【陰謀論Qアノン】「フェイクニュースだ!」大統領になったトランプがメディアと対立!もはや何が真実かわかりません(6)

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【陰謀論Qアノン】「トランプ or ヒラリー」ガチのディスり合い!!混沌のアメリカ大統領選挙(5)
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発売1週間で78万部突破し、世界中で話題の、前大統領補佐官による暴露本。注目すべきは、各国要人との詳細なやり取りで、日本に対する言及も150か所以上に及ぶ。安部首相や谷内正太郎氏との生々しい会話も頻繁に登場し、日米外交の裏側が詳細に語られる。(「紀伊國屋書店」データベースより)

Trump vs The Media

トランプ vs マスメディア

CBC News: The National/YouTube

主要メディアの報道をフェイクニュースであると決め付け、対立を先鋭化させるトランプ大統領。それに対してトランプの発言こそが事実ではないと批判を続ける主要メディア。米国では、トランプ大統領を支持するか否かによって、有権者のみならずメディアやさまざまなものが分断を深めている。

トランプのメディア戦略から読み解くフェイクニュースの恐ろしさ/PRESIDENT Online.2017

 トランプ大統領がメディア攻撃の手を緩めないのは、二つの理由がある。一つは、最側近であるスティーブン・バノン大統領上級顧問・首席戦略官の影響。もう一つはトランプ大統領のツイッターはフォロワーが2600万人を数え、トランプ氏自身が巨大なメディア並みの影響力を持っていることである。そこに政権とロシアの不透明な関係が影を落とし、真相を追及しようとするメディアとの間で対立が生まれるという構図だ。

トランプ大統領はなぜメディアと対立するのか/読売新聞オンライン.2017

トランプ大統領はツイッターの約2600万人のほか、フェイスブックに約2100万人と、合計4700万人のフォロワーがいる。メディアを介さず自らの考えを直接かつ瞬時に発信できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)という「武器」を手にしているのだ。たとえメディアと対立しても、自分の「武器」をうまく使って反撃すればいいのである。

トランプ大統領はなぜメディアと対立するのか/読売新聞オンライン.2017

トランプにとって不利な報道は全て「フェイクニュース」

CNN/YouTube

トランプ大統領は,大統領選時期から自分に批判的な既存メディアに対して「フェイクニュース」という言葉を使って攻撃を繰り返している。

思想の自由市場の中の「フェイクニュース」(p.56)/慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所

「マスコミが本当のことを報じてくれず、嘘をつくから仕方なくツイッターを利用している。本当はツイッターなんて使いたくないんだ」

大統領選の結果がどうなろうとも、アメリカはもはや元の姿には戻れない/クーリエ・ジャポン.2020

トランプ大統領はこう語っているが、マスコミを一切介さず、自分の言葉で直接、国民や世界の人々に向けて発信する効果、威力というのはすさまじいものがある。フォロワー数は5000万人を超えていて、トランプ大統領の言葉は翻訳ツイッターによって各国の言葉でシェアされ世界中に拡散していく。その浸透力、波及力は従来メディアの比ではない。

大統領選の結果がどうなろうとも、アメリカはもはや元の姿には戻れない/クーリエ・ジャポン.2020

マスコミに都合の悪いことを書かれても、ツイッターで「フェイクだ!」と即座に反論して、自分の主張を展開すれば、世界中の人々に届く。たとえそれが嘘で塗り固められていても、である

大統領選の結果がどうなろうとも、アメリカはもはや元の姿には戻れない/クーリエ・ジャポン.2020

 批判されてもとにかく大手メディアをフェイク(偽物)だと叩き続けるというトランプのやり方は、不思議なことに、機能している。米NBCテレビとウォール・ストリート・ジャーナル紙の調査によれば、「メディアはトランプ政権の問題点を大げさに報じているか」との問いに、全体で53%が賛同しており、共和党支持者に至っては89%にも上っている。要するに、米国民の多くはメディア以上にトランプにより賛同していることになり、この結果はトランプがメディアを叩くことで支持固めに成功していることを意味する。怪しい主張もしつこく繰り返せば、それを信じてしまう人も多いということか。

トランプの暴言を止めることができない、お手上げの理由/ITmedia ビジネスオンライン.2017
【戦争プロパガンダ③】SNS時代!フェイクニュースが世論を作り上げる『サイバープロパガンダ』

フェイクニュースって?

