【陰謀論Qアノン】「トランプ or ヒラリー」ガチのディスり合い!!混沌のアメリカ大統領選挙(5)
Trump vs. the Media
暴言王トランプ
トランプ氏に関しては、大統領選出馬を表明した当日から、大統領としての資質が疑われる数々の証拠があった。
トランプ対ヒラリー、どんどん醜くなるワケなぜこんな泥仕合になっているのか/東洋経済ONLINE.2016
トランプ氏は6月16日の出馬表明でメキシコからの移民について「麻薬や犯罪を持ち込む。彼らは強姦犯だ」と決めつけ、不法移民の流入を防ぐために米国の南部国境に「万里の長城」を建設すると公約した。
【米大統領選】メキシコ人は「強姦犯」 トランプ氏の発言に手を焼く共和党/産経ニュース.2015
また、サウスカロライナ州での15年7月21日の演説では、共和党のライバル候補の1人リンゼー・グラハム上院議員の携帯電話の番号を嫌がらせで暴露。「かけてみよう」と聴衆をけしかけた。ちなみに、トランプ氏とグラハム議員は、互いを「ばか」「間抜け」などと呼び合い、反目し合う仲だ。
トランプ大統領ってどんな人? 暴言繰り返す不動産王/HUFFPOST.2016
度重なる暴言にもかかわらずトランプ氏が人気を維持した理由について当時、「オバマ政府の進歩政策に嫌気がさした共和党支持の有権者の支持を受けたため」と指摘された。
トランプ大統領ってどんな人? 暴言繰り返す不動産王/HUFFPOST.2016
PTSDになった兵士を中傷
トランプはバージニア州で10月3日、退役軍人の会合に出席。心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症した帰還兵たちについて、「戦場で見たことに対応できない人たちも大勢いる」と述べ、彼らを「弱い」と考えていることを暗に示した。強くない人たち、少なくともトランプの世界では弱い人たちが、対応できずにPTSDを発症しているというのだ。
暴言王トランプ、PTSDの帰還兵を「弱虫」呼ばわり 本当に弱いのは誰だ/Forbes JAPAN.2016
イスラム教徒に対する度重なる過激発言
トランプはこれまで、「イスラム教徒のアメリカ入国を禁止する」「イスラム教テロリストの家族を皆殺し(take out)にするべき」「アメリカのイスラム教徒はテロリストを警察から隠している」などといった発言や示唆を繰り返してきた。トランプの発言の数々は、第二次世界大戦で日系アメリカ人が強制収容所に入れられた暗い歴史の復活を思わせる。現在、排斥のターゲットになっているのがイスラム教徒だ。
戦死したイスラム系米兵の両親が、トランプに突きつけた「アメリカの本質」/Newsweek.2016
国のために戦った戦没者の遺族を侮辱
2004年にイラクで自動車爆弾攻撃のため戦死したフマヤン・カーン陸軍大尉(当時27)の両親、キズルさんとガザーラさんは7月28日に民主党大会で、繰り返しイスラム教徒を侮辱するトランプ氏は今までアメリカのために何一つ犠牲を払ってこなかったと非難した。これに対してトランプ氏は、自分は「いろいろな犠牲を払ってきた」と主張し、逆になぜ母親のガザーラさんが何も発言しなかったのかと問いただした。
【米大統領選2016】戦死米兵の母へのトランプ氏発言に怒り/BBCニュース.2016
イスラム教の決まりで発言できなかったのだろうかと憶測するトランプ氏の発言に対して、民主党だけでなく共和党関係者も、戦死兵の遺族への発言として不適切だと批判。ガザーラさんは、トランプ氏の発言に傷ついたと発言している。
【米大統領選2016】戦死米兵の母へのトランプ氏発言に怒り/BBCニュース.2016
米国民にとって、戦死者は「英雄」。ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ氏の側近らはこの数日間、この問題に区切りを付け、クリントン批判に集中するようトランプ氏に促してきたが、トランプ氏は「カーン氏とメディアと共和党員の一部に不公平な扱いを受けた」と聞き入れなかったという。
【図解・国際】米大統領選・民主・共和両党候補の支持推移(2016年8月)/JIJI.COM.2016
国内外から批判が噴出
大統領候補が戦死者の遺族を批判する前代未聞の事態に、民主党だけでなく共和党内からも非難が噴出している。
トランプには「吐き気がする」──オランド仏大統領/Newsweek.2016
オバマ氏は「戦没者の家族ほど自由や安全のために犠牲を払っている人々はいない」とたたえた。イラクで戦死したイスラム教徒の米軍人の父、キズル・カーン氏は、28日の民主党全国大会でトランプ氏について、「犠牲を払っていない」と批判。これに対し、トランプ氏が「私も多くの犠牲を払った。一生懸命に働き、多くの雇用を創出した」などと反論していた。
【米大統領選】トランプ氏の戦没者遺族侮辱、オバマ大統領「うんざりしている」/産経ニュース.2016
