。あなたが昨日見たように、あのまったく無意味なことがロバート・マラーという名前の男のとても貧弱な仕事ぶりとともに終わった。無能な仕事ぶりだ。だが、彼らは多くのことがウクライナとともに始まったと言う。できることがあればどんなことであれ、それが可能であるならば、あなたがやってくれることがとても重要だ。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

ゼレンスキー大統領
ええ、それは私にとって、またあなたがつい先ほど述べた全てのことにとって非常に重要です。大統領の私にとって、それは非常に重要であり、今後どのような協力も受け入れます。我々は米国とウクライナの関係の新たなページを開く準備ができています。そのために、私は米国から大使を召還し、非常に有能で非常に経験のある大使と交代させます。彼は我々双方がより緊密になるために懸命に働くでしょう。私は彼があなたの信頼と信任を得て、あなたとの個人的関係を築き、我々がさらに協調できるようになることを期待します。個人的にお話ししますが、私の補佐の一人がジュリアーニ氏とつい最近話をしました。ジュリアーニ氏がウクライナを訪れ、訪問時には我々と会うことを願っています。我々の周りにはあなたの友人しかいないことを約束したい。私には最良の、最も経験豊富な人々がついていることを保証します。私はまた、我々は友人だということをあなたに伝えたい。我々は素晴らしい友人であり、あなた、大統領閣下は我が国に友人がいて、我々は戦略的協力関係を継続できる。私は自分の周囲に素晴らしい人物をそろえ、その捜査のほかにも、ウクライナの大統領として全ての捜査が公明正大に行われることを保証する。これは私があなたに保証できることだ。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ大統領
いいことだ。なぜなら、あなた方にはとても優秀な検察官がいたが、解任され、それは実に不公平なことだったと聞いているからだ。多くの人がそれについて話をしている。彼らがあなた方の優秀な検察官をやめさせた方法や、それに関与したとても悪い奴らがいることを。ジュリアーニ氏は非常に尊敬されている人物だ。彼は元ニューヨーク市長、偉大な市長で、あなたに電話させようと思う。彼に司法長官とともにあなたに電話するように頼んでおこう。ルディは何が起きているか非常によく知っていて、とても有能な男だ。もしあなたが彼と話すことができれば、素晴らしい機会になるだろう

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ大統領(続)
前米国大使の女性は非常に悪いニュースであり、彼女がウクライナで取り引きしてきた人々も悪いニュースで、あなたにはそれを知らせておこう。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ氏 「もうひとつ、バイデン(前副大統領)の息子についていろんな話がある。バイデン(同)が訴追を止めたとか。たくさんの人が知りたいと思っている。司法長官と何かできるなら素晴らしい。バイデン(同)は訴追を止めたと自慢して言いふらしていたから調べてくれたら……ひどいことだと思う」

トランプ氏とゼレンスキー氏の通話記録 5つの注目点/BBCニュース.2019

ゼレンスキー大統領
その検察官についてあなたに話をしたい。まず最初に、私は状況を理解し知っている。我々が議会で絶対的な多数を勝ち取ったので、次の検事総長は100%の私の人、私の候補者になり、議会で承認され、9月に新しい検察官としてスタートする。この人物はその状況、特にあなたがこの問題で言及した会社について捜査する。その件の捜査の課題は、まさに公正を回復することを保証する問題であり、我々はそれに注意を向け、その件の捜査に乗り出す。それに加えて、あなたが我々に提供できる追加の情報がないかを尋ねたい。ウクライナの駐米大使に関して我が国で正義を執行するのを確実にするための捜査に非常に役に立つだろう。記憶の限りではイバノビッチという名前だ。彼女が悪い大使であることを最初に伝えてくれた人物があなたでよかった。私も100%そう思うからだ。彼女の私に対する態度は、彼女があこがれる前大統領に向けた最良のものとはかけ離れていて、彼女は彼の側の人間だ。彼女は私を新大統領として十分に受け入れていない。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ大統領
ええ、彼女は何かを経験するだろう。私はジュリアーニ氏にあなたに電話させ、バー司法長官にも電話させ、その真相を解明する。あなたがそれを解明すると思う。私はその検察官が非常にひどい待遇を受けたこと、彼が非常に公正な検察官だったことを聞いているので、全てうまくいくように祈る。そちらの経済は私が予言したとおりどんどん良くなっている。あなた方には多くの資産がある。偉大な国だ。私には多くのウクライナの友人がいて、みな信じられないほどすばらしい人々だ。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

ゼレンスキー大統領
私もあなたに米国に多くのウクライナ人の友人がいることを伝えたい。実際、前回米国を訪れた際、私はニューヨークのセントラルパーク付近に滞在し、トランプタワーに滞在した。彼らと将来また話し、会いたい。また、訪米、特にワシントンへの招待についてあなたに感謝したい。他方、この件については我々は真剣で、捜査を行うことをあなたに保証したい。経済については、両国とも大きな潜在力があり、ウクライナにとって非常に重要な課題の一つがエネルギーの独立性だ。我々はエネルギーの独立性に関してとても成功し、米国と協力できていると考えている。我々は米国産の石油を購入しているが、今後の会合をとても期待している。こうした機会について議論し、お互いによく知る機会をもっと増やしていこう。あなた方の支援に大変感謝している。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ大統領
いい話だ。そう、本当にありがとう、私も感謝している。ルディとバー司法長官に電話するように言っておく。ありがとう。ホワイトハウスに来たいときは、いつでも電話をしてほしい。日程を教えてくれれば調整しよう。あなたに会うことを楽しみにしている。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

ゼレンスキー大統領
本当にありがとう。訪問し、あなたと個人的に面会し、お互いをよりよく知れたらうれしい。会談を楽しみにしているし、ウクライナを訪れ、美しい街キエフに来られるようにあなたを招待したい。我々の国は美しく、あなたを歓迎する。他方で、9月1日に我々はポーランドにいて、できればポーランドでお会いできればと思う。その後、あなたがウクライナに来るのはいい考えかもしれない。私の飛行機でウクライナに来てもいいし、あなたの飛行機に乗ってもいい。その方が我々の機体よりずっとよさそうだ。

トランプ氏とウクライナ大統領の電話会談の全内容、注釈付き/CNN.co.jp.2019

トランプ氏 オーケー、なんとかできるだろう。ワシントンで、それから多分ポーランドで会うのを楽しみにしている。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

ゼレンスキー氏 本当にありがとう、大統領閣下。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

トランプ氏 素晴らしい功績おめでとう。世界全体が見守っていた。それほどの番狂わせだったかどうかは分からないが、おめでとう。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

ゼレンスキー氏 大統領閣下ありがとう。さようなら。

米・ウクライナ両大統領の7月25日の電話協議記録/日本経済新聞.2019

国連総会でトランプとゼレンスキーが会談!!記者会見で疑惑を否定

トランプ大統領は25日朝、米ニューヨークで開かれた国連総会に出席。弾劾調査は「アメリカ史上唯一最大の魔女狩り」だと反発し、7月の電話はなんでもない内容だったと述べた。

トランプ氏の通話記録を公表 ウクライナにバイデン氏捜査を働きかけ/BBCニュース.2021

 トランプ米大統領は25日、国連総会が開かれている米ニューヨークで記者会見を開き、バイデン前副大統領の息子に関する疑惑を調べるようウクライナ政府に圧力をかけたとされる問題について、「私は誰も脅していない。圧力もない。全てでっち上げた」と全面的に否定した。