フェイクニュースとは本当の「間違い(misinformation)」だけを意味しているわけではない。トランプ政権の場合、自分にとって納得のいかない、不都合な情報に対して、「噓」という「意図的な政治PR情報(disinformation)」のことを強く意識し、この言葉を使っている。自分に対して厳しい態度のメディアをたたく常套句だ。トランプ氏の当選以来、この言葉はアメリカだけでなく、世界に流布し続けている。

第10章さらに顕著になった「危機に瀕するアメリカのメディア」現象(p.87 )/前嶋 和弘.JIIA -日本国際問題研究所-

ただ、効果的に流布させるにはそれなりの条件がある。その条件は2つある。まず、政治的な立場をもっている受け取り手が数多く存在し、世論操作のための「政治PR情報」が広く受け入れられやすい状況になっている点である。後述する「政治的分極化(politicalpolarization)」がトランプ政権になってますます進んでいるアメリカはまさにこの世論的な分断の土壌が成立している。

第10章さらに顕著になった「危機に瀕するアメリカのメディア」現象(p.87 )/前嶋 和弘.JIIA -日本国際問題研究所-

ニューヨーク(CNNMoney) 気に入らない記事などを「フェイク(偽)ニュース」と切り捨てるトランプ米大統領が就任以降、この言葉を用いた回数はこれまで少なくとも404回に達していることがCNNの計算でわかった。

トランプ氏の「フェイク」発言、就任後は1日平均1回以上/CNN.co.jp.2018

平均で1日1回以上となる。偽ニュースの他、「偽世論調査」や「偽メディア」ともけなしている。ツイッター上の書き込みや公の場での発言などで用いている。ホワイトハウスの内幕本「炎と怒り」に対しては「偽書籍」と言い捨てていた。

トランプ氏の「フェイク」発言、就任後は1日平均1回以上/CNN.co.jp.2018
根拠のない発言は大統領任期最後の4年目に集中

 米ワシントン・ポスト紙は23日、トランプ前大統領の過去4年間の発言について、内容を検証して信憑(しんぴょう)性を評価する「ファクトチェック」をした結果、同氏は3万573回の虚偽や誤解を与える主張をしていたと報じた。半分近くが最後の4年目に集中していたという。

トランプ氏、虚偽や誤解を与える主張3万回超 米紙報道/朝日新聞デジタル.2021

 同紙は、トランプ氏の発言を継続的にファクトチェックしてきた。同紙の調べによると、トランプ氏の虚偽や誤解を与える主張は1年目は1日平均6回、2年目は16回、3年目は22回、4年目は39回と年を追うごとに増えた。うち半分近くは選挙集会やツイートだった。

トランプ氏、虚偽や誤解を与える主張3万回超 米紙報道/朝日新聞デジタル.2021

 4年目で回数が増えたのは、世界最多の犠牲者が出た米国内の新型コロナウイルスの感染拡大と、米大統領選の敗北があるとみられる。新型コロナをめぐってトランプ氏は「ウイルスは奇跡的に消える」などと2500以上の虚偽の主張などを重ねた。

トランプ氏、虚偽や誤解を与える主張3万回超 米紙報道/朝日新聞デジタル.2021
トランプにとってファクト・チェックそのもがフェイク

 トランプ氏に言わせれば、このファクト・チェック自体がフェイクということになり、主流派メディアとトランプ氏の言い分は一向にかみ合う気配がない。

トランプ批判の一斉社説、米メディアの反撃効果は?/読売新聞オンライン.2018
ファクトチェックって?