(CNN) フランスのオランド大統領は4日までに、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏について、行きすぎた言動が不快だと批判した。
トランプ氏の言動に「吐き気」 オランド仏大統領が不快感/CNN.co.jp.2016
オランド大統領はパリで報道陣に対し、「トランプ氏の行きすぎは私たちに吐き気を催させる。たとえ米国における言動であっても、兵士のことや兵士の思い出を悪く言うとなればなおさらだ」と、述べた。
トランプ氏の言動に「吐き気」 オランド仏大統領が不快感/CNN.co.jp.2016
オランド大統領は先週にも、トランプ氏がフランス国内で相次いだテロ事件を受けて「フランスはもはやフランスではない」と述べたことに怒りを込めて反論している。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、オランド大統領は「フランスはこれからもずっとフランスであり続ける」と述べたという。
トランプ氏の言動に「吐き気」 オランド仏大統領が不快感/CNN.co.jp.2016
不法移民を強制送還
「強制送還部隊を作って、人道的な方法で送り返す……。何百万という人々がアメリカに来たがって不法に入国しようとするのを止めなければならない」と、今週MSNBCのニュース番組に出演したトランプは語った。
不法移民、トランプが強制送還部隊の創設を提唱/Newsweek.2015
この提案は、予想通りツイッターでも「人権侵害だ」という非難を浴びている。
不法移民、トランプが強制送還部隊の創設を提唱/Newsweek.2015
女性蔑視
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏が2005年に「スターなら(女性に)何でもできる」、女性器を「わしづかみにする」などと発言したビデオについて、米紙ワシントン・ポストが7日夜に報道したことを受けて、共和党幹部が相次いでトランプ氏を非難している。トランプ氏は同日夜、「間違っていた」「自分は変わった」などと謝罪するビデオを公表した。
【米大統領選2016】トランプ氏わいせつ発言 「スターなら女性に何でもできる」/BBCニュース.2016
クリントン氏は電子版での報道を受け、ツイッターで「ひどい発言だ。この男を大統領にさせてはならない」と批判した。
【米大統領選】両候補に新たな醜聞…泥仕合か 第2回テレビ討論会を前に/産経ニュース.2016
ミス・ユニバース優勝者に暴言を浴びせまくる
【9月28日 AFP】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は27日、前夜の討論会で民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官が言及した元ミス・ユニバース(Miss Universe)のアリシア・マチャド(Alicia Machado)さんの体重に関する批判を改めて展開した。女性有権者らの反発を招きかねない発言だ。
討論会で劣勢のトランプ氏、元ミス・ユニバース批判で反撃/AFPBB News.2016
ミス・ユニバース大会は昨年まで、トランプ氏が経営する企業が運営していた。1996年にベネズエラ代表として出場し、ミス・ユニバースに輝いたマチャドさんは、トランプ氏から「ミス子豚」や「ミス家政婦」と呼ばれ、大会優勝後の体重増加について公の場で侮辱されたとして、トランプ氏を非難している。
討論会で劣勢のトランプ氏、元ミス・ユニバース批判で反撃/AFPBB News.2016
クリントン氏はフィラデルフィア郊外で開いたイベントで「女性が外見のみで判断されるのはショッキングだ」と語った。
クリントン氏、トランプ氏の女性侮辱発言を攻撃/REUTERS.2016
それでもトランプ氏はひるまず、「彼女は歴代優勝者で最悪」「食べてばかりだった」「ひどい過去がある」とツイッターなどで暴言を続行。
トランプ氏、「ミス子豚」と罵った元ミス・ユニバースを猛攻撃「彼女のセックス動画ある」/HUFFPOST.2016
マチャドさんが出演した広告が拡散されると、トランプ氏は反撃に出た。27日夜にFOXニュースの番組「Fox and Friends」に出演し、「彼女は史上最低のミス・ユニバース」「ありえない」「マチャドは最悪だ。急に体重が増えたからな。大問題だ」などと発言した。
トランプ氏、「ミス子豚」と罵った元ミス・ユニバースを猛攻撃「彼女のセックス動画ある」/HUFFPOST.2016
トランプ氏は攻撃の手を緩めず、28日には、「実際には、いじめることでマチャドさんを助けているんだ」と話し、ミス・ユニバースの事務局はマチャドさんの体重が増えたため、彼女からミス・ユニバースの称号を剥奪しようとしていると主張した。トランプ氏の選挙戦マネージャー、ケリアン・コンウェイ氏も29日に、トランプ氏の発言を後押しし、「彼女は契約に違反し、事務局は彼女からミス・ユニバースを剥奪したがっていた。だからトランプは彼女にもう一度チャンスを与えたんです」と語っている。