米・ウクライナ両首脳「圧力なかった」 疑惑を全面否定/朝日新聞デジタル.2019

 記者会見に先立ち、トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。

米・ウクライナ両首脳「圧力なかった」 疑惑を全面否定/朝日新聞デジタル.2019
ゼレンスキーも疑惑を否定

 ゼレンスキー氏も25日、国連総会に合わせて行ったトランプ大統領との会談で、7月の電話会談について「誰も強い圧力をかけなかった」と発言。「われわれは良い電話会談を行ったと思う。普通の話し合いだった。われわれは多くの事について話した」と英語で語った。

トランプ氏、ウクライナにバイデン氏調査で協力要請-会談記録/Bloomberg.2019

  ゼレンスキー氏はその後、ウクライナ語で記者団に、「私は誰にも何の借りもない」とし、「この件がどのようなものであれ」、新検事総長が「捜査するはずだ。約束など存在しようがない」と説明した。

トランプ氏、ウクライナにバイデン氏調査で協力要請-会談記録/Bloomberg.2019

下院で弾劾調査開始の決議案が可決!!今後は証言が一般公開

NBC News/YouTube

10月31日、下院は弾劾調査の手続きに関する決議案を可決した。賛成232票は民主党が231票、無党派が1票。反対は196票で、うち民主党が2票、共和党が194票だった。つまり、ほぼ党派に基づき投票している。

トランプ氏の弾劾公聴会で世論は動くのか/東洋経済ONLINE.2019

 このウクライナ疑惑について、10月31日に下院でまとまった決議案は、弾劾調査開始の決議であり、弾劾訴追そのものではない。

大統領弾劾のハードルの高さにみるアメリカ政治の根底にある理念/Yahoo!ニュース.2019

こうした状況の中、民主党としては党派対立とのイメージを払拭し、弾劾支持の方向へ世論を動かしたい。10月以降、議会の機密情報隔離施設(SCIF)にて下院が非公開で行ってきた供述聴取に基づく証言記録は、公聴会出席者3人のものも含め、すでに公開されている。だが、これを読んでいる国民は少ない。

トランプ氏の弾劾公聴会で世論は動くのか/東洋経済ONLINE.2019
公聴会がテレビ中継される

ウクライナ疑惑をめぐる下院委員会での証言はこれまで非公開だったが、下院が正式に弾劾調査を開始したことで、民主党は証言記録の公開を始めている。公聴会の様子は今後、テレビ中継されることとなる。

トランプ氏弾劾調査、政府高官3人が初の公開証言へ/BBCニュース.2019

テレビを通じて証言者が自らの言葉で大統領の行為を語ることでメディアやオンライン上で広まり、国民の認知度は抜群に高まる。公聴会を通じた世論形成に民主党は期待している。

トランプ氏の弾劾公聴会で世論は動くのか/東洋経済ONLINE.2019

生中継!!全米注目の公開証言がスタート!!

CBS New York/YouTube

 米国史上4例目となる、大統領に対する弾劾調査が始まって約7週間。調査を主導する民主党はこれまで、政府高官への事情聴取をすべて密室で行ってきた。政府高官がトランプ氏の疑惑について公に証言するのは初となるため、公聴会には全米中が注目。主要テレビ局は証言の様子を生中継し、多くの新聞社もインターネットで中継した。

大統領弾劾の公聴会、全米で中継 初の公開証言に注目/朝日新聞デジタル2019

弾劾調査を主導する下院情報特別委員会のシフ委員長(民主党)は公開証言の開始に当たり「トランプ大統領が同盟国の脆弱性を利用し、ウクライナを米国の選挙に関与させようとしたかどうかが、弾劾調査が呈する疑問だ」とし、「こうした疑問に対するわれわれの答えは、トランプ大統領だけでなく、すべての米大統領の将来を左右する」と言明。その上で、ウクライナ疑惑が「弾劾に値しない行動であるなら、一体何なのか」と疑念を投じた。

米弾劾調査で初の公開証言、「ウクライナ支援より政敵調査を優先」/REUTERS.2019

 13日朝、下院でもっとも大きな委員会室の一つに、テイラー駐ウクライナ代理大使とケント国務副次官補が入場すると、一斉にフラッシュがたかれた。

大統領弾劾の公聴会、全米で中継 初の公開証言に注目/朝日新聞デジタル2019
ビル・テイラー駐ウクライナ代理大使の証言
PBS NewsHour/YouTube

ベテラン外交官で、2006~09年にも駐ウクライナ大使を務めた、同国に関する専門家で、トランプ政権が前大使を解任したことに伴い、今年5月に代理大使に就任した。

トランプ氏のウクライナ疑惑、初の公聴会始まる 米下院/朝日新聞デジタル.2019

テイラー氏は下院に提出した陳述書で「対ウクライナ政策は国務省の正式ルートとは別に、(トランプ氏の私的な顧問弁護士の)ジュリアーニ氏らによる非公式ルートがあった」と述べ、「二元外交」が行われていたと指摘。この非公式ルートが、バイデン前副大統領をめぐる「疑惑」の調査をウクライナ側に求めていた経緯を詳述していた。

トランプ氏のウクライナ疑惑、初の公聴会始まる 米下院/朝日新聞デジタル.2019
「トランプがソンドランド駐EU大使に調査状況をたずねているのをスタッフが聞いた」

証人席に座ったウィリアム・テイラー駐ウクライナ臨時代理大使は、トランプ氏がバイデン氏に関する捜査の進展を気にしていたと、テイラー氏の部下が聞いたと述べた。

トランプ氏弾劾調査、初の公聴会 「大統領は捜査気にしていた」と高官/BBCニュース.2019

「私のスタッフが、トランプ氏がソンドランド氏に調査状況についてたずねているのを聞いたのです。ソンドランド氏はトランプ氏に対し『ウクライナは(調査を)前に進める準備ができています』と答えました」

トランプ氏弾劾調査・初公聴会 拡散された“お笑いシーン”と爆弾証言 トランプ氏「1分も見なかった」/Yahoo!ニュース.2019
スタッフが直接ソンドランドに質問

 さらに、この電話の後、テイラー氏のスタッフがソンドランド氏に「大統領はウクライナについてどう思っているんですか?」ときくと、ソンドランド氏はこう答えたという。

トランプ氏弾劾調査・初公聴会 拡散された“お笑いシーン”と爆弾証言 トランプ氏「1分も見なかった」/Yahoo!ニュース.2019

「トランプ氏はウクライナのことよりも、バイデン氏の調査を気にかけている」

トランプ氏弾劾調査・初公聴会 拡散された“お笑いシーン”と爆弾証言 トランプ氏「1分も見なかった」/Yahoo!ニュース.2019
トランプはソンドランドとの電話会議について「初めて聞いた」

トランプ氏はホワイトハウスで行われたトルコのエルドアン大統領との共同記者会見で、ソンドランド氏との電話会議については全く承知していないと述べ、「初めて聞いた」と語った。

トランプ氏弾劾調査で初の公開証言、「ウクライナより政敵調査を重視」/REUTERS.2019
ジョージ・ケント国務次官補代理の証言
PBS NewsHour/YouTube

 13日は、国務省内でウクライナ政策を担うケント国務副次官補も証人として出席した。下院の証言録によると、非公開の聴取ではジュリアーニ氏を「(前大使を解任させようと)ウソと不正確な情報に基づくキャンペーンを展開した」と批判。下院は、ジュリアーニ氏らが次第にウクライナ側に圧力をかけた構図を聞き出すとみられる。

トランプ氏のウクライナ疑惑、初の公聴会始まる 米下院/朝日新聞デジタル.2019

 ケント氏は「(トランプ)大統領が求めていたのは、ゼレンスキー氏がマイクの前に立って『調査、バイデン、クリントン』と発言することだった」とも証言している。

トランプ氏のウクライナ疑惑、初の公聴会始まる 米下院/朝日新聞デジタル.2019

 ケント氏は「政敵についての政治的な調査を外国に要請すべきではない」とトランプ大統領の行動を非難した。

選挙の構図変えたウクライナ疑惑、民主本命に陰り、トランプは安定/WEDGE Infinity.2019
デイビッド・ホルムズ駐ウクライナ大使館参事官の証言
C-SPAN/YouTube

