
動物と音楽の饗宴!ズーラシアンブラスが奏でるジャズやポップスに耳を傾けてみよう!!
ZOORASIAN BRASS
動物園のマスコット「ズーラシアンブラス」
ズーラシアンブラスは、2000年に開園1周年を迎えた横浜市の動物園「ズーラシア」のマスコットキャラクターとしてデビューした金管五重奏のブラスバンドです。このバンドは、動物園内でのイベントやパレードで演奏し、観客を楽しませています。ズーラシアンブラスは、横浜市を代表する観光スポットの1つである「ズーラシア」の象徴的な存在として、地元の人々や観光客に愛されています。
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「絵本のように親しみやすい!」そんなクラシック音楽!
クラシック音楽は、美しい旋律や豊かな表現力を持ち、子どもたちの創造力や想像力を刺激することができる、素晴らしい芸術形式の1つです。しかし、歌詞を持たないため難解…。そこで、誰でもアクセスしやすい入り口が必要と考えました。
絵本は、小さな子どもたちが世界に入り込んでいくための重要なツールであり、クラシック音楽においても同様の役割を果たすことができると考えました。
クラシック音楽における絵本の役割を果たすことで、子どもたちがクラシック音楽に親しんでいくきっかけになれば!そしてズーラシアンブラスは誕生しました。
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動物たちの出会い①「音楽で生きていこう!」
今から少し昔のことですが、まじめでしっかり者なオカピは、大好きな音楽で生きていこうと決めました。その為、北極での演奏に限界を感じていたホッキョクグマと一緒に、世界中の各国をまわり、孤高なトランペッターインドライオンや、お調子者のスマトラトラを見つけ出し、メンバーとして誘いました。噂を聞きつけたドゥクラングールも、ぼんやり眠ってばかりのマレーバクを誘ってオカピに会いに来ました。そうして、金管五重奏ズーラシアンブラスが結成されたのです。
親子のためのコンサート「音楽の絵本」
2001年に誕生したズーラシアンブラスは、全国各地で活発なコンサート活動を展開している。その中で特に人気を博しているのが、「音楽の絵本」と題した親子のためのコンサート。「弦うさぎ」「サキソフォックス」といった動物のアンサンブルで行われるこのコンサートは、今では海外も含め年間約150公演を数えるほどの人気を誇っています。
「サキソフォックス」「弦うさぎ」
サキソフォックスは、ラトゥール、ラフィット、マルゴー、ムートンという四つ子のきつねによるサックス四重奏団です。また、「弦(つる)うさぎ」というのは、うさぎの四姉妹の弦楽四重奏団です。
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その人気は海外にも!!
その人気は国内だけでなく、海外にも広がり、台湾ではファンクラブまでできるほどです。
様々なところから大反響!!
ズーラシアンブラスは、横浜観光コンベンション特別功労賞やキッズデザイン最優秀賞、経済産業大臣賞などの賞を受賞しました。
また、2014年に経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されたことも、その活動の高い評価を示すものです。
名作ディズニー映画「ズートピア」の編曲・演奏で参加!