トランプ氏、「ミス子豚」と罵った元ミス・ユニバースを猛攻撃「彼女のセックス動画ある」/HUFFPOST.2016
この発言で批判を浴びていたトランプ氏だが、現地時間30日にまたしてもアリシアさんについて言及。「いんちきヒラリーは最悪なミス・ユニバースにだまされて、利用された。ヒラリーは彼女の過去を調べることもせずに、彼女を天使のように仕立てたんだ。恐ろしいよ!」「いんちきヒラリーは胸糞悪い(セックステープと過去をチェックしろ)アリシアを討論会で使うために、彼女がアメリカ国民になる手助けをしたのだろうか?」。
トランプ氏また元ミス・ユニバース罵倒「胸糞悪い」/日刊スポーツ.2016
以前アリシアさんが出演したとされるテープの動画がネット上に出回っていたが、偽物だったことが判明していた。トランプ氏が言及したテープというのが何を指しているのかは不明だが、この件に言及したことで彼はさらなる非難を浴びている。
トランプ氏また元ミス・ユニバース罵倒「胸糞悪い」/日刊スポーツ.2016
トランプ氏陣営はテープの存在に関する証拠を示していない。
トランプ氏、元ミス・ユニバースを批判 「セックステープ」に言及/CNN.co.jp.2016
人工妊娠中絶した女性を処罰するべき
トランプ氏は最近、人工妊娠中絶の手術を受けた女性を処罰すべきだと主張して批判を浴び、「医師が法的責任を負うべきだ」と釈明することを強いられた。また、ツイッターでライバルのテッド・クルーズ上院議員(45)の妻が顔をゆがませた写真と、メラニアさんの写真を並べて「百聞は一見にしかず」と書き込んだことを、「過ちだった」と認めた。
「ばか女、太った豚」暴言トランプ氏は「女性の敵」? 元モデル夫人投入し失地挽回図るも… (1/2ページ)/SankeiBiz.2016
18年間も所得税を隠していた
彼に最も打撃を与える暴露がなされるのは、遅すぎた。ニューヨーク・タイムズ紙は入手した過去の納税申告書の一部をもとに、トランプ氏が巨額損失の計上を通じ、所得税を20年近く納めていなかったと報じた。
トランプ対ヒラリー、どんどん醜くなるワケなぜこんな泥仕合になっているのか/東洋経済ONLINE.2016
ニューヨーク・タイムズによれば、トランプ氏は95年に9億1600万ドル(現在のレートで約928億円)の損失を計上した。この申告を受けた税控除により、同年から18年間の課税所得が帳消しになった計算とされる。
トランプ氏、巨額損失で20年近く連邦所得税免除か 米紙/CNN.co.jp.2016
実業家トランプ氏はこれについて3日、複雑な税制相手に「見事に」立ち回ったと表明。「私ほど税法をよく理解している人間はめったにいない」と述べ、ホテル開発業者、実業家として、「自分と自分の会社の利益のために、税法を合法的に活用した」と説明した。
【米大統領選2016】クリントン氏、所得税めぐりトランプ氏を痛罵/BBCニュース.2016
トランプ氏はコロラド州で支持者を前に、実業家としての才覚があればこそ、税制改革の着手に自分は適任だと強調した。
【米大統領選2016】クリントン氏、所得税めぐりトランプ氏を痛罵/BBCニュース.2016
その後さらにひどい事実が判明
2020年9月28日付のニューヨークタイムズ紙は、過去18年間におけるトランプ氏の納税に関して調査し、そのうち11年間は連邦所得税を全く納めていなかったこと、また、大統領に当選した2016年と就任1年目の2017年に納めた額はわずか750ドル(8万円強)だったという驚くべき事実を詳細に報じた。
トランプ氏「刑務所行き」の可能性で、次回大統領選はどうなるか/ダイヤモンドオンライン.2021
主要メディアは反トランプキャンペーン
アメリカのメディアは、トランプ氏が立候補宣言をした際には、同氏を泡沫候補扱いしていた。メディアは、このような暴言を繰り返すトランプ氏が世論の支持を集めていることで、民主党の最有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官にプラスに働いていると指摘していた。
トランプ大統領ってどんな人? 暴言繰り返す不動産王/HUFFPOST.2016
そもそも、ほとんどの米メディアはトランプがこんな快進撃を続けるとは思っていなかった。しかも選挙が進むと、今度はトランプの勝利を阻止するべく反トランプの姿勢を鮮明にした。有力紙のワシントンポスト紙は「共和党幹部たちよ、トランプを止めるために全力を尽くせ」とする論説記事を掲載しているし、ニューヨークタイムズ紙もトランプの政治家としての資質を問題視して、別の候補者を支持すると表明している
「中立である」はずなのに……。なぜ米国のメディアは特定の候補者を支持するのか/ITmedia ビジネスオンライン.2016
そして次々と他の新聞も支持候補を表明し、現時点で、トランプ支持を表明しているのはゴシップなども扱うタブロイド紙3紙だけ。クリントンは80近い新聞社から支持表明を受けている。