(CNN) ウクライナの首都キエフに駐在する米当局者が15日、トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる非公開証言を行い、ソンドランド駐欧州連合(EU)大使がトランプ氏にかけた電話から耳にした内容を明らかにした。

ウクライナ大統領は「何でもやる」、駐EU大使がトランプ氏に電話 当局者証言/CNN.co.jp.2019
アメリカの関係者との昼食の時

ホームズ氏によると、ソンドランド氏はウクライナの首都キエフでゼレンスキー大統領と会見した後、米関係者を昼食に招いた。

「トランプ流」会話術は下品な言葉多用… 米大使が明かす/AFPBB News.2019

 ソンドランド氏は昼食の席で、ワインのボトルを注文した後、トランプ氏と携帯電話で話した。

「トランプ流」会話術は下品な言葉多用… 米大使が明かす/AFPBB News.2019

ホームズ氏は、電話はレストランのテラス席で掛けられ、他に2人の同席者がいたと説明。面前のソンドランド氏だけでなくトランプ氏の声まで聞こえたのは音量が大きかったからだという。「ソンドランド大使はスピーカーフォンを使用していたわけではないが、受話口から大統領の声が聞こえた。トランプ大統領の声は非常に大きく、それと分かった。ソンドランド大使は、恐らく大きな音量が原因で、しばらくの間電話を耳から遠ざけていた」と語った。

ウクライナ大統領は「何でもやる」、駐EU大使がトランプ氏に電話 当局者証言/CNN.co.jp.2019
「ソンドランドはゼレンスキーはトランプの依頼ならなんでも行うつもりと伝えていた」

トランプ氏がソンドランド氏に対し、調査に関するウクライナのゼレンスキー大統領の意向について尋ねると、ソンドランド氏は調査を実施する方針であることを伝えたという。

ウクライナによる選挙干渉疑惑はロシアの「作り話」、米高官証言/REUTERS.2019

またゼレンスキー大統領がトランプ氏からの依頼なら何でも行うつもりであることをソンドランド氏が述べていたことも明らかにした。

ウクライナによる選挙干渉疑惑はロシアの「作り話」、米高官証言/REUTERS.2019
「ゼレンスキーはCNNのインタビューで調査発表をする計画だった」

  ホームズ氏はウクライナ大統領がCNNとのインタビューで調査を発表する計画だったと説明。「要するに、誰もがインタビューがあるだろうと思っていたし、ウクライナ当局者はそうする必要があると信じていた」と述べた。ただ、米国の支援の遅れに議会が騒ぎ、その後支援が実行され、インタビューはキャンセルされた。

米外交官がウクライナへの圧力詳述、バイデン氏家族調査巡り-公聴会/Bloomberg.2019
マリー・ヨバノビッチ前駐ウクライナ大使の証言
PBS NewsHour/YouTube

11月15日、トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、マリー・ヨバノビッチ前駐ウクライナ大使は米下院委員会で公開証言を行い、トランプ大統領の個人弁護士ジュリアーニ元ニューヨーク市長から攻撃された後、5月に突然「根拠のない虚偽の主張」に基づき解任されたと述べた。

前ウクライナ米大使、解任は「理解できず」 弾劾調査で公開証言/REUTERS.2918

 また、ヨバノビッチ氏は帰国後にサリバン国務副長官から、トランプ氏が自身の辞任を昨夏以降「強く要求していた」と聞かされたとも証言した。

ジュリアーニ氏が中傷活動 解任の前駐ウクライナ米大使が証言/iza(イザ!).2019
「根拠のない虚偽の主張によって突然解雇」

ヨバノビッチ氏は「ジュリアーニ氏による攻撃の動機は理解できない。また、彼が私について広めていた主張に対し意見を述べることもできない」と述べた。

前ウクライナ米大使、解任は「理解できず」 弾劾調査で公開証言/REUTERS.2918

駐ウクライナ大使の職を解任されたことについては「私は定められた外交政策目標の達成のみを目指していた」とし、「このように外国や個人的な利益が米国の利益を損なうことができた状況を巡りいまだに理解に苦しんでいる」と述べた。

前ウクライナ米大使、解任は「理解できず」 弾劾調査で公開証言/REUTERS.2918

  6時間の公聴会で、共和党議員は大統領には適任かどうかの自身の判断に基づいて大使を任命・更迭する権利があると主張。これに対し、ヨバノビッチ氏は自身の解任について、汚職歴があるウクライナの複数の人物がジュリアーニ氏、つまりはトランプ大統領の側に働き掛けたとみられる状況について証言。

トランプ氏、前駐ウクライナ大使をツイート攻撃-公聴会開始間もなく/Bloomberg.2019

  ヨバノビッチ氏は「われわれのシステムがこのように破綻するというのはどういうことか?どうして、国外の腐敗勢力が米政府を操作できるのか」と問い掛けた。  

トランプ氏、前駐ウクライナ大使をツイート攻撃-公聴会開始間もなく/Bloomberg.2019
Twitterを使いトランプが誹謗中傷

テレビで生中継されたその証言の最中、トランプ氏はツイッターで、「マリー・ヨヴァノヴィッチが行く先々、どこもかしこも悪くなった。ソマリアを皮切りに、あそこはどうなった? そこから早送りしてウクライナだ。新しいウクライナ大統領は2度目の電話で、彼女のことを悪く言っていた。大使の任免はアメリカ大統領の絶対権限だ」と書いた。

トランプ氏、弾劾公聴会の最中に証人非難ツイート 証人は「威迫」だと/BBCニュース.2019

情報委員会のアダム・シフ委員長(民主党)が証言中のヨヴァノヴィッチ氏にこの内容を読み上げると、前大使は「とても威圧的だ」と答えた。

トランプ氏、弾劾公聴会の最中に証人非難ツイート 証人は「威迫」だと/BBCニュース.2019

これに対してさらにトランプ氏はツイートで、「まったく威圧的でも何でもない」と反論した。

トランプ氏、弾劾公聴会の最中に証人非難ツイート 証人は「威迫」だと/BBCニュース.2019
アレキサンダー・ビンドマン国家安全保障会議(NSC)ウクライナ担当デスクの証言
PBS NewsHour/YouTube

トランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、国家安全保障会議(NSC)でウクライナ問題を担当するビンドマン陸軍中佐は19日、下院情報特別委員会の公聴会で、米大統領が政敵の民主党バイデン前副大統領の捜査をウクライナに要請したのは「不適切」だったとの認識を示した。

ウクライナに捜査要請「不適切」、トランプ氏弾劾調査で米高官証言/REUTERS.2019

ビンドマン中佐は公聴会に軍服姿で出席。

ウクライナに捜査要請「不適切」、トランプ氏弾劾調査で米高官証言/REUTERS.2019

 ホワイトハウス(White House)の国家安全保障会議(NSC)でウクライナ問題を担当するビンドマン氏は、弾劾調査の核心となる7月25日の米ウクライナ電話会談を傍聴していた。

トランプ氏弾劾調査、重要人物が証言 政敵の調査依頼は「不適切」/AFPBB News.2019

 2週目に突入した下院情報特別委員会(House Intelligence Committee)の公聴会でビンドマン氏は、トランプ氏が2020年大統領選の民主党最有力候補であるジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の調査を行うようウクライナに求めたことを懸念して、「義務感から」NSCの法律顧問に報告したと証言した。