ファクトチェックとは、言説の内容が事実に基づいているかどうか調べて、その結果を発表することを言います。世の中に影響を与える言説や情報のうち、真偽が必ずしも定かでないものや正確さに疑いがあるものが、ファクトチェックの対象となります。ニュース記事、インターネット上の情報はもとより、政治家や有識者など社会的影響力をもった人物の言説も対象になります。

第4章 日本でファクトチェックは広がるか(p.2)/立岩陽一郎.揚井人文.ファクトチェックとは何か.岩波 ブックレット No.982

 フェイクニュースの蔓延(まんえん)に対抗するためには、「ファクトチェック」などと呼ばれる手法で、間違った情報に逐一反論し、ニュースの受け手に事実を知らしめれば良い、という指摘が根強くあります。実際に2016年にトランプ候補の演説に手を焼いたクリントン陣営は、多くの資金を投入して逐一「事実」を示し、反論を試みました。しかし、CEPR(欧州経済政策研究所)の実験では、人々に「事実」を示せば示すほどに、その反対に「フェイク」な情報を信じるようになる傾向があることが明らかになっています。人は自分の信じたいものを否定されると、余計に自分の信じていることを信じるような存在なのです。

「ポスト真実」フェイクニュースに抗するジャーナリストたちの闘い/imidas.2019
自分にとって都合の良い報道は陰謀っぽいのでも賞賛

2017年1月、大統領当選後初の記者会見で、トランプはCNNテレビ記者による再三の挙手をことごとく無視して他のメディアの質問に答え続け、そのあげく、君たちは偽ニュースだと捨て台詞を浴びせた。この一件がまざまざと示したように、メディアを敵と味方に峻別するのが彼のやり方だ。CNNのみならず、ニュースサイトのバズフィード、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙など、歯に衣着せぬ報道姿勢をとる各社を偏向報道で人心を惑わす“偽ニュース(フェイク・ニュース)”だとひとくくりにして片隅に追いやるいっぽう、自分に好意的でありさえすれば、陰謀説の色眼鏡をかけたいかがわしいメディアでさえも平気で賞賛してみせた。

“フェイクニュース”に負けはしない!──反骨のCNNアンカー、ジェイク・タッパー/GQ Japan.2017

間違いなく敵対(笑)トランプがCNNを叩きのめすコラ動画を投稿

CBC News: The National/YouTube

ドナルド・トランプ米大統領は2日、米CNNのロゴが頭になった相手をプロレス会場で床にたたきつけ、繰り返し殴る短い映像をツイートした。クリップは、2007年に米WWEの会場でトランプ氏が、オーナーのビンス・マクマホン氏を演出として「攻撃」した際の映像を加工したもの。

トランプ氏、CNNをプロレスでたたきのめすビデオ投稿/BBCニュース.2017
トランプの長男もインスタに別のコラ動画を投稿

 トランプ米大統領が戦闘機のパイロット姿で、米CNNのロゴがついた戦闘機を撃墜――。こんな内容に加工された動画を、トランプ氏の長男が写真投稿サイトのインスタグラムに投稿した。親子でメディア批判の姿勢を強めている。

トランプ氏長男「CNN撃墜」動画投稿 報道批判強める/朝日新聞デジタル.2017

 動画はトランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が8日に投稿。トム・クルーズ主演の映画「トップガン」の戦闘シーンを加工したものとみられる。戦闘機を操縦するパイロットの目の部分がトランプ氏に置きかえられ、CNNのロゴが貼り付けられた敵の戦闘機にミサイルを発射して撃墜している。

トランプ氏長男「CNN撃墜」動画投稿 報道批判強める/朝日新聞デジタル.2017

 ジュニア氏は「これまで見た中で最高の動画の一つ」とのコメントを付記。トランプ氏も今月初め、CNNのロゴを重ねた人物を自身が殴打するように加工した動画をツイッターに投稿したばかりで、親子で露骨なメディア批判を続けている。

トランプ政権 今度はCNNを「撃墜」 大統領長男が動画を投稿/SankeiBiz.2017

「2017年のフェイクニュース賞」トランプのメディア攻撃はより過激に

The Tonight Show Starring Jimmy Fallon/YouTube

   米トランプ大統領は2018年1月17日(現地時間)、共和党のウェブサイト「GOP.com」に「フェイクニュース賞」の受賞者を発表し、ツイッターで紹介した。

トランプ大統領が「フェイクニュース賞」発表 「受賞者」は?/J-CAST.2018

トランプ氏は、自身に否定的な報道を批判し続けている。昨年11月にも、ツイッターに「最も不誠実で腐敗し、ねじ曲げられた政治報道を行うテレビ局(CNNは入るが、FOXは含まれない)を競うコンテストを開催するべきだ。勝者には『フェイクニュース・トロフィー』が授与される」と記していた。