「中立である」はずなのに……。なぜ米国のメディアは特定の候補者を支持するのか/ITmedia ビジネスオンライン.2016
「反トランプ!でもヒラリー・クリントンもちょっと……」
1873年に創刊された中西部ミシガン州の保守系紙デトロイト・ニューズ(電子版)は9月29日の社説で、創刊以来、共和党候補を支持してきたが、トランプ氏に賛同できないため「長く尊重してきた伝統を中止する」と表明。同氏を「無節操で不安定」などと非難した。
【米大統領選】米主要紙が続々と反トランプの狼煙 創刊以来140年も共和党を支持してきた保守紙も「伝統を中止する!」/産経ニュース.2016
また、民主党候補のクリントン前国務長官(68)も性格に問題があるとし、小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)を支持するとした。
【米大統領選】米主要紙が続々と反トランプの狼煙 創刊以来140年も共和党を支持してきた保守紙も「伝統を中止する!」/産経ニュース.2016
アメリカで唯一の全国紙である「USAトゥディ」は、34年の歴史の中で、特定の候補者に肩入れしたことはなかったという。しかし今回、共和党のトランプ氏について、「うそを連発し、偏見をまん延させている」などと批判し、「大統領に適さない」として、投票しないよう呼びかけた。
米唯一・最大の全国紙、「反トランプ」表明/日テレNEWS24.2016
一方で、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官については、編集部内で合意に達しなかったとして、支持表明には至らなかった。同紙はクリントン氏にも特権意識や率直さ不足、機密情報の取り扱い不注意などの欠点はあるとした上で、「その欠点が国家の安全を脅かしたり、憲政の危機を招いたりする可能性は(トランプ氏の欠点よりも)かなり低いだろう」と述べている。
USAトゥデー紙、トランプ氏不支持を表明 創刊以来の伝統破る/AFPBB News.2016
The Hillary Clinton Problem
ヒラリー・クリントンにも問題が……。
米国初の女性大統領の誕生との期待も高まるが、彼女が夫、ビル・クリントンと共に築いた莫大な財産と、その金の出入りには不透明な部分が多い。
270億円を稼いだヒラリー・クリントン夫妻、「富の歴史」[Part 1/2]/Forbes JAPAN.2015
ビル・クリントン元米大統領の妻で、エリートの階段を上り詰めたヒラリーは、いま世界中で嫌われている政治支配層や既得権のシンボルです。エリート臭をぷんぷん漂わせ、民主党予備選でも若者の支持を集めることができませんでした。
エリート・クリントンVS毒舌トランプ「史上最悪の闘い」は嫌われ度で決まる/Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN.2016
ヒラリー・クリントンの場合、これまでの予備選で「お金に汚い」というイメージがすでに定着してしまった。ウォール街の金融機関の代表ともいえるゴールドマンサックスから、スピーチ料金として20万ドルももらっているが、そのスピーチの内容は決して公表しておらず、民主党の指名候補争いでのライバルのバーニー・サンダースに連日のように叩かれてきた。
ヒラリー・クリントンの憂鬱:夫・ビルの光と影/Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN.2016
ホワイトウォーター疑惑
夫妻はジム・マクドゥーガル(Jim McDougal)、スーザン・マクドゥーガル(Susan McDougal)夫妻と共に土地開発事業を手掛けるホワイトウォーター・デベロップメント・コーポレーション(Whitewater Development Corporation)を設立したが、同社は1980年代に倒産。融資や怪しげな取引、詐欺疑惑をめぐる騒動が勃発し、裁判に掛けられたジム・マクドゥーガル被告(当時)には禁錮刑が言い渡された。
過去のスキャンダルと失言、ヒラリー氏の「アキレス腱」に?/AFPBB News.2015
夫のビル・クリントン大統領の女性スキャンダル
ビル・クリントンといえば、女性スキャンダルを起こした大統領として歴史に名を残している。現役時代は「徴兵逃れ」「ホワイトウォーター疑惑(過去の投資問題)」などといった問題が浮上したが、なんといっても、ホワイトハウスを不倫密会現場にした若い実習生との性的スキャンダルは大変な衝撃だった。その騒動は何カ月にもわたって続き、世界中で見世物となった。
夫の不貞に耐えたのに、ヒラリーの悲しき末路/ITmedia ビジネスオンライン.2016
しかも1998年にこの事実が明らかになった際、ビル・クリントンは、アーカンソー時代の別のセクハラ事件で裁判になっていた。彼は、その公判で証言する予定になっていたルインスキーに、2人の関係について認めないよう口止めをし、彼自身も原告側の弁護士による質問に何ら関係はないと嘘の証言をした。