トランプ氏弾劾調査、重要人物が証言 政敵の調査依頼は「不適切」/AFPBB News.2019
「トランプとソンドランドの電話会談を聞き耳を疑った」

 「今年7月25日、トランプ大統領がウクライナのゼリンスキー大統領と行った電話会談の一部始終をホワイトハウス担当官として傍聴したが、その会談の中でトランプ大統領が米国内政治の政敵に対する捜査を外国指導者に直接依頼したことに驚くと同時に、米国国家安全保障を損なう行為だと確信した」(ビンドマン氏)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019

ビンドマン氏は公開証言で、「米大統領が外国政府に対し、米国民かつ政敵の捜査を要求するのは不適切」と指摘。「会談を傍聴していて耳を疑った。ある意味、対ウクライナ政策を巡って最も恐れていたことが起きているようでショックだった」と胸の内を明かした。

ウクライナに捜査要請「不適切」、トランプ氏弾劾調査で米高官証言/REUTERS.2019
ウクライナのガス会社「ブリスマ」の調査

 さらに、ヴィンドマン氏はホワイトハウスで7月10日に行われたウクライナ政府高官との会議においてトランプ大統領が政治任用したゴードン・ソンドランド欧州連合(EU)大使が、バイデン親子とブリスマの調査の話を持ち出したと証言しました。

現役米陸軍中佐は、なぜトランプに不利な証言をしたのか?/WEDGE Infinity.2019

 ちなみに、非公開で行われたヴィンドマン陸軍中佐の証言記録を読むと、このときソンドランドEU大使は、ウクライナ側にトランプ大統領との首脳会談開催の条件として、バイデン親子とブリスマの調査を要求したと記述されています。

現役米陸軍中佐は、なぜトランプに不利な証言をしたのか?/WEDGE Infinity.2019

 同じ会議に出席していたジョン・ボルトン元大統領補佐官が、ソンドランドEU大使の発言を聞いて、会議を打ち切ろうとしたとも記してあります。ヴィンドマン陸軍中佐と同様、ボルトン氏もバイデン親子とブリスマの調査は「不適切」であると判断したからでしょう。

現役米陸軍中佐は、なぜトランプに不利な証言をしたのか?/WEDGE Infinity.2019
Twitterを使いトランプが誹謗中傷「トランプ大統領が証言する公務員の人格攻撃は非難に値する」

大統領の弾劾調査で証言する公務員の「人格を攻撃」する行為は「非難に値する」と訴えた。ビンドマン氏の家族は40年前にソ連から亡命している。

ウクライナに捜査要請「不適切」、トランプ氏弾劾調査で米高官証言/REUTERS.2019

同氏の証言中もホワイトハウスの公式ツイッターアカウントには同氏の見解を非難する投稿が行われた。

ウクライナに捜査要請「不適切」、トランプ氏弾劾調査で米高官証言/REUTERS.2019

さらに、#ShamImpeachment(いんちき弾劾)、#ParodyImpeachment(パロディー弾劾)といったハッシュタグのツイートをリツイートした。

トランプ氏の電話内容「不適切」と米高官 ホワイトハウスは公式アカウントで攻撃/BBCニュース.2019

トランプ氏の息子ドナルド・トランプ・ジュニア氏はこれとは別に、ビンドマン中佐は「レベルが低い党派色丸出しの官僚で、それ以上ではない」とツイートした。

ウクライナに捜査要請「不適切」、トランプ氏弾劾調査で米高官証言/REUTERS.2019

 米下院情報委員会のアダム・シフ委員長は、この大統領の行動について「(これまで示唆されている「司法妨害」「権力乱用」容疑に加えて)大統領を弾劾できる対象となり得る新たな容疑だ」と断定した。

弾劾公聴会第2幕:致命傷となるか軍人証言/JBpress.2019

 思ったことを瞬時にツイートするトランプ氏は自ら弾劾に向けて新たな墓穴を掘った格好だ。

弾劾公聴会第2幕:致命傷となるか軍人証言/JBpress.2019
ジェニファー・ウイリアムズ米副大統領付き安全保障担当スタッフの証言
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問題の電話会談を巡っては、ペンス副大統領の外交顧問で側近のウィリアムズ氏も19日に証言。

詳報 ウクライナ疑惑② 大統領をめぐる証言の記録/NHK.JP.2019

ウィリアムズ氏は、「ウクライナの国内政治に関連する話題に立ち入っており、これまでに立ち会ってきた大統領の電話会談と比べても異常だと受け止めた」と述べました。

詳報 ウクライナ疑惑② 大統領をめぐる証言の記録/NHK.JP.2019

 「同じ電話会談を傍聴し、ペンス副大統領にただちに報告したが、副大統領は聞き流すだけで、この問題についての新たな指示など受けなかった」(ウイリアムズ女史)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019
カート・ボルカー前駐ウクライナ特別代表の証言
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今年9月に米国務省のウクライナ担当特別代表を辞任したカート・ボルカー氏は19日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る公聴会で証言し、同国政府にバイデン前副大統領の調査を迫る取り組みを当初は承知しなかったが、後になってトランプ氏と側近らが政治的動機に基づく調査の着手をウクライナに求める「許されない」圧力をかけていたことに気づいたとの認識を示した。

ボルカー元ウクライナ担当特別代表、バイデン氏調査圧力への関与否定/Bloomberg.2019

  ボルカー氏は下院情報特別委員会の公聴会で、バイデン氏の息子が取締役を務めていたウクライナのエネルギー会社ブリスマ・ホールディングスが絡む汚職疑惑をトランプ政権が調査しようとしたのは、バイデン前副大統領を調査することと同じとの見方を今なら理解できると説明。その上で、自分はバイデン氏や同氏の息子に関する重要な議論や会合に関わらなかったとも述べた。

ボルカー元ウクライナ担当特別代表、バイデン氏調査圧力への関与否定/Bloomberg.2019

 「トランプ大統領は、バイデン捜査案件を含め、ウクライナ問題処理をジュリアーニ顧問弁護士に任せて以来、同氏はNSC、国務省、国防総省の公式ルーとは異なるメッセージを大統領に送り続けた。このため、対ウクライナ外交には相対立する二つのチャンネルが出来上がり、米国の国家利益を損なうことになった」(ボルカー氏)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019

 「7月25日の電話会談に先立つ同月10日、ホワイトハウスで国家安全保障会議終了後、地下にあるWard Roomと呼ばれる別室で、ソンドランド大使らとともにウクライナ政府側の大統領顧問、国家安全保障大臣と密談し、ゼリンスキー大統領のホワイトハウス訪問、バイデン捜査問題などを話し合った」(ボルカー氏)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019
ティム・モリソンNSCロシア欧州地域担当部長の証言
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  この日は、国家安全保障会議(NSC)の欧州ロシア担当顧問を務めていたティム・モリソン氏も証言。同氏は弾劾調査の焦点となっているトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の7月の電話会談の際に会話を直接聞いていた。

ボルカー元ウクライナ担当特別代表、バイデン氏調査圧力への関与否定/Bloomberg.2019

  モリソン氏は、両大統領の電話会談の際に、会話の内容が開示されれば米政府やウクライナ支援に悪影響が及ぶと懸念したと発言し、「私の懸念は現実となった」と語った。

ボルカー元ウクライナ担当特別代表、バイデン氏調査圧力への関与否定/Bloomberg.2019
ゴードン・ソンドランド駐EU大使の証言
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アメリカのドナルド・トランプ大統領の弾劾調査の公聴会の様子が、連日テレビ中継されている。4回目の中継となった20日の公聴会では、これまでで最も重要ともいえる証言を聞くこととなった。