「ズートピア」の主題歌エンドソングの編曲・演奏に参加したディズニー映画で、サウンドトラックに「ズーラシアンブラスバージョン」が収録され話題になりました。
「スートピア」
「ズートピア」は、2016年に公開された、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオによるアニメーション映画です。動物たちが共存する現代都市を舞台に、兎のジュディ・ホップスと狐のニック・ワイルドが織りなす冒険を描いています。
本作は、社会における多様性や偏見といったテーマを扱い、人種や性別、年齢、障がいなどの枠を超えた、多様な存在が共存する世界を描いた作品として話題を呼びました。また、その映像美やストーリー展開にも高い評価が寄せられ、アカデミー賞アニメーション長編映画賞を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。
ズーラシアンブラスが「ズートピア」の主題歌エンドソングに編曲・演奏で参加したことは、この作品にとっても特別な意味を持たせ、音楽と映像が融合した世界は、より深く、豊かに表現された。視聴者にとっても特別な体験をもたらすものとなったと思います。
#ズーラシアンブラス のみなさん??が #ズートピア 主題歌「トライ・エヴリシング」の演奏を監督らにプレゼント!途中から登場のナマケモノさんも、無事に間に合いました♪ pic.twitter.com/EkvGUc6pqQ
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) March 24, 2016
ZOORASIAN WIND ORCHESTRA
「ズーラシアンウィンドオーケストラ」
ズーラシアンウィンドオーケストラは、ズーラシアンブラス率いる大編成吹奏楽団。
金管五重奏のズーラシアンブラスにきつねの四兄弟サキソフォックス、そしてクラリネット四重奏のクラリキャット、フルート&ハープはことふえパピヨン…
音楽の絵本~吹奏楽~ ズーラシアン・ウィンド・アンサンブル/多摩市立複合文化施設[パルテノン多摩]
動物たちの吹奏楽団
「吹奏楽を全開で楽しもう!」というコンセプトのもとに結成された吹奏楽団であり、子どもから大人まで幅広い年齢層が参加することができるようになっています。公演では、童謡や歌謡曲、そして吹奏楽の定番曲など、幅広いジャンルの曲を演奏することができ、また、ズーラシアンブラスが得意とする「お笑い」も取り入れられている。
演奏中に踊ることも!?
うさぎのアイリッシュダンスは童謡「兎のダンス」をモチーフに、アイリッシュ風のイメージで色づけした作品。うさぎたちがかけつけてダンスも披露。
Zoorasian Philharmonic Orchestra
さらに大規模に!「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」
「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」という名称で、2011年に結成されたオーケストラであり、ズーラシアンブラスの楽曲をオーケストラアレンジで演奏するほか、クラシック音楽や映画音楽など、幅広いジャンルの曲を演奏している。
動物たちの出会い②「ズーラシアンブラスの指揮者に誘われて…」
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は、指揮者オカピが夢見た音楽の世界を現実のものにするために結成されました。オカピが夢の中で出会ったことふえパピヨンやクラリキャット、ヤギ、そしてたくさんのうさぎたちが集まり、一大オーケストラが誕生したのです。
動物たちによるオーケストラ!
2015年からは「シンフォニック童謡」というテーマでコンサート活動を展開しています。このコンサートでは、従来の童謡のアレンジに加え、クラシック音楽や映画音楽なども取り上げられ、オーケストラの迫力ある演奏でより一層楽しめるようになっています。
また、ズーラシアンブラスやズーラシアンウィンドオーケストラ同様、演奏者が全員動物をモチーフにしたキャラクターであることが特徴的です。これによって、親子ともに楽しめる愛着の持てる演奏会となっています。
「本物の音楽を提供し、子どもの感性を豊かに育む」ことを目的に活動しているズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団は、常に聴きに来られる方々を魅了し、家族で過ごす時間をより濃密なすばらしい時間にし、子どもたちが本物の音楽に触れる貴重な体験を提供しています。
クラシエが応援しているズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団のコンサートチケットをプレゼント!/クラシエ
大人気!チケットは争奪戦に!
さらに、最近は楽器の種類や動物のキャラクターを増やし、よりバリエーションに富んだ演奏を展開しているようです。
コンサートは、赤ちゃんも鑑賞できるように配慮されており、家族で過ごす時間をより濃密なものにする貴重な体験を提供しています。そのため、公演によってはチケットが争奪戦となるほどの人気ぶりです。
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大人も一緒に楽しもう!「秋の芸術祭」
通常は童謡を中心にアレンジした曲を演奏していますが、「秋の芸術祭」というイベントでは、クラシック音楽の名曲を原曲通りに演奏することで、より本格的な音楽体験を提供しています。
この「秋の芸術祭」は、東京都内のコンサートホールを中心に、年に1回行われるイベントで、毎年クラシック音楽の巨匠の作品を取り上げています。
一般的な「子ども向け」とは異なり、「親子向け」として位置づけられています。
子どもの楽しむ姿を大人が見て喜ぶというシーンではなく、子どもが嬉しくてお父さんやお母さんの顔を見上げたとき、大人も真剣に舞台をみて楽しんでいる…そんなシーンを期待して制作しています。
【墨田】ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団 秋の芸術祭(東京公演) | 2019年11月1日(金)/東京イベントプラス