夫の不貞に耐えたのに、ヒラリーの悲しき末路/ITmedia ビジネスオンライン.2016
困ったルインスキーは、同僚に電話をかけて相談を持ちかける。話を聞いた同僚は、裁判で偽証することを拒み、ルインスキーとの会話のテープを公にした。
クリントン大統領が犯した世紀の不倫スキャンダルの決め手とは?/HEALTH PRESS.2015
するとワシントンポスト紙がルインスキーとのスキャンダルをスッパ抜く。ヒラリーは記事が出る朝に、寝室でビル・クリントンから直接弁明を聞いていた。しかしヒラリーにとっては、アーカンソー時代の疑惑もあったし、夫が過去に何度も不貞を働いていたために、ワシントンポストの記事にも「come out of the blue(寝耳に水)」ではなかったという。だが結局、大陪審で証言することになって逃げられなくなったビル・クリントンは、やはり別の日の早朝に寝室で泣きながらヒラリーに関係を認めたという
夫の不貞に耐えたのに、ヒラリーの悲しき末路/ITmedia ビジネスオンライン.2016
米下院の共和党が、連邦捜査官に偽証したとして大統領の弾劾裁判手続きを開始した。クリントン氏は最終的に無罪となり、2001年1月まで任期を満了した。
モニカ・ルインスキー氏、クリントン元大統領との不倫は「重大な権力乱用」/BBCニュース.2018
ルインスキー氏は2014年に、自分たちの関係は合意の上だったと雑誌記事で述べた。最新記事でルインスキー氏は今でもそれは事実だと認めつつ、2人の間にあった「すさまじい権力の落差」に言及している。
モニカ・ルインスキー氏、クリントン元大統領との不倫は「重大な権力乱用」/BBCニュース.2018
自分自身がスキャンダルを犯したのでもないのに、ヒラリーは妻としての責任を問われ続けた。1998年にホワイトハウス実習生のモニカ・ルインスキーとの不倫で、ビルが大統領弾劾裁判に追い込まれたときにも、ルインスキーを擁護しなかったことで「それでもフェミニストなのか?」と責められた。2016年の大統領選挙の時も、トランプはビルをセクハラで訴えた女性たちをディベートの場に招いてヒラリーにプレッシャーを与えた。
「初の女性大統領は誕生するか」カマラ・ハリスとヒラリー・クリントンの決定的な違い/PRESIDENT Online.2020
ヒラリー・クリントン自身も問題に!
ビル・クリントンは不倫以外にも数多くのスキャンダルに関与していました。なかでも知られているものが「トラベルゲート」や「ファイルゲート」です。トラベルゲート事件はヒラリー夫人が知人をホワイトハウスの旅行事務所の責任者にするために、不正経理をでっちあげて当時の旅行事務所スタッフを全員解雇した事件です。ファイルゲート事件は、FBIにある共和党要人たちの個人情報を不正に手に入れて政治的な攻撃に利用したとされるものです。
アメリカ第42代大統領ビル・クリントンについて/公務員総研.2021
実はこれらのスキャンダルの首謀者はいずれもヒラリー夫人であり、ビル・クリントンは妻がとった行動によって対応に追われてしまいました。
アメリカ第42代大統領ビル・クリントンについて/公務員総研.2021
全てを知る人物が自殺……。事件は闇の中
ホワイトハウス職員の出張は莫大な数にのぼるため、この旅行業者は大きな利益を得たが、これは言うまでもなく職権乱用だ。その後、同事件の全貌を知るといわれる次席法律顧問のヴィンセント・フォスターが、公園でピストル自殺した。
ヒラリーの黒歴史。白人エリートにさえ嫌われた必然/NewsPicks.2016
ヒラリー・クリントン私用メール問題
この問題は、2015年初頭より、すでに話題となっており、ウィキリークスが2016年3月に、3万通を超えるクリントン氏のメールを公開したことで火が付きました。メールは、同氏がオバマ政権の国務長官だった時期のもので、その内容も精査されていますが、最大の問題点は「自宅に設置したメールサーバーで、個人メールアドレスを使っていた」(govではなくclintonemail.comを使っていた)ことです。
「違法ではないが、きわめて軽率」、いまだくすぶるヒラリー・クリントン氏の私的メール問題とは/デジタルアーツ株式会社.2016
ヒラリー・クリントンが国務長官在任中に公務で私的な電子メールアドレスを使っていた「私用メール問題」問題は、日本ではちょっとわかりにくいかもしれない。アメリカの政府の公式文書の場合、秘密度に応じて公開までの年数は異なるが、将来的には基本的には公的記録として公開されることになる。日本の場合、政治家や官僚の方と話をしても、自分自身の各種通信がいずれは公的記録となるという意識はあまり強くないように思える。情報公開の感覚の違いがこの問題を分かりにくくさせている理由の一つだ。
ヒラリー・クリントンの憂鬱:夫・ビルの光と影/Yahoo!ニュース – Yahoo! JAPAN.2016