米弾劾公聴会で出た、5つの重要証言 駐EU米大使/BBCニュース.2019

 トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐり、弾劾(だんがい)調査を進める米下院で4回目の公聴会が開かれ、ウクライナと接触していたキーマンの1人、ソンドランド駐欧州連合(EU)大使が証言した。

疑惑のキーマン、米議会で証言「トランプ氏の指示で…」/朝日新聞デジタル.2019

米国のゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)大使は、トランプ米大統領の個人弁護士ルディ・ジュリアーニ氏がトランプ氏の指示でウクライナに見返りを要求したと述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領がトランプ氏に有利になる政略的な調査を発表しない限り、ホワイトハウスでの会談は行わないという内容だったという。

駐EU米大使、ジュリアーニ氏の見返り要求はトランプ大統領が指示/Bloomberg.2019

  ソンドランド氏は下院弾劾調査の公聴会で、「2016年の選挙および米民主党全国委員会(DNC)のサーバー、ウクライナのエネルギー会社ブリスマに関する調査について発表するよう、ジュリアーニ氏がウクライナに要求した」と証言。「ジュリアーニ氏は米大統領の意向を表明していた。こうした調査はトランプ氏にとって重要だとわれわれは認識していた」と述べた。

駐EU米大使、ジュリアーニ氏の見返り要求はトランプ大統領が指示/Bloomberg.2019

 「私は、ウクライナ側からのバイデン捜査開始の確約とりつけと軍事援助問題について、トランプ大統領とこれまで10回程度、直接電話で話し合ってきた。これが『quid pro quo』であったかと言えば、まさにその通りだ。この取り決めは『大統領の直接指示』に基づいたもので、2+2=4と同様に明白だ。この件については、ペンス副大統領、ポンペオ国務長官、マルバニー大統領首席補佐官代行、ボルトン大統領国家安全保障補佐官(解任)らみんなが同じ輪の中にいた」(ソンドランド氏)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019
「ジュリーアーニーに協力しなかったがウクライナ関係を強固にするために指示に従った」

ソンドランド氏は、自分を含め3人の高官がトランプ氏からジュリアーニ氏への協力を指示されたとした上で、「ジュリアーニ氏に協力したくなかったが、断れば米ウクライナ関係を強固にする重要な機会を逃すことになると考え、大統領の指示に従った」と述べた。

政敵捜査の「見返り」に首脳会談、トランプ氏「指示」と米高官証言/REUTERS.2019
「軍事支援凍結について、ウクライナが調査開始の表明がない限り再開はないと思うようになった」

 ソンドランド氏はまた、トランプ政権がウクライナへの軍事支援を一時凍結したことについて「信用できる説明が政府からなかったので、調査を始めるというウクライナからの表明がない限り、軍事支援の再開はないと思うようになった」と述べた。軍事支援の凍結解除が、バイデン氏をめぐる調査の見返りだったかどうかについては「可能性がある」と語った。

疑惑のキーマン、米議会で証言「トランプ氏の指示で…」/朝日新聞デジタル.2019
トランプはソンドランドを高評価していたが、証言の後に「彼のことはよく知らない」

 ソンドランド氏は公聴会で、自身がトランプ氏の指示に従い、ウクライナに対して「見返り」を要請していたと証言。トランプ氏は先月、ソンドランド氏について「非常に良い男だ」と述べていたが、20日には報道陣に「彼のことはよく知らない」と語った。

「トランプ流」会話術は下品な言葉多用… 米大使が明かす/AFPBB News
ちなみにソンドランドはトランプに多額の献金を行っていた

 かれは民間のホテルマンでトランプに百万ドル以上の献金をしたことで駐EU大使となった。ウクライナはEUに属してなく、駐EU大使は対ウクライナ外交をする公式な権限はない。

トランプの意に反する証言をしたビンドマン/RONZA.2019

 証言を求められたソンドランドは、最初トランプの介入を否定していたが、ほとんどの証人がこれを認めたことから、前言を翻した。

トランプの意に反する証言をしたビンドマン/RONZA.2019
クーパー国防次官補代理 の証言
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ローラ・クーパー国防次官補代理は20日、トランプ氏とゼレンスキー氏の電話会談があった今年7月25日かそれ以降、ウクライナ大使館から軍事支援をめぐる懸念が寄せられたと証言した。

「トランプ氏の指示で」圧力かけた 駐EU米大使、公聴会で証言/BBCニュース.2019

「ウクライナ大使館員から、ウクライナの安全保障援助をめぐり何が起きているのかと問い合わせがあった」

「トランプ氏の指示で」圧力かけた 駐EU米大使、公聴会で証言/BBCニュース.2019

ウクライナ大使館員は、米国務省に対しても同様の懸念を示したという。

「トランプ氏の指示で」圧力かけた 駐EU米大使、公聴会で証言/BBCニュース.2019

 「米政府がウクライナに対する軍事援助凍結を決定したことについて、ウクライナ政府側は7月25日電話会談の数日前にすでに情報を入手しており、同国の政府当局者から電話会談の当日にも数回にわたり、援助凍結の真意についてメールで問い合わせがあった。その時点で、援助凍結がホワイトハウス予算管理局(OMB)で決定されていたことを初めて知らされ、驚いた」(クーパー女史)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019
デービッド・ヘイル国務次官(政務担当)の証言
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また、クーパー氏とともに証言した国務省ナンバー3のヘイル国務次官はウクライナへの軍事支援を保留したことに関しては「ホワイトハウスの行政管理予算局の当局者から、トランプ大統領の指示だと説明を受けた」と証言しました。

詳報 ウクライナ疑惑② 大統領をめぐる証言の記録/NHK.JP.2019

 「トランプ大統領がわれわれの関知しないところで対ウクライナ軍事援助凍結を命令したことを知り、アメリカの国益に反するとしてポンペオ国務長官にも反対の意向を伝えたが、長官はそのまま大統領の指示に従った」(ヘイル氏)

トランプ「ウクライナ疑惑」は史上3人目の弾劾裁判へ/WEDGE Infinity.2019
フィオナ・ヒル元NSC欧州ロシア上級部長の証言
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ドナルド・トランプ米大統領の弾劾公聴会が21日、下院情報委員会であり、国家安全保障会議(NSC)の元高官は、2016年の米大統領選にウクライナが干渉したとする「虚構」をトランプ氏が推進していたと証言した。

「トランプ氏が虚構を推進」 弾劾公聴会で元NSC高官/BBCニュース.2019

 ヒル氏は冒頭に読み上げた声明で、「ウクライナは米国の敵であり、ロシアではなくウクライナが2016年の米大統領選を攻撃した」との説を正当化する取り組みには加わらないと表明。

ウクライナの米選挙干渉説は「虚構」 元NSC高官が証言/ウォール・ストリートジャーナル.2019
「ウクライナ介入説はロシアの諜報機関が広めた陰謀論」

 ウクライナ疑惑ではバイデン親子に対する汚職疑惑調査に加えて、2016年米大統領選挙においてロシアではなくウクライナが選挙介入したという「陰謀論」にも焦点が当たっています。ヒル元上級部長は「ウクライナ介入説」に関して、ロシアの諜報機関が拡散した「虚構の物語」であると証言しました。

明治大学海野教授が解説、トランプ弾劾公聴会で見えてきたこと/WEDGE Infinity.2019

 2016年米大統領選に介入したのはロシアではなくウクライナだとする根拠のない説は、トランプ氏が政敵のジョー・バイデン(Joe Biden)前米副大統領を調査するようウクライナに圧力をかけたとされる疑惑の核心を成している。

