
ニュースで振り返る新型コロナウイルス(COVID-19)──「中国で初の死者」《2020年1月11日-1月20日》【パンデミック】
2020年 1月21日-1月31日
中国で初の死者
11日 【中国】初の死者
中国湖北省武漢市政府は11日、市内で多発しているウイルス性肺炎により初めて死者が出たと発表した。新型のコロナウイルスへの感染が確認された肺炎患者が10日までに41人に上り、うち1人が死亡し、7人が重症、2人は既に退院したとホームページで明らかにした。
新型ウイルス肺炎、初の死者 中国・武漢/JIJI.COM.2020
当局によると、死亡した男性(61)は発症者が多い市中心部の海鮮市場でいつも商品を購入していた。9日の夜、呼吸不全で心臓が停止した。
中国・武漢、新型ウイルス感染の男性死亡 初の死者/日本経済新聞.2020
12日【WHO】中国からコロナウイルスの遺伝子情報の提供
世界保健機関(WHO)は12日、中国の湖北省武漢市で発生している原因不明のウイルス性肺炎を巡り、中国当局から同日、発症者から検出したコロナウイルスの遺伝子情報の提供を受けたと明らかにした。
WHOに中国がウイルス情報提供 原因不明の肺炎で/静岡新聞SBS.2-2-
13日 【中国】深センで似た事例
中国広東省深セン市の病院は13日までに、インド人の女性(41)が重い肺炎を発症したと発表した。
中国・深センで原因不明の肺炎 「武漢とは無関係」/山陽新聞
深セン市の衛生当局によりますと、武漢で広がった原因不明の肺炎との関連は確認されていないということです。
中国で新たな「新型ウイルス」か 肺炎の女性重症/テレ朝news
【タイ】初の感染確認
タイの保健省は13日、中国湖北省武漢市から観光で訪れた中国人女性(61)が、同市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎に感染していたと発表した。中国以外で患者が確認されたのは初となる。
タイで新型肺炎、中国人観光客発症 世界的感染の懸念/日本経済新聞.2020
14日 【WHO】新型コロナウイルス 認定
世界保健機関(WHO)は14日の記者会見で、中国の湖北省武漢市で発生しているウイルス性肺炎について、新型のコロナウイルスが検出されたと認定した。
中国・武漢の肺炎は新型のコロナウイルス WHOも認定/SankeiBiz.2020
WHOによると、中国当局は7日に複数の患者から新型のコロナウイルスを検出し、12日にはウイルスの遺伝子情報をWHOに提供した。
武漢肺炎、WHOも新型ウイルス認定/産経ニュース.2020
15日 【中国】人から人へ感染する可能性
中国中部の湖北省武漢市当局は15日、発症が相次いでいる新型のウイルス性肺炎について「限定的だが人から人へ感染する可能性は排除できない」との見方を表明した。発表では人から人への感染リスクはやや低く、まだ明確な証拠も発見されていないと説明しており、詳細についてさらに医学的な調査を進める。
中国の新型肺炎で「人から人への感染排除できず」と武漢市/産経ニュース.2020
16日【日本】初の感染確認
中国中部の湖北省武漢市で原因不明の肺炎の発症が相次いでいる問題で、武漢市への渡航歴がある人が日本国内で肺炎の症状を訴え、国立感染症研究所のウイルス検査で同じ肺炎の陽性反応が出ていたことが16日、関係者の話で分かった。日本国内での患者の確認は初めてで、政府は同日中にも関係省庁との間で対応を協議するとみられる。
新型肺炎、日本で初確認 中国・武漢への渡航歴/産経ニュース.2020
【中国】 2人目の死者
中国湖北省武漢市の衛生当局は16日、新型コロナウイルスに感染した69歳の男性が15日に死亡したと発表した。2019年末から武漢で集団発生した新型肺炎による死者は2人目。
新型肺炎、2人目の死者 中国・武漢 69歳男性、市場との接点は不明/毎日新聞.2020
17日【イギリス】公表より感染者数1000人以上多い可能性
中国で2人が死亡した重症急性呼吸器症候群(SARS)に似た正体不明のウイルスの感染者は、公式発表より千数百人多い1700人以上に上っている可能性があるという見方を、英国の研究者らが17日、明らかにした。
中国の肺炎ウイルス、感染者は1700人以上か 英大推計 米国は空港での検疫強化/AFPBB News.2020
【タイ】2例目の感染確認
タイ保健省は17日、タイで2人目となる新型コロナウイルスの感染者を確認したと発表した。
タイ2人目の感染者 新型コロナウイルス/JIJI.COM.2020
【アメリカ】検疫強化
中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎が相次ぎ発生している問題で、米疾病対策センター(CDC)は17日、国内3空港に職員100人以上を派遣して、武漢から到着した乗客の検査を行うと発表した。
米3空港で武漢からの渡航者検査を実施、新型ウイルス対策/AFPBB News.2020
18日 【中国】コロナ感染者の疑い(上海・深セン)
香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは18日、中国上海市と広東省深圳市で計3人が湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎に感染した疑いがあると報じた。感染が確認されれば、中国国内では武漢市以外で初の事例となる。
中国新型肺炎、新たに上海と広東省で感染疑いか/日本経済新聞.2020
19日【中国】感染者増加
中国中部の湖北省武漢市当局は19日、新型コロナウイルスによる肺炎の発症者を新たに17人確認したと発表した。これにより発症者は計62人に拡大。中国メディアによると、武漢市の病院幹部は発症者の報告がさらに増える可能性を示唆。香港紙によると、英専門機関が、武漢市内の新型肺炎の感染者が1723人に上るとの試算を発表した。
中国・武漢の新型肺炎、「1700人超」の試算/産経ニュース.2020
20日【中国】人から人へ感染する
武漢市によると、89歳男性は市内に住んでいたという。また中国政府の国家衛生健康委員会は20日、広東省での2件のケースがヒトからヒトへの感染例だったと明らかにした。
中国の新型ウイルス、4人目の死者確認 ヒトからヒトへの感染も/BBC.com
【中国】“習近平”国家主席からの指示
最初の感染報告から40日以上がたった1月20日、習近平国家主席はようやく、「感染まん延の断固阻止」や「社会安定の維持」を求める「重要指示」を出した。その中で「迅速な情報開示」を徹底するよう命じており、ようやく全土から深刻な感染者情報が次々と明らかになった。
【地球コラム】新型肺炎、真実語らない政府の隠蔽体質/JIJI.COM
【中国】感染拡大
中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、同市衛生当局は20日、19日時点で武漢市の死者が1人増えて3人になったと発表した。患者数も136人増えて計198人になった。一方、北京市と広東省深圳市では20日、計3人の発症が確認された
中国新型肺炎、北京や深圳にも拡大 発症200人超/日本経済新聞.2020
【韓国】初の感染確認
韓国保健福祉省は20日、中国・武漢市から19日にソウル近郊の仁川国際空港に入国した中国国籍の女性(35)が新型コロナウイルスによる肺炎に感染していたと発表した。韓国内で患者が確認されたのは初めて。
新型肺炎、韓国で初確認 武漢から入国の35歳中国女性/日本経済新聞.2020