ヒラリー・クリントン氏のメール疑惑は、2016年の大統領でトランプ氏に敗北した大きな原因の1つとされる。もし疑惑が本当であれば、トランプ氏が述べるように「刑務所に収監される」ような、国民への重大な裏切り行為である。しかし、FBIを中心とするその調査は遅々として進まず、オールドメディアもこの問題の追及にはほとんど関心がない。
【米大統領選】ヒラリー疑惑もバイデン疑惑も「報道しない自由」って…/現代ビジネス | 講談社.2020
【戦争プロパガンダ③】SNS時代!フェイクニュースが世論を作り上げる『サイバープロパガンダ』
壮絶なディスり合い……あまりにも酷すぎる大統領選が展開
共和党のドナルド・トランプ氏と民主党のヒラリー・クリントン氏が激突する米大統領選。かつてないほどの嫌われ者同士の戦いでもある。
ヒラリーvs.トランプ 米国の選択/朝日新聞デジタル
トランプ氏はクリントン氏の夫ビル・クリントン元大統領に対する過去の告発を蒸し返した。討論会前にビル氏を告発した最も有名な3人の女性と登場し、フェイスブックでこの時の様子をリアルタイムで配信したほか、討論会でもその話題に繰り返し言及した。また、大統領に当選したら、特別検察官を任命してヒラリー・クリントン氏を捜査し、国務長官時代の私的な電子メールサーバーの使用をめぐり同氏を収監すると表明した。
トランプ氏、30年にわたるクリントン夫妻のスキャンダル攻撃-討論会/Bloomberg.2016
一方、クリントン氏は、7日に公開された2005年の動画にとらえられたトランプ氏のわいせつ発言は、同氏が大統領にふさわしくないことを示していると指摘。また、同氏があまりにもうそを広めているため、まるで「別の現実に生きている」ようだと述べた。
トランプ氏、30年にわたるクリントン夫妻のスキャンダル攻撃-討論会/Bloomberg.2016
トランプの勝利!!トランプ支持者が全米各地でヘイトクライム
非常に醜い戦いであり、厳しい接戦でもあった米大統領選に決着がついた。
衝撃のトランプ勝利、要因は「裏切られた」白人中間層の怒り/Forbes JAPAN.2016
ドナルド・トランプ大統領が実現したその日、トランプ支持者によるマイノリティへのヘイトクライムが全米各地で勃発した。
トランプ氏勝利後、数え切れないほどのヘイトクライムが全米に広がる/HUFFPOST.2016
11月8日以降、アメリカでは黒人、ヒスパニック、イスラム教徒、ユダヤ系、アジア系、性的マイノリティ、女性たちが、肉体的な被害を受けたり、ヘイトスピーチで蔑まれたり、民族主義的な落書きの標的とされたりした。
トランプ氏勝利後、数え切れないほどのヘイトクライムが全米に広がる/HUFFPOST.2016
米国内のヘイトグループ(人種や宗教に基づく差別・憎悪を扇動する集団)を調査している人権団体「南部貧困法律センター(SPLC)」はマイノリティーに対して増加している攻撃事例を追跡調査しているが、中でも攻撃にさらされているのは、トランプ氏が選挙期間中に最も扇情的な表現を用いて移民排斥の標的にしていたヒスパニック系の人々だ。
トランプ氏当選後にヘイト急増、学校で「米国を白人の国に」ナチスかぎ十字も/AFPBB News.2016
トランプ「……まっすぐカメラに向かって言う。やめなさい」
トランプ氏は13日に放送された米CBSテレビの番組インタビューで、イスラム教徒やヒスパニック系の人々に対する嫌がらせが急増していることについて質問されると「そうしたことを耳にして悲しんでいる」と述べる一方、そのような行為は「ごくわずかだった」と主張した。そして「もしもこれが役立つなら、まっすぐカメラに向かって言う。やめなさい」と述べた。
トランプ氏当選後にヘイト急増、学校で「米国を白人の国に」ナチスかぎ十字も/AFPBB News.2016
トランプ「ヘイトクライムはメディアが作り出した」
トランプ氏はメディアがヘイトクライムを煽っていると非難した。
「ヘイトクライムはやめるんだ」トランプ氏、支持者に訴える/HUFFPOST.2016
「これはメディアが作り上げたものだ。なぜなら、率直に言って、メディアはこの国で起きた小さな事件、なかったような事件まで全てを取り上げるからだ。もし私がこのインタビューを受けていなかったら、このことまで事件として取り上げるだろう。それがメディアのやり方だから」
「ヘイトクライムはやめるんだ」トランプ氏、支持者に訴える/HUFFPOST.2016
全米各地で反トランプ派のデモが勃発
11月9日に行われたアメリカ大統領選挙で、共和党のドナルド・トランプ氏が民主党のヒラリー・クリントン氏に勝利。だが、全米ではレディーガガはじめ有名セレブ達がトランプタワー前で抗議デモを行うなど、全米各地で反トランプ派の人々の反発が強まっている。
トランプ大統領に反発!レディー・ガガ他セレブが怒りの抗議デモ トランプ暗殺説も浮上/エキサイトニュース
USAトゥデ―などの現地報道によると、トランプ勝利に反発する抗議デモが起きたのは、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、フィラデルフィア、ボストン、ワシントン、ポートランド(オレゴン州)、セントポール(ミネソタ州)など全米各地の都市。