トランプ氏、「フェイクニュース賞」発表へ 今月17日/朝日新聞デジタル.2018
トランプがフェイクニュースのランキングを発表

 トランプ大統領は、お気に入りのメディア媒体であるツイッター(Twitter)を通じて、所属する共和党のウェブサイトに掲載された「フェイクニュース賞」1~10位を発表。受賞者リストにはCNNテレビ、ワシントン・ポスト(Washington Post)、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)など、日ごろトランプ氏の怒りの矛先が向けられている米主要メディアの名が並んだ。

トランプ大統領が「フェイクニュース賞」発表、1位は…/AFPBB News.2018

最も多かったのがCNNで4本。トランプ氏が訪日したとき、升に入ったエサをコイがいる池に丸ごと落とした映像を間違って編集したと指摘。実際は安倍晋三首相が先に同じことをしていたと主張した。ロシアとの関係を巡る報道などにも「偽ニュース」の烙印(らくいん)を押した。

トランプ氏が「偽ニュース賞」発表、CNNなど10本/日本経済新聞.2018

ニューヨーク・タイムズからは、トランプ氏の大統領選当選で経済が回復しないと指摘した記事など2本を選んだ。支持者集会で入場が始まる前の写真を取り上げて空席が目立つと伝えた米紙ワシントン・ポストの記事にも矛先を向けた。このほか、雑誌のニューズウィークやタイム、ABCテレビの報道も「誤報」として取り上げた。

トランプ氏が「偽ニュース賞」発表、CNNなど10本/日本経済新聞.2018

  名指しで記者を批判してきたこともある大統領だが、フェイクニュース賞を紹介したツイートの数分後には尊敬する記者もいるとも投稿。「非常に堕落し不正直なメディア報道にもかかわらず、私が尊敬する多くの偉大な記者がおり、米国民が誇るべきグッド(良質)ニュースがたくさんある!」と記した。

トランプ大統領:NYTやCNNなど米メディアに「偽ニュース賞」/Bloomberg.2022

これに対し、議会からは報道の自由を脅かすと批判する声が上がっている。

フェイクニュース賞、トランプ氏に批判 自身に批判的なメディア大半「報道の自由脅かす」/朝日新聞デジタル.2018
プロパガンダ放送のため?新たな国営テレビを設立を言及

トランプ米大統領は26日、ツイッターで、米CNNテレビが世界に米国の姿を誤った形で伝えていると非難し、世界的規模の国営テレビネットワークを設立する構想に言及した。「フェイク(偽)ニュース」と攻撃してきたCNNに対抗し、自分に都合の良いニュースを流す国際的なメディアを欲しているとみられる。

「トランプTV」構想? 国際報道でCNNに対抗/西日本新聞me.2018

「150万人集まった」大統領就任式に集まった人数を誇張

Business Insider/YouTube

【1月22日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は21日、前日に首都ワシントン(Washington D.C.)で行われた大統領就任式の聴衆の人数を実際より少なく見せたとしてメディアを批判した。聴衆が少なかったことはさまざまな証拠で示されているが、トランプ氏は150万人が集まったと主張した。

トランプ氏、就任式の聴衆少なく見せたとメディア批判 「150万人いた」/AFPBB News.2017

 トランプ氏は「超満員だったのに、あるテレビは人がいない場所を映した。『ドナルド・トランプがあまり人を集めなかった』と言った」と批判。「大きな代償を払うことになるだろう」と威嚇した。

就任式聴衆、トランプ氏「超満員だったのに」 報道批判/朝日新聞デジタル.2017

スパイサー大統領報道官は同日、一部のメディアが「意図的に誤った報道」に従事していると非難。「就任式を目撃した観衆の規模は過去最大だった。以上だ。直接見た人の数でも中継で見た人の数でもだ」と語った。

ブログ:大統領就任式の「対比写真」撮影の裏側/REUTERS.2017
映像ではあきらかに少なかった
CNN/YouTube

さらにトランプ氏はCIA本部で、大統領就任式の群衆は連邦議会議事堂前からワシントン記念碑までずっと続いていたと主張。しかし、ワシントン記念碑から撮影された現場の写真は、群衆がそのはるか手前で途切れた様子を写し出している。

