新海誠監督の作品と共に楽しむ!丸井グループの美しく感動的なショートアニメ
TOHO animation
「そばへ」
「そばへ」は、2020年に公開された日本のショートアニメーション。
物語は、主人公の統(おさむ)が、ある雨の日に出会った少女・陽菜(はるな)との交流を通じて成長していく姿を描いています。
映画の中で、紗友(さゆ)というキャラクターが登場し、統と陽菜の出会う前の女性として描かれている。紗友は統に偶然傘を貸し、その後も何度か出会って話をするようになる。しかし、ある日傘がなくなってしまい、統は紗友に謝罪する。統が再び紗友に会うと、彼女は傘がなくなったことを気にせず、代わりに統を守ることを約束する。
「天気の子」上映前に放送
“天気”という共通点から「天気の子」の上映前に放送された
タイトル名の由来は「きつねの嫁入り」?
「そばへ」は、日本語の単語であり、漢字表記する場合は「日照雨」と書くことができます。この言葉は、「日が照っているのに雨が降るきつねの嫁入りや天気雨のことを意味する言葉」とされています。
「きつねの嫁入り」とは、日本の民間伝承に登場する妖怪「雨狐(あまぎつね)」の嫁入りの様子を表現したもので、日が照っているときに雨が降る現象をもたらすとされています。また、「天気雨」は、夏の季節によく見られる現象で、雲が発達しているにもかかわらず、降水量がわずかで、短時間で止む雨のことを指します。
「そばへ」というタイトルは、物語の中で降り続く雨のイメージを表現し、日照雨という不思議な現象のようなものを表現することで、作品の神秘的な雰囲気を表現しているのかもしれません。
丸井グループのオリジナルアニメ作品
「そばへ」は丸井グループが2016年に立ち上げたアニメ事業部が開発した『雨』をモチーフとした作品。2019年3月6日からYouTubeのマルイノアニメ公式チャンネルにて配信スタートした。
総合商社「丸井グループ」
丸井グループは、日本の総合商社であり、1927年に設立されました。主にファッション・インテリア・食品などの小売業を中心に展開しており、国内外に多数の店舗を展開しています。また、金融・不動産・情報通信など、多様な分野に進出しています。
丸井グループは、近年、アニメーション制作などのエンターテインメント事業にも注力しており、アニメ事業部を設立してアニメ関連のイベントや展示会を開催するなど、アニメーション文化にも積極的に取り組んでいます。さらに、オリジナルアニメーション作品の制作や、アニメーションを活用したマーケティング施策の実施なども行っており、アニメーションの分野においても注目を集めています。
丸井グループ×東宝×オレンジ
「そばへ」は、2019年に公開されたショートアニメーションであり、監督は新房昭之氏が務め、東宝とオレンジ、丸井グループが制作に携わっています。東宝は、「君の名は。」や「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」などの人気アニメーション映画を手掛けてきた企業であり、オレンジは「宝石の国」などのCGアニメーションを得意としている制作会社です
大田圭二取締役(東宝)
東宝で「TOHO Animation」も統括する大田圭二取締役は、「そばへ」について、「第2弾、第3弾も目指したい。両社で面白いことが出来れば」と、今後の展開に期待を寄せているようです。また、太田氏は「複数の作品の中から選ばれたことは、石井監督やスタッフにとっても励みになる」とコメントし、東宝の武井プロデューサーとオレンジの和氣澄賢プロデューサーが手がけたプロジェクトの第1作品であることを明らかにしました。
また、東宝と丸井グループが「そばへ」の制作に至る経緯は、もともと丸井グループが主催したコンペティションから始まったものだとされています。そして、東宝の武井プロデューサーとオレンジの和氣澄賢プロデューサーが手を組んで、制作に臨んだとのことです。
製作プロデューサー 武井克弘(東宝)
東宝の武井プロデューサーによれば、丸井グループが映像作品を制作する際に、商品を売り込むためではなく、企業や自社のPRのための映像を作りたいという思いがあったそうです。そのため、丸井グループは複数の企業に声をかけた中の一つとして、東宝に参加を呼びかけた。
そして、武井プロデューサーは、「そばへ」の制作に参加した理由について、ちょうどショートアニメーションを手掛けたいと思っていた時期であり、丸井グループのコンペに参加したことがきっかけで、制作を任されることになったと説明しています。また、制作企画は和氣澄賢プロデューサーと共同で考えたとのことで、日頃から交流があることもあり、気軽に相談しあっていた。
話題の企業PRアニメ「そばへ」丸井グループの“インクルージョン”をどう表現? 東宝&オレンジPが語る https://t.co/MtndSTt5Dh
— アニメ!アニメ! (@AnimeAnime_jp) April 24, 2019
制作プロデューサー 和氣澄賢(オレンジ)
オレンジの和氣澄賢制作プロデューサー は、以前に所属していたマッドハウスやスタジオ地図で、「おおかみこどもの雨と雪」や「バケモノの子」などの作品に携わってきた実績があります。一方、東宝の武井プロデューサーは、「干物妹!うまるちゃん」や「リトルウィッチアカデミア」などのアニメーション作品の企画に携わってきた経験があります。
和氣プロデューサーは、丸井グループとの話し合いの中で、ターゲットが固定化されてしまうと共感しにくいという意見が出たため、雨という誰にでも同じように降りかかる天候をコンセプトにしてみることにしたと述べています。また、流体表現やクロスシミュレーションといった技術を用いて、雨や服の動きを表現することにも挑戦したとのことです。
和氣プロデューサーは、「そばへ」の制作について、「コンセプトアートがベースで、それをアニメーションとして動かしていこうとしました。オレンジの社長の井野元はCGのアニメーターですが、絵が描けるんです。オレンジでは、CGでアニメーションをつけた後、最後に絵を描くように影を描くこともあります。手間なんですけどね」と語っています。