【動画】「トランプはわたしの大統領ではない」全米各地で抗議デモ/Newsweek.2016
ロサンゼルス中心部では9日、選挙結果に不満をもつ高校生たちが市役所に集まった。このうち民主党のヒラリー・クリントン候補に投票したという18歳の若者は「憎しみは勝者になれない」と書いた紙を掲げていた。
トランプ氏当選への抗議デモ、全米各地で数千人規模/CNN.co.jp.2016
(前略)シアトルでは、およそ2000人が街頭に出てデモ行進し、「Not My President(わたしの大統領ではない)」「No Racist USA(アメリカを人種差別の国にするな)」と、口々に怒りをぶちまけた。シアトル警察によると、デモの現場近くで銃の発砲があり、デモとの関連を警察で捜査している。
【動画】「トランプはわたしの大統領ではない」全米各地で抗議デモ/Newsweek.2016
「私の大統領ではない」「人種差別と戦う」。10日、トランプ氏の当選に抗議するプラカードを掲げた人々が全米各都市で反対運動を再開した。ニューヨークや西部のオークランドなどでは9日夜に大規模な抗議デモが起きたが、10日も西部シアトルや南部ダラス、東部フィラデルフィアなどでデモが行われた。
「反トランプ」デモ拡大 全米25都市で、一部暴徒化/日本経済新聞.2016
米CNNによると少なくとも全米25都市で行われ、数万人が参加した。一部は暴徒化し、多数の逮捕者も出た。トランプ氏はツイッターを通じ「デモはプロの活動家によるものだ」と反発した。
「反トランプ」デモ拡大 全米25都市で、一部暴徒化/日本経済新聞.2016
トランプ氏の大統領就任が確定して2日、全米各地では抗議デモが繰り広げられ、オレゴン州ポートランドなどではデモが車や建物に放火するなど、暴動と化しつつある。そんな中、トランプ氏は「オープンで大成功だった大統領選挙を終えたところだ。なのにメディアに焚きつけられたプロの抗議屋が行動している。不公平だ!」とツイート、騒動にさらに火を付けている。
「不公平だ!」発言、トランプにも一理あり/WEDGE Infinity.2016
メキシコでは国境の壁建設に抗議デモ
トランプ米大統領が就任した20日、メキシコ市では数百人の市民が声を合わせながら目抜き通りを米国大使館前までデモ行進した。先頭に掲げられたトランプ氏の張りぼて人形には、最後に火が放たれた。
トランプ人形に火、隣国メキシコで就任抗議デモ/朝日新聞デジタル.2017
隣国メキシコの批判を繰り返してきたトランプ氏。不法移民対策として国境にメキシコの負担で壁を建設すると主張。米企業などのメキシコへの工場移転を批判し、メキシコからの輸入に「35%の国境税をかける」とも語った。
トランプ人形に火、隣国メキシコで就任抗議デモ/朝日新聞デジタル.2017
メキシコ各地で12日、数万人が参加する大規模デモが行われ、ドナルド・トランプ米大統領の移民政策や国境での壁建設計画に抗議した。
メキシコ各地で大規模デモ トランプ米大統領の移民政策に抗議/BBCニュース.2017
トランプ大統領は、先月の就任式の数日後に、メキシコ国境に「通過不能な物理的な壁」の建設を命じる大統領令に署名し、建設費はメキシコに後で払わせると強調した。
メキシコ各地で大規模デモ トランプ米大統領の移民政策に抗議/BBCニュース.2017
「女性の行進」世界の各地で女性蔑視発言に抗議
米国の主要都市で21日、トランプ米大統領の過去の女性蔑視発言などに抗議する女性たちを中心に大規模なデモが行われ、抗議デモは世界各地に広がった。
反トランプデモ、女性中心に全米500万人規模大半のデモは平和的な雰囲気、海外へも波及/東洋経済オンライン.2017
米国のデモの主催者によると、参加者はのべ500万人近くに上った。首都ワシントンでは20万人以上が集まり、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、デンバー、ボストンでも数十万人規模のデモとなった。
「反トランプ」デモ、女性中心に全米で500万人規模 海外にも波及/Newsweek.2017
ワシントンでの「女性の行進」は、同日午前10時に連邦議会議事堂前を出発。主催者は25万人が参加するとの見通しを示した。
ワシントンでの「女性の行進」は、同日午前10時に連邦議会議事堂前を出発。主催者は25万人が参加するとの見通しを示した。/CNN.co.jp.2017
デモは昨年11月の大統領選後、フェイスブックを通した呼び掛けをきっかけに計画された。トランプ氏の政策や女性蔑視とみられる過去の発言、性的スキャンダル疑惑などに抗議する参加者が、鮮やかなピンク色のニット帽を着けて集合した。
ワシントンでの「女性の行進」は、同日午前10時に連邦議会議事堂前を出発。主催者は25万人が参加するとの見通しを示した。/CNN.co.jp.2017