トランプ米政権、首席補佐官も米メディアを攻撃 「徹底的に戦う」と/BBCニュース.2017

首都ワシントン当局は聴衆人数について正式な発表をしていないが、ワシントン記念塔に達する規模でなかったことはテレビの映像で明白になっている。空撮画像ではバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が2013年に行った2期目の就任演説に比べて聴衆が大幅に少なかったことが示されている。

トランプ氏、就任式の聴衆少なく見せたとメディア批判 「150万人いた」/AFPBB News.2017

 米当局が事前に推定した来訪者は最大90万人で、2009年のオバマ前大統領就任時の180万人の半分だった。複数の米メディアが、オバマ氏の時と今回の就任式を同じ角度から撮影した写真を並べて報道。今回は明らかに人が少なく、トランプ氏はこれが気に入らなかったとみられる

就任式聴衆、トランプ氏「超満員だったのに」 報道批判/朝日新聞デジタル.2017

「ヒラリーに票数で負けたのは不法移民のせい」トランプが独自の陰謀論を発表

CNN/YouTube

 米首都ワシントンで20日行われた大統領就任式に参加した聴衆の数について約150万人としたものの、主要メディアから矛盾点を指摘され「代替的事実」と苦しい言い訳に追われたトランプ大統領陣営だが、今度は昨年の大統領選挙での不正投票を巡って論争を引き起こしている。

「死者が投票」トランプ氏が選挙不正主張 「うそ」とNYタイムズ、新たな対立の火種に/47NEWS.2017

  関係者3人によると、トランプ大統領は共和・民主両党の議会指導者らを招いたホワイトハウスでのレセプションで、300万-500万人の未登録移民がクリントン氏に投票しなければ得票数でも自分が勝ったはずだと述べた。関係者2人によると、トランプ大統領は投票した移民について「不法」という言葉を使っていた。

トランプ米大統領、得票数で負けたのは不法移民のせいと発言-関係者/Blomberg.2017

その後、ツイッターで「死者が有権者として登録されている」場合もあったとした上で「大規模調査」を行うよう関係部局に指示したと明らかにした。

「死者が投票」トランプ氏が選挙不正主張 「うそ」とNYタイムズ、新たな対立の火種に/47NEWS.2017
総得票数で負けたがトランプは大統領にれた……。それが我慢ならない

2016年の前回選で、共和党候補のトランプ氏は、民主党候補のクリントン元国務長官と比べ、総得票数では約290万票下回ったが、選挙人306人を獲得して当選した。

【米大統領選】各州の「選挙人」獲得競う 前回は得票数敗北でも当選/日本経済新聞.2020

就任してもなお、総得票での「敗北」が我慢ならないようだ。

トランプ氏「不法移民がヒラリー氏に投票」 主張蒸し返し/日本経済新聞.2017

不法移民票がなければ、総得票数でも勝っていたというわけだ。同様の主張は昨年11月にもツイッターで展開した。

トランプ氏「不法移民がヒラリー氏に投票」 主張蒸し返し/日本経済新聞.2017

トランプ氏は最初のツイートに続けて立て続けに、「選挙人団でなくいわゆる一般投票を勝つ方が、自分にとってはよほど簡単だった。回った15州ではなく、3~4州で選挙運動すればそれで済んだのだから」、「もっと簡単に圧倒的に勝ったはずだ(でも小さい州は忘れられてしまう!)」などとツイートした。

【米政権交代】トランプ氏、「何百万人」が違法に投票と主張/BBCニュース.2016

トランプ氏はさらに、クリントン氏が勝ったバージニア、ニューハンプシャー、カリフォルニアの各州で「深刻な不正投票」があったのに米メディアは報じていないと主張した。

【米政権交代】トランプ氏、「何百万人」が違法に投票と主張/BBCニュース.2016

CNNのジェフ・ゼレニー記者はトランプ氏を「態度の悪い勝者」と評し、次期大統領による不正選挙の主張を裏付ける「証拠は皆無」と報じた。トランプ氏は一連のツイートとリツイートでこれに反撃し、どちらも数日にわたりネットで反響を呼んだ。(ホワイトハウスや州当局者らは、広範囲で不正が行われたという主張が虚偽であることを証明したが、トランプ氏は自身の主張の証拠を提供していない)