トランプ大統領は「ロシアの作り話を信じ込んだ」 米NSC元高官が証言/AFPBB News.2019

 ヒル氏は5日目を迎えた公聴会の席上、「ロシアの国益を促進することがこれほど明らかな政治的動機に基づいた虚偽を広めない」よう共和党議員らに求めた。

トランプ大統領は「ロシアの作り話を信じ込んだ」 米NSC元高官が証言/AFPBB News.2019
「陰謀論をトランプは信じジュリアーニも陰謀論を支持した」

 ヒル氏によると、この陰謀説はロシア政府がねつ造したものだったが、トランプ氏は信じ込み、さらに顧問弁護士のルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏もこの説を強く支持した。

トランプ大統領は「ロシアの作り話を信じ込んだ」 米NSC元高官が証言/AFPBB News.2019
「ジュリアーニーがヨバノビッチ駐ウクライナ前大使を中傷についてボルトン前大統領補佐官に遺憾を伝えた」

さらに、トランプ氏の個人弁護士を務めるジュリアーニ氏によるマリー・ヨバノビッチ前駐ウクライナ大使への中傷について、ヒル氏はボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に遺憾だと伝えたことを明らかにし、ボルトン氏は心苦しそうに「(ジュリアーニ氏による中傷に)対応できないことを基本的にはボディーランゲージで示していた」と語った。

ウクライナによる選挙干渉疑惑はロシアの「作り話」、米高官証言/REUTERS.2019

「権力乱用」「議会侮辱」トランプ大統領の弾劾訴追が可決

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 下院司法委員会が12月13日、ドナルド・トランプ第45代大統領を「権力乱用」「議会侮辱」で弾劾訴追する決議案を可決、本会議に送付した。

「バイデン大統領1期説」が急浮上/JBpress.2019

決議案は、18日にも下院本会議で可決される見通しで、これによりトランプ大統領は、弾劾訴追をされるアメリカ史上3人目の大統領となる見通しです。

詳報 ウクライナ疑惑① トランプ大統領は本当に弾劾されるのか/NHK | 日本放送協会.2019

 権力の乱用は賛成230票、反対197票、議会の妨害は賛成229票、反対198票で可決された。どちらも、与党の共和党で賛成した議員はいなかった。

トランプ氏の弾劾訴追、米下院が可決 大統領史上3人目/朝日新聞デジタル.2019

 決議によると、トランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領に対し、バイデン前副大統領らの「疑惑」に関する調査を要求。実現させるために、ホワイトハウスでの首脳会談の開催や、4億ドル近い軍事支援の凍結解除を取引材料にしたとされる。決議は、大統領選でライバルになる可能性があるバイデン氏に打撃を与えることが目的だったとして、「自分が政治的に有利になるよう、米国の安全保障や他の極めて重要な国益を毀損(きそん)し、大統領の権力を乱用した」と批判した。

トランプ氏の弾劾訴追、米下院が可決 大統領史上3人目/朝日新聞デジタル.2019

 決議はまた、下院が9月に弾劾調査を開始した後、トランプ氏が行政機関や政府職員に対し、協力をしないよう指示したことも弾劾に相当すると指摘。「大統領の度重なる不正を隠蔽(いんぺい)し、下院に専属する弾劾の権限を奪う役割を果たした」と断じた。

トランプ氏の弾劾訴追、米下院が可決 大統領史上3人目/朝日新聞デジタル.2019

 決議はトランプ氏について「職にとどまれば国の安全保障と憲法への脅威になる」と主張。今後も同じような行動を繰り返す可能性が高いとして、弾劾と罷免(ひめん)、米国の公職に就く権限の剝奪(はくだつ)を求めている。

トランプ氏の弾劾訴追、米下院が可決 大統領史上3人目/朝日新聞デジタル.2019
トランプは徹底抗戦の構え「これは魔女狩りだ。偽りで、でっちあげだ。」

アメリカのトランプ大統領は、ウクライナ疑惑でみずからを弾劾訴追する決議案が議会下院の司法委員会で可決されたことを受けて、13日、ホワイトハウスで記者団に対し、「これは魔女狩りだ。偽りで、でっちあげだ。アメリカにとっても非常に悪いことだ」と述べ、野党・民主党を強く非難しました。

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そのうえで、弾劾訴追された場合、来月にも開かれる見通しの弾劾裁判について問われ、「私はやりたいようにやる。われわれは何も悪いことはしていない。裁判が長引こうとかまわない。なぜならペテン師である内部告発者を見てみたいからだ」と述べ、疑惑の発端となった内部告発者を証人として呼ぶ考えを示すなど徹底抗戦の構えを見せました

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トランプ弾劾調査の最中にロシアがガス会社「ブリスマ」にハッキング

Newsy/YouTube

 ドナルド・トランプ米大統領の弾劾調査が行われている最中に、ロシア軍と関わりがあるとみられるハッカー集団が、ジョー・バイデン前副大統領の息子が取締役を務めていたウクライナ企業に対してハッキングを行っていたことが明らかとなった。

ウクライナ企業にハッキング、米弾劾調査中にロシア/ウォール・ストリート・ジャーナル.2020

 セキュリティー会社エリア1の報告書によると、標的にされたのはウクライナのガス会社ブリスマ・ホールディングスやその子会社。昨年11月初旬から、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)が従業員になりすましメールを送りつけて偽サイトに誘導し、メールアカウントにログインするためのIDやパスワードを盗もうとしたという。エリア1の創設者はニューヨーク・タイムズに「攻撃は成功した」と語り、ハッカーがブ社のサーバーに侵入したと述べた。

ウクライナ疑惑渦中のガス会社、ロシア軍がハッキングか/朝日新聞デジタル.2020

エリア1によると、ハッカー集団が具体的にどのような情報を探していたのかは不明。ブリスマへのハッカー攻撃でハンター・バイデン氏が送受信したメールなどを閲覧することが可能という。

ロシア、ウクライナ企業にハッカー攻撃 バイデン氏の息子が勤務/REUTERS.2020

トランプ大統領の弾劾裁判が開廷

国家の首脳が法を犯した可能性があれば、訴追する仕組みがあり、その疑惑を追及する仕組みがアメリカでは存在し、機能している。米議会上院で1月16日、トランプ大統領のウクライナ疑惑に関する弾劾裁判が始まった。

全米が注視するトランプ氏弾劾裁判。新証言なども提出、大統領選への影響は?/Business Insider Japan.2020

 上院を舞台に検察官役の下院訴追委員と弁護団が、「トランプ氏を罷免しなければ米国の国際的地位を損ねる」(主任検事役のシフ下院情報特別委員長)、「米国史上で最大の選挙干渉」(ホワイトハウスのシポローニ法律顧問)ど応酬。ウクライナ疑惑の経緯をよく知るとみられるボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当、トランプ氏によって解任)の証人喚問の是非をめぐって民主、共和両党が駆け引きを展開している。

〝ヤメ検〟やセレブ御用達弁護士ら、トランプ弾劾裁判の多彩な顔ぶれ/WEDGE Infinity.2020
裁判の前日にジュリアーニの友人レフ・パルナスによる重要証言

パルナス被告は15日、米テレビ局MSNBCで、ヨヴァノヴィッチ氏はトランプ氏が承認した計画の邪魔をしたため解任されたと主張。計画は、米政府がウクライナ政府に対し、ジョー・バイデン前副大統領(民主党)の捜査について発表するよう促すものだったとした。