トランプ大統領は22日にツイッターで「昨日の抗議活動は見た。どうして彼らは投票しなかったのか」とデモ参加者に批判的なコメントを残した。
反トランプデモ、女性中心に全米500万人規模大半のデモは平和的な雰囲気、海外へも波及/東洋経済オンライン.2017
イスラム教徒が抗議デモ
「米国第一」のテロ対策として出されたトランプ米大統領の大統領令が、混乱と不安をもたらしている。中東・アフリカからの移民や難民の入国を制限する措置は「イスラム教徒を狙い撃ちしている」との批判が広がるが、トランプ氏は「非常にうまくいっている」と相手にせず、分断の亀裂は深まるばかりだ。
入国制限でデモ・拘束…米空港混乱 トランプ氏は自賛/朝日新聞デジタル.2017
ニューヨークのケネディ空港では28日、トランプ氏の大統領令に抗議するデモが続いた。最初は小規模だったが、人数は次第にふくれ、夜には数千人が集まった。混雑を避けるため、市内と空港をつなぐ電車の乗車が一時的に制限されるほどだった。
入国制限でデモ・拘束…米空港混乱 トランプ氏は自賛/朝日新聞デジタル.2017
混乱は全米に広がる。大統領令が署名された27日午後、ケネディ空港では入国が認められず、身柄を拘束される人が相次いだ。
入国制限でデモ・拘束…米空港混乱 トランプ氏は自賛/朝日新聞デジタル.2017
29日午後はホワイトハウス前に大勢の人が集まったほか、ボストン市内やニューヨーク・マンハッタン、アトランタやロサンゼルス、ワシントン、ダラスなどの空港でもデモが相次いだ。
入国禁止のトランプ大統領令、全米で抗議の嵐 逮捕者も/CNN.co.jp.2017
抗議デモはイギリスでも…。
30日には、トランプ大統領が27日に署名したイスラム教徒が多数を占める特定7カ国の人々の入国を禁止する大統領令への大規模な抗議デモが英国各地で行われた。入国禁止措置を受け、英議会は緊急審議を行った。
トランプ米大統領の英公式訪問、女王を「困難な立場」に=元外務次官/BBCニュース.2017
科学のための行進「マーチ・フォー・サイエンス」
気候変動や科学関連の研究予算を大幅に削減する方針を打ち出しているドナルド・トランプ大統領に抗議するため、世界500以上の都市で4月22日、科学者たちの呼びかけで「マーチ・フォー・サイエンス」(科学のための行進)が行われた。
トランプ政権への抗議デモ「マーチ・フォー・サイエンス」、科学者たちが掲げた秀逸なプラカード(画像)/HUFFPOST.2017
マーチ・フォー・サイエンスは、トランプ氏の環境政策が地球にもたらす壊滅的な影響を知らしめるため、地球の環境について考える「アース・デー」(地球の日)に合わせて行われた。
トランプ政権への抗議デモ「マーチ・フォー・サイエンス」、科学者たちが掲げた秀逸なプラカード(画像)/HUFFPOST.2017
科学者らはホワイトハウス前で「温暖化は事実だ」「科学を黙らせることはできない」「米国に賢さを取り戻せ」などのプラカードを掲げ、連邦議会へ行進した。参加した昆虫学者のクラリサ・マシューズさんは「政策は科学に基づいて実施すべきだ」と呼びかけた。
「温暖化は事実」科学者、トランプ政権に抗議デモ 世界600カ所/日本経済新聞.2017
デモは、今年1月にワシントンであった「女性マーチ」に触発された若手研究者らがネットで呼びかけたことがきっかけ。科学誌サイエンスを発行する米科学振興協会(AAAS)など、主要な科学団体や学会などが協力を表明し、世界規模のイベントに発展した。主催者によると、学会や大学、NGOなど約280団体が協賛し、ワシントンのほか、ニューヨークやロンドン、パリ、東京など世界600カ所以上で行われたという。
世界で科学者らがデモ行進 科学に基づく政策を/朝日新聞デジタル.2017
科学者の行進は、アメリカおよび世界の科学者にとって記念すべき出来事となったことでしょう。科学コミュニティーは「科学」、つまり研究の積み重ねによって得られた成果を支持するよう訴えているのです。この行進の企画者の一人であるジョナサン・バーマン氏は、政府による政策決定は事実に基づいた評価を慎重に行ってからなされるべきだと述べています。過去の政策判断において科学が重要な役割を果たしてきたことを省み、現在の政策決定者にも同じように、客観性を重視する科学的根拠に基づいて判断を行うよう求めているのです。
科学者たちの行進-科学を守るために今、起きていること/エナゴ学術英語アカデミー.2017
また「マーチ・フォー・サイエンス」と連動する形で、4月29日にはワシントンD.C.をはじめとした全米各地で、トランプ大統領の環境政策に反対する抗議デモが行われました。環境活動家でもある元副大統領のアル・ゴア氏や俳優のレオナルド・ディカプリオ氏も参加し、各種報道で取り上げられました。科学者や環境問題に関心を持つ人々が、行動を通じて意思を示すようになってきているのです。
科学者たちの行進-科学を守るために今、起きていること/エナゴ学術英語アカデミー.2017