コラム:嘘か真か、トランプ流「ツイート砲」がメディアを圧倒/REUTERS.2016
不正投票を訴えるが証拠はなし

これまでに不正投票の証拠は出ていませんが、トランプ氏は総得票数で民主党のクリントン氏に及ばなかったのは不正投票の結果と強調する狙いがあるとみられます。

「不法移民500万人が不正に投票」 トランプ大統領/テレ朝news.2017

各方面で事実関係を調査した人々がトランプ氏の主張を否定しており、選挙戦の勝敗を決めたとされる重要州の選挙管理委員会の共和党関係者も、不正投票の証拠は見つからなかったとしている。

米大統領報道官、大量の不正投票には「証拠がある」と主張 根拠示さず/BBCニュース.2017

ショーン・スパイサー大統領報道官は、トランプ氏が不正投票があったと「本当に信じている」と述べたが、根拠を提示すべきだとする記者団の求めには応じなかった。

米大統領報道官、大量の不正投票には「証拠がある」と主張 根拠示さず/BBCニュース.2017
トランプ側の報道官の援護射撃!!後に嘘と判明

 24日にはスパイサー報道官もトランプを擁護したが、もちろんこれも「嘘」だった。スパイサーは「2008年のピュー(・リサーチセンター)の」報告書を今回の大統領選で不正があった証拠として挙げたが、ブルームバーグの取材によれば、そもそも2008年にピュー・リサーチセンターはそのような報告書を出していない。

トランプの「嘘」まとめ(就任式、対日要求ほか)/Newsweek.2017

 全米各地の選挙管理委員会はすでに不正投票は事実上なかったと結論づけている。数百万人などもってのほかだ。

トランプの「嘘」まとめ(就任式、対日要求ほか)/Newsweek.2017
そもそもトランプ側の法律顧問チームが不正がない事を認めていた

  トランプ大統領の法律顧問チームは昨年12月1日付の法的文書で、「入手できるすべての証拠から、2016年総選挙は不正行為やミスにゆがめられてことはないと示された」と述べている。

証拠のない「不正投票」、トランプ大統領は大規模な調査を要請へ/Bloomberg.2017
「トランプ大統領がうそを繰り返している!」主要メディアが大バッシング

 同問題は、主要紙ニューヨーク・タイムズが「うそを繰り返している」と大統領をうそつき呼ばわりする記事を掲載するなど米メディアとの新たな対立の火種となっている。CNNテレビは大統領選挙に勝利したにもかかわらず、根拠のない主張を繰り返す理由について「人生のどのような局面でも、完全な勝利をやってのけることはできない」ことを受け入れられない同氏の性格にあると分析した。

「死者が投票」トランプ氏が選挙不正主張 「うそ」とNYタイムズ、新たな対立の火種に/47NEWS.2017

主要メディアはトランプの主張に対して反証し続けた

「殺人事件の発生率は過去47年で最悪」「500万人の不法移民がヒラリーに投票した」「大統領就任式に150万人集まった」……など、これまで米国メディアは、トランプ氏が事実に基づかない主張をするたびに「反証」を繰り返してきた。だが、トランプ支持者はそれらの検証に耳を傾けないばかりか、大統領選真っただ中の昨年9月に米世論調査大手のギャラップ社が行った調査では、メディアを信頼する米国民の割合は1972年の調査以来最低の32%を記録。共和党支持者に限ると、わずか14%まで落ち込んでいるという皮肉な数字も出ているのだ。

アメリカ人はなぜフェイクニュースとファクトを見極められないのか?【町山智浩インタビュー】/日刊SPA!.2017
日本の報道機関もトランプにフェイクニュースと批判される

 トランプ米大統領の有力側近で首席戦略官兼上級顧問を8月まで務めたスティーブン・バノン氏が17日、東京都内で記者会見し、情報を過去に誤って伝えたフェイク(偽)ニュースの報道機関として、「NHK」の名称をあげた。バノン氏は以前から、トランプ氏をめぐる報道について痛烈に批判しており、日本の報道機関がやり玉に挙がった形だ。