【雨最高☂️な2分間】
— KAI-YOU? (@KAI_YOU_ed) July 12, 2019
東宝×オレンジが描く「雨と戯れ」 アニメ『そばへ』で魅せた3D表現の先端https://t.co/NRr4HnI9G5
『未来のミライ』の助監督が手がけたショートアニメ。こだわりの雨表現を担当Pにインタビュー pic.twitter.com/VnOu6rn29Z
監督 石井俊匡
石井監督は、丸井グループの企業CMのコンペでオファーを受け、初めての監督作品として「そばへ」を制作することになったと語っています。石井監督は、当初は「インクルージョン」というテーマをアニメにすることに難しさを感じたそうですが、監督としてアニメを作ることに挑戦する決意をしました。
また、タイトルの「そばへ」については、狐の嫁入りを表す響きの美しさが作品に合っていると感じ、このタイトルを選んだとのことです。
石井監督は、「そばへ」のテーマとして、「何かを好きな人とそうでない人が、どうやって寄り添っていけるかを考えた」と語っています。自身も雨が好きではなかったが、製作を通じて雨を観察することで、雨の美しさが見えるようになったと述べています。
さらに、声優の福原遥については、「音楽の牛尾さんと劇伴の相談している時に、音の中に“声”を入れたいという話になり、福原さんの声を録っていたのですが、その声がとても良かったのでセリフも入れていただきました」と絶賛しています。
声優 福原遥
女優の福原遥さんが『未来のミライ』の本作の声を担当します。福原さんは『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキュアカスタード役でも有名です。福原さんは、本作に出演することを「最初はどんな作品になるのか楽しみな気持ちでいっぱいでした。石井監督が携わった『未来のミライ』は本当に好きで、石井さんとご一緒できるのがうれしかったです」と述べ、本編を見た福原さんは「すごく感動しました。素敵な作品ですし、見ていて心が温まる作品だとずっと感じていました。音楽も緩やかで温かい音楽だったので、すごく癒やされましたね」と語りました。また、福原さんはネコのキャラクターを「すごいかわいくて、癒される。」と評価していますが、そのモチーフは赤べこです。
#福原遥(@haruka_staff)が声優として出演した東宝×丸井グループのショートアニメ『そばへ 』https://t.co/h3NlRbWfYn
— TIMELINE – タイムライン (@TimelineNews_tv) April 9, 2019
作品とリンクしたエピソードから、女優としての想いまで聞きました
<サイン入りチェキを2名様にプレゼント>
フォロー&RTで応募完了
※詳細はツイートをクリック後↓をチェック pic.twitter.com/ZpAzHS6niS
音楽 牛尾憲輔
牛尾憲輔は、今回の作品で音楽を担当しており、武井プロデューサーとは以前からプライベートで仲が良かったと語っています。企画の概要やコンセプトを聞いた牛尾氏は、すぐに思い浮かぶ音楽があったといい、「雨とインクルージョンというテーマから、その場で音楽の構造が導かれました。それが最後まで貫徹できた」と語っています。牛尾氏は過去にも自分のソロの作品で雨をテーマにしたことがあり、今回の音楽について「街、人を内包した視点で、たくさんの雨のしずくが垂れるように、いろいろな楽器が鳴っているイメージがあった」と述べています。
丸井グループのWebムービー『そばへ』の音楽を担当しました。
— kensuke ushio (@agraph) March 7, 2019
監督は『未来のミライ』の助監督を務めた石井俊匡さん。
制作は『宝石の国』のオレンジ。
福原遥さんの声を楽器化して演奏しています。
フル版ご覧になれます。是非是非。https://t.co/t8b7BBUjIr#マルイ_そばへ #そばへ
【特集】ショートアニメ「そばへ」監督・石井俊匡&音楽・牛尾憲輔インタビュー | 気鋭の若手アニメ演出家は、牛尾曰く「笑顔で譲らない人」。2分間の初監督作に込めたこだわり、そして牛尾ならではの劇伴制作を紐解くhttps://t.co/A1gMENJ1zM#そばへ pic.twitter.com/8hG3mrctxc
— コミックナタリー (@comic_natalie) August 1, 2019
シェア傘「アイカサ」とコラボ!
「そばへ」と「アイカサ」のコラボレーションは、お客様に雨の日をより快適に過ごしていただくために実現されました。両社は、共通の理念を持っており、「そばへ」が提供する快適な空間と「アイカサ」が提供する便利なレイングッズが、お客様の雨の日をより楽しいものにするために相乗効果を発揮します。
「アイカサ」のシステムは、専用アプリをダウンロードし、アカウント登録をすることで利用できます。アプリ内のマップで最寄りの傘スポットを確認し、スポットで傘を借りることができます。また、借りた傘は他のスポットにも返却可能で、アプリ内の履歴から返却した場所や貸し出し期間を確認することもできます。サービスは都内を中心に展開しており、傘スポットは主に駅や商業施設に設置されています。
【ショートアニメーション #そばへ 】12/7まで東京ビッグサイトで開催中の #エコプロ2019 丸井グループブースにて、そばへ × #アイカサ のコラボ傘のご紹介をしています!
— マルイノアニメ (@marui_anime) December 6, 2019
持続可能な社会の実現に向け日本最大級の展示会です。ぜひご覧ください#マルイ_そばへhttps://t.co/joTwD2h9Pe … pic.twitter.com/hBwHde9UoF
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る