米政府は「法を破った」 ウクライナ疑惑で政府監査院が認定/BBCニュース.2020

選挙資金法違反の罪に問われているパーナス被告の弁護士は、下院情報特別委員会に新たな証拠を提出し、同委員会が弾劾裁判が始まる直前にその一部を公開した。

全米が注視するトランプ氏弾劾裁判。新証言なども提出、大統領選への影響は?/Business Insider Japan.2020
「ウクライナに圧力をかけた」

トランプ氏の弾劾は、同氏がウクライナに対し、2020年大統領選挙の有力ライバルとなりそうな民主党のジョー・バイデン前副大統領とその息子の不正疑惑を捜査するように圧力をかけたことがきっかけだ。パーナス被告は、その圧力を示すトランプ氏やジュリアーニ氏の名が記載された手紙などを公開。15日夜には、テレビ出演し、「大統領とジュリアーニ氏が指示しなければ自分は何もしなかった」「トランプホテルは、計画の拠点だった」などと、マフィアの子分さながらの発言をした。

全米が注視するトランプ氏弾劾裁判。新証言なども提出、大統領選への影響は?/Business Insider Japan.2020

パルナス被告はまた、バイデン氏について捜査しない限り、マイク・ペンス副大統領がゼレンスキー大統領の就任式に出席することはないと、ウクライナ当局者に伝えたと述べた。

米政府は「法を破った」 ウクライナ疑惑で政府監査院が認定/BBCニュース.2020
「ヨバノビッチ駐ウクライナ大使を監視していた」

ワシントン(CNN) トランプ米大統領によって解任されたマリー・ヨバノビッチ前駐ウクライナ米大使が、在任中に違法に監視されていたことを示唆する新たな証拠が公開された。だが、ポンペオ国務長官は沈黙を保っている。

前ウクライナ米大使監視疑惑 国務長官、沈黙破り調査表明/CNN.co.jp.2020

一連の証拠文書は、トランプ氏の顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏の協力者、レブ・パーナス被告が下院に提出したもので、14日と15日に順次公開された。

前ウクライナ米大使監視疑惑 国務長官、沈黙破り調査表明/CNN.co.jp.2020

ヨバノビッチ氏をめぐる新たな証拠は14、15両日の夕方に公開された。14日に公開されたテキストメッセージには、トランプ氏の熱烈な支持者でコネチカット州の共和党議員候補、ロバート・ハイド氏がヨバノビッチ氏を酷評する様子や、ウクライナ首都キエフにいた同氏を監視して、その動向をパーナス被告に伝えていた可能性が示されている。

前ウクライナ米大使監視疑惑 国務長官、沈黙破り調査表明/CNN.co.jp.2020
トランプはレフ・パルナスを知らないと主張

トランプ米大統領は、顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ氏に近く、バイデン前副大統領の醜聞疑惑の調査に協力したとされるレフ・パルナス被告を知らないと主張した。ただ、同被告はトランプ氏およびその一族と一緒に撮った写真を複数保有している。

トランプ米大統領、ウクライナ疑惑の被告「知らない」-写真は多数/Bloomberg.2020

  トランプ氏は16日、ホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、「私が非常に多くの人々と撮っているような写真を、パルナス氏も持っているのだろう。それ以外は知らない」と発言。「パルナス氏は全く知らない。どういう人物で、どこから来たのか、何も知らない」と続けた。

トランプ米大統領、ウクライナ疑惑の被告「知らない」-写真は多数/Bloomberg.2020
ウクライナ当局が刑事捜査を開始

ウクライナ当局は16日午前、監視が行われていた可能性があるとみて刑事捜査に乗り出したことを発表した。

前ウクライナ米大使を違法監視か、ポンペオ国務長官は沈黙/CNN.co.jp.2020

  ウクライナ当局は、バイデン前副大統領の息子が役員を務めていた企業ブリスマ・ホールディングスに対するロシアのハッキング攻撃の捜査にも着手。ジュリアーニ氏は、バイデン氏が副大統領時代に息子を守るためブリスマへの捜査を邪魔したと主張している。ウクライナは両方の捜査への米国の参加を提案した。

バイデン氏息子企業へのサイバー攻撃、大使監視疑惑捜査-ウクライナ/Bloomberg.2020
「FBIに調査協力を要請」

1月16日、ウクライナ当局は米国連邦捜査局(FBI)に捜査協力を要請した。

ウクライナのエネルギー企業にロシアがサイバー攻撃、FBI捜査へ/MITテクノロジーレビュー.2020

米国のサイバーセキュリティ会社のエリア・ワン・セキュリティ(Area 1 Security)は13日、ブリスマを標的にしているのは、民主党全国委員会のサーバーが攻撃された2016年の事件と同じロシアのハッカーであることを明らかにした。2016年のハッキングは、ロシアによる前代未聞の組織的な選挙干渉キャンペーンとして米国の諜報機関によって認定されている。報道によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が設立したエンターテイメント会社、第95街区(Studio Kvartal 95)も同じハッカーに狙われていたという。

ウクライナのエネルギー企業にロシアがサイバー攻撃、FBI捜査へ/MITテクノロジーレビュー.2020

エリア1セキュリティーが明らかにした件について、ロシア国防省からコメントは得られていない。米国務省からもコメントは得られていない。FBIはコメントを控えた。

ウクライナがFBIに協力要請、バイデン氏息子勤務企業のハッキングで/REUTERS.2020
トランプがヨバノビッチ大使を解任要求している動画が公開
Mother Jones/YouTube

【1月26日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の弾劾裁判における重要人物、マリー・ヨバノビッチ(Marie Yovanovitch)前駐ウクライナ大使について、トランプ氏が解任を要求している様子を捉えたとされる動画が25日、米メディアに公開された。

「やれ!」トランプ氏が前ウクライナ大使の解任命じた動画、米メディアに公開/AFPBB News.2020

 この動画は、トランプ氏の顧問弁護士ルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏に近い実業家レフ・パルナス(Lev Parnas)被告の弁護人がメディアに公開したもの。2018年4月にホテルで献金者を招いて開かれた夕食会の際に撮影されたという。

「やれ!」トランプ氏が前ウクライナ大使の解任命じた動画、米メディアに公開/AFPBB News.2020

録画記録は、トランプ大統領の顧問弁護士ジュリアーニ氏に過去に協力した実業家のレフ・パルナス被告(選挙資金法違反で起訴)の弁護士、ジョセフ・ボンディ氏から入手した。

トランプ、駐ウクライナ大使「解任しろ!」録音記録見つかる 弾劾裁判に影響か/Newsweek.2020

録画記録は83分の長さで、最初にトランプ氏が写真撮影のためにポーズととってから、大きなテーブルと15人の席が用意された部屋に入る姿が映されている。その後はほとんどが天井が映されているだけで、参加者の姿は入っていない。

トランプ、駐ウクライナ大使「解任しろ!」録音記録見つかる 弾劾裁判に影響か/Newsweek.2020

出席者の一人だったウクライナ系米国人の実業家が「『トランプ氏は早晩、罷免される』とヨバノビッチ氏は触れ回っている」と伝えると、トランプ氏は「明日にでも排除しろ。かまわない」と発言した。周辺の関係者に指示したものとみられる。

トランプ氏が解任指示 元駐ウクライナ大使巡る動画公開/日本経済新聞.2020
ボルトン前大統領補佐官による暴露本の出版報道

【1月28日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は26日、米国のジョン・ボルトン(John Bolton)前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が、近く出版する著書の草稿で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領がウクライナ政府に軍事支援の実施と引き換えに政敵ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領の調査を行わせようとしたと主張していると報じた。これを受けて、米上院で行われているトランプ大統領の弾劾裁判でボルトン氏を証人とするよう共和党に求める圧力が高まっている。