フェイクニュース「NHKも」名指し バノン米元首席戦略官、会見で批判「日本のCNNに違いない」/産経ニュース.2017

「もう十分だ。マイクを置け」トランプがCNNを記者会見出禁に……。

CNN/YouTube

事件が起きたのは中間選挙の翌日11月7日(水)にホワイトハウスで行われた記者会見。中米からの移民集団についてCNNのジム・アコスタ記者が質問した。「移民を悪者扱いしていないか」「移民は侵略者ではない」というアコスタ記者に対してトランプ大統領は「正直に言って国を運営するのは私だ。君はCNNを運営する。うまくやれば視聴率も上がるはずだ」と回答。アコスタ記者が質問を続けると「もう十分だ。マイクを置け」と命令。さらに「CNNは君を雇っていることを恥じるべきだ。君は無礼でひどい人間だ」「CNNがやっているが、フェイクニュースを伝えるのは国民の敵だ」と激昂した。

ドナルド・トランプ大統領、CNNの記者を出入り禁止に/ELLE.2018

大統領会見での言動に問題があったとして、サンダース米大統領報道官は7日、CNNテレビのジム・アコスタ記者のホワイトハウス入館のための記者証を「当面、使用停止にした」と発表した。取材中の態度や行動を理由にホワイトハウスが記者を「出入り禁止」処分にするのは極めて異例。

CNN記者を「出入り禁止」 トランプ氏会見での言動「容認できない」/iza!.2018
そもそも論でトランプはメディアを敵対視

トランプ氏の前まで数十年間毎日行われる大統領報道官の定例会見は、2日に1回、1ヵ月に10~15回程度に減った。ただ、懸案がある時は1日に2回行われることもある。新聞社と放送局に強い不信と敵対感を持つトランプ氏は、当選直後、一時定例会見をなくそうとしたが、記者団の強い反発を受けて維持した。

ホワイトハウス記者会見室の席は49個だけ、米有力報道機関が占める/東亜日報.2018
明確な意図を持って編集された動画を大統領報道官がシェアしてしまう
Washington Post/YouTube

サンダース報道官は、証拠としてアコスタ氏の腕が女性に当たる動画をツイッターでシェアした。しかし、シェア動画はオリジナルのものではなく、編集が施されていることが判明している。
ある専門家は、アコスタ氏の腕が接触したように見える瞬間のコマを数コマ分フリーズして強調しているほか、腕を動かす場面の速度を速め、より攻撃的に見えるように編集が施されていることを指摘している。また、サンダース氏の動画から音声が消されていることも、編集を気づかれないようにするためではないか、と指摘する。

CNNアコスタ記者 トランプ大統領の訪問地 フランスでお出迎え/Mashup Reporter.2018

さらに、サンダース氏がシェアした動画は、極右派で陰謀論者として知られるアレックス・ジョーンズのサイト、Infrowarsのエディターによるものであることが指摘されている。Infrowarsをはじめ、アレックス・ジョーンズ氏のアカウントはツイッターやメジャーなSNSから凍結されており、大統領報道官が、その関係者の動画をシェアしたことに驚きが広がっている。

CNNアコスタ記者 トランプ大統領の訪問地 フランスでお出迎え/Mashup Reporter.2018
メディアがトランプを提訴

(CNN) 米CNNのジム・アコスタ記者がトランプ米大統領との記者会見の後に記者証を取り上げられたことを受けてCNNがトランプ氏らを相手取って訴訟を起こした件で、競合のFOXニュースをはじめ、AP通信やUSAトゥデー、ワシントン・ポスト、ポリティコなど、10を超えるメディアがCNNとアコスタ記者への支持を表明した。

「出入り禁止」裁判、FOXら10社以上がCNNを支持/CNN.co.jp.2018

支持を表明したメディアには米国の主要な報道機関の多くが含まれている。

「出入り禁止」裁判、FOXら10社以上がCNNを支持/CNN.co.jp.2018
提訴は取り下げで出禁解除 →その代わり新ルール

 アコスタ氏の記者証は、7日の記者会見の後でホワイトハウスが没収。CNNによる提訴を受けて、裁判所が16日に記者証の復活を政権に命令していた。記者証が戻ったため、CNNは訴訟を取り下げた。

「質問は一つだけ」ホワイトハウスが記者会見に新ルール/朝日新聞デジタル.2018

 一方、記者会見の新ルールは、①記者は一つの質問をした後、発言権を次の記者に渡す②再質問や複数の質問は大統領やホワイトハウス職員の裁量で許される③「発言権を渡す」とは、職員に適切に物理的にマイクを返すことも含まれる④ルールを守らなければ記者証を停止や廃止とする場合がある、というもの。

「質問は一つだけ」ホワイトハウスが記者会見に新ルール/朝日新聞デジタル.2018

トランプ支持者がメディアを直接攻撃する事件が多発

BBC News Japan/YouTube

トランプ米大統領の支持者集会を撮影中だった英BBCのカメラマンが、支援者に暴力を振るわれた問題で、英国のハント外相は容認できないと非難した。

米集会でトランプ氏支持者がカメラマンに暴力、英外相ら非難/REUTERS.2019

このカメラマンは11日、メキシコと国境を接するテキサス州エルパソでトランプ氏が開いた集会を撮影中、同氏が掲げるスローガン「Make America Great Again(アメリカを再び偉大な国に)」と書かれた帽子をかぶった支持者の男に強く押され、ののしられたという。BBCの映像によると、男はその後取り押さえられた。

米集会でトランプ氏支持者がカメラマンに暴力、英外相ら非難/REUTERS.2019

 6月28日、メリーランド州アナポリスの新聞社が散弾銃を持った男に襲撃され、記者や編集者など5人が殺害される衝撃的な事件が起きた。米国では子どもたちを狙った学校内の銃乱射事件が多発しているが、今回は異例にも新聞社が標的にされた。

トランプのメディア攻撃は新聞社襲撃事件に影響を与えたか/ダイヤモンド・オンライン.2018

 そのため、「メディアは国民の敵だ!」などと激しい言葉で攻撃してきたトランプ大統領にも責任の一端があるのではないか、との批判が高まっている。つまり、ジャーナリストに対する憎悪をかき立てるような大統領の言動が、結果的にこのような事件を招いたのではないかということだ。

トランプのメディア攻撃は新聞社襲撃事件に影響を与えたか/ダイヤモンド・オンライン.2018
トランプのせい!?

トランプ氏と政権関係者、支持者によるメディア攻撃が、このところ相次いでいる。7月31日にフロリダ州タンパで開かれた支持者集会では、トランプ氏の支持者たちが会場で取材する報道陣を罵倒し、中傷する様子をCNNが撮影した。メディアに強い罵倒表現が投げつけられるこのビデオを、CNNのアコスタ記者がツイートし、「タンパのトランプ集会で目にした悲しい光景のほんの一例だ。トランプや保守系メディアにいる一部の人が煽り立てる敵意によって、誰かけがをするのではないかととても心配だ。同じアメリカ人をこんな風に扱うべきじゃない。報道陣は敵じゃない」と書いた。

国連報告者、トランプ米大統領のメディア攻撃を批判/BBCニュース.2018
トランプの集会ではメディアをディスるパフォーマンスが定番

私は大統領選に向けて、そして大統領選以降、数え切れないほどトランプ氏の支持者集会を取材してきた。そこには決まったパターンがある。マスコミ批判は支持者に大いに受ける。トランプ氏にとって集会でのマスコミ攻撃は、お約束の「セット」なのだ。ローリング・ストーンズのライブに行けば「ホンキートンクウーマン」や「サティスファクション」が決まってかかるように。それがないイベントなどあり得ない。想像もつかない。

トランプ氏支持者がBBCカメラマンに暴力 決して意外ではなかった/BBCニュース.2019

集会で大統領は決まって演説中に、我々が撮影している場所を指差す。さあ、お楽しみの始まりだ。「あんなひどいうそつき集団を見たことがあるか? あいつらはフェイクニュースだ、あいつらは国民の敵だ」。

トランプ氏支持者がBBCカメラマンに暴力 決して意外ではなかった/BBCニュース.2019
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“https://diggity.info/society/qanon-7/”

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