ウクライナ疑惑、ボルトン氏が著書で暴露 弾劾裁判で証言求める声高まる/AFPBB News.2020

 トランプ氏は27日、ウクライナに軍事支援と引き換えにバイデン氏の調査を要求したとボルトン氏に話したことはなく、「実際、彼は公的な役割から退く際も、これについて不満をこぼしたことがなかった。もしジョン・ボルトンがこれを言ったのなら、それは本を売るためにすぎない」とツイッター(Twitter)に書き込んだ。

ウクライナ疑惑、ボルトン氏が著書で暴露 弾劾裁判で証言求める声高まる/AFPBB News.2020
裁判で民主党が証人喚問を要求も共和党が反対し否決!証人なしの裁判で結果が出ることに

ドナルド・トランプ米大統領に対する弾劾裁判の審理を勧める米上院(定数100)は31日、新しく証人を呼ぶよう求める野党・民主党提出の動議を、賛成49、反対51で否決した。これにより、来週にもトランプ氏に無罪判決が出ることがほぼ確実となった。民主党は、与党・共和党の穏健派議員4人による支持を期待していたが、その内2人しか証人尋問を支持しなかった。

【弾劾裁判】 上院、証人尋問を否決 トランプ氏に無罪判決の見通し/BBCニュース.2020
暴露本を出版する予定のボルトンの証言を希望していた

民主党は、昨年9月に解任されたジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の証言を強く希望していた。ボルトン氏は近く発刊する著書で、トランプ氏の発言について書いているとされる。そこには、政敵ジョー・バイデン氏の捜査にウクライナが合意するまで、同国への軍事援助を凍結するつもりだと、トランプ氏が自分に言ったと記述してあるとされる。

【弾劾裁判】 上院、証人尋問を否決 トランプ氏に無罪判決の見通し/BBCニュース.2020

米紙ニューヨーク・タイムズが、ボルトン氏の本の内容を報道したのを機に、共和党内でもボルトン氏の証言を求めるべきではないかという意見が出た。しかし最終的に、共和党で証人尋問を支持したのは、スーザン・コリンズ上院議員(メイン州)とミット・ロムニー上院議員(ユタ州)の2人のみで、民主党の動議は否決された

【弾劾裁判】 上院、証人尋問を否決 トランプ氏に無罪判決の見通し/BBCニュース.2020

不利な証言が出ることを懸念し、ボルトン前大統領補佐官らの証人尋問を否決した。

<社説>トランプ氏弾劾無罪 米国政治の劣化浮き彫り/琉球新報.2020

 ボルトン氏は、トランプ氏がウクライナへの軍事支援を再開する条件としてバイデン氏の調査を求めていたと著書の草稿で指摘していた。弾劾裁判で証人尋問が認められなかったのは今回が初めてだ。

<社説>トランプ氏弾劾無罪 米国政治の劣化浮き彫り/琉球新報.2020

トランプ大統領の弾劾裁判の評決の結果は……無罪

BBC News/YouTube

2月5日の米上院の弾劾裁判の評決で、トランプ大統領は有罪48対無罪52で弾劾罷免を回避した。

【地球コラム】共和党議員を支配する「恐怖」〜トランプ弾劾無罪の背後に〜/JIJI.COM.2020

弾劾裁判でトランプ氏を罷免するためには、100人の上院議員のうち、出席者の3分の2以上が「有罪」と判断する必要があった。評決では①自らの選挙を有利にするためウクライナに圧力をかけたとする「権力の乱用」は「有罪」が48人、「無罪」が52人②下院の弾劾調査への協力を拒否し、政府高官らの証言を禁じた「議会の妨害」については「有罪」が47人、「無罪」が53人だった。いずれも過半数にも届かず、トランプ氏の無罪が確定した。

トランプ大統領に無罪判決 ウクライナ疑惑巡る弾劾裁判/朝日新聞デジタル.2020
乗員は共和党が多数をしめていた

トランプ氏の罷免には上院(定数100)の3分の2以上の賛成が必要だった。共和党が多数を占めることから、罷免される確率は低かった。

【弾劾裁判】 トランプ氏に無罪評決 罷免を回避/BBCニュース.2020
弾劾調査でトランプに不利な証言をした大使など2人を更迭

 米国のトランプ大統領が「ウクライナ疑惑」により弾劾(だんがい)訴追され、無罪の評決を受けた問題をめぐり、米政府は7日、駐欧州連合(EU)大使ら政府職員2人を更迭した。弾劾調査の過程でトランプ氏に不利な証言をしたことへの報復とみられ、法律の専門家からは処分を、「犯罪行為だ」と批判する声も出ている。

トランプ氏に不利な証言した高官を更迭 弾劾裁判めぐり/朝日新聞デジタル.2020

 更迭されたのは、駐EU大使のゴードン・ソンドランド氏と、国家安全保障会議(NSC)スタッフのアレクサンダー・ビンドマン陸軍中佐。いずれも昨年11月に下院で開かれた公聴会で証言していた。

トランプ氏に不利な証言した高官を更迭 弾劾裁判めぐり/朝日新聞デジタル.2020

ゼレンスキー大統領(ウクライナ)にとっても今回の出来事は痛恨の極みだった

これにより米国内の政治的緊張の激化は必至だ。しかし、それ以上に、ゼレンスキー氏が受けた外交的な痛手は深刻で、破滅的な悪影響をもたらしている。

トランプのゼレンスキー大統領との電話記録、ウクライナに痛手 勝者はロシアか/Newsweek.2019

ゼレンスキー氏にとって何とも間の悪いことに、今回の問題はウクライナ東部紛争終結のための和平協議の一部再開に自らが積極的になっていた、まさにその時に発覚した。こうした取り組みには、米国や欧州の外交的な協力が欠かせない。

焦点:トランプ氏の電話記録、ウクライナに痛手 勝者はロシアか/REUTERS.2019

しかし会談記録によると、ゼレンスキー氏は、バイデン前米副大統領の息子が役員を務めていたウクライナ企業への捜査再開をトランプ氏に約束したほか、フランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相が対ロシア制裁実施を後押ししてくれないと不満を口にしていた。

焦点:トランプ氏の電話記録、ウクライナに痛手 勝者はロシアか/REUTERS.2019

またゼレンスキー氏は、米民主党政権時代の駐ウクライナ大使が「良くない外交官だった」とのトランプ氏の主張に同意していた。

焦点:トランプ氏の電話記録、ウクライナに痛手 勝者はロシアか/REUTERS.2019

……ロシアはアメリカの分断工作に成功した?

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領にとって今年は良い年だった。しかも状況は良くなる一方だ。同氏はいま多方面で勝利を収めつつある。

プーチン氏に実りの年、国際関係で成果相次ぐ/ウォール・ストリート・ジャーナル.2019

 米国の政治システムに不和の種をまくという目標があまりにもうまく達成されたことには、自身でさえ驚いているに違いない。まずロシアの工作員らが2016年の選挙に介入した。そして非難の矛先をロシアからウクライナへとそらそうとする工作は、米国内の激しい論争という形で実を結びつつあり、トランプ支持派と反対派の亀裂がさらに深まっている。ロシア側は余裕を持ってその状況を眺められる立場にある。..

プーチン氏に実りの年、国際関係で成果相次ぐ/ウォール・ストリート・ジャーナル.2019
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発売1週間で78万部突破し、世界中で話題の、前大統領補佐官による暴露本。注目すべきは、各国要人との詳細なやり取りで、日本に対する言及も150か所以上に及ぶ。安部首相や谷内正太郎氏との生々しい会話も頻繁に登場し、日米外交の裏側が詳細に語られる。(「紀伊國屋書店」データベースより)

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【ウクライナ危機(18)】プーチンに屈するな!!親ロシア派との和平を目指すゼレンスキーにウクライナ全土で抗議デモが発生『2019年ノルマンディ4国協議 IN パリ』
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