「VOWZ BARで至福のひとときを」お坊さんの話に耳を傾けながら、ゆっくりとした時間を過ごす特別なバー《現代仏教》
坊主バー
VOWZ BAR
坊主バーは、東京メトロ丸の内線の銀座駅から徒歩約5分ほどの場所にあります。具体的には、銀座4丁目の交差点から宝町通りを北へ進み、銀座5丁目の角を右折すると、すぐに坊主バーがあります。
坊主バーは1992年に開業され、小さなバーであったが、5席のカウンターと畳敷きの座談部屋を備えていた。店名は、「本願」という意味の「original vows」と、「坊主」という言葉のダブルミーニングから来ています。
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従業員は本物のお坊さん!
ここでは、日替わりで6人程度の従業員のお坊さんが、カウンターに入って接客をし、お酒を提供しています。中でも藤岡さんは、仏教の僧侶であり、彼の他にも2、3人の僧侶がいます。
元は大阪から始まった!
大阪の住職バーからの、のれん分けでスタート!
1992年に大阪で開店した『坊主バー』は、浄土真宗大谷派の住職がバーテンダーと共に、僧侶と対話ができる場を作るために生まれました。 2000年に開設された四谷の坊主バーでは、職務の傍らでバーテンダーをやろうと思った藤岡善信さんが店を任されています。
店長は坊主バンドのリーダーとしても知られる「藤岡善信」
坊主バーは、藤岡善信が仏教の魅力を多くの人に伝えるために開店した、仏教がテーマのバーです。
藤岡善信は色即是空男で坊主バンドのリーダーとしも知られています。
藤岡は坊主バーを始める前から仏教に関する知識を持ち合わせており、店内には仏教に関する書籍やパンフレットが用意されています。
また、藤岡さん自身もお坊さんの資格を持っており、店内では仏教の法話やお経の読み上げが行われています。坊主バーは、浄土真宗の僧侶によって運営されていますが、他宗派の僧侶も在籍しており、宗派を問わずに気軽に話をすることができます。現在では、世界中から観光客が訪れる人気店となっています。
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外国人のお客さんもたくさん!
坊主バーの内装は和風で、店内には仏壇や曼荼羅、経典の書かれた掛け軸などが飾られています。お酒を飲みながら、仏教についての話を聞いたり、自分なりの考えを共有したりすることができます。また、仕事帰りの勤め人や観光客など、多様な人々が訪れることも特徴のひとつです
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仏教カクテル
坊主バーのメニューには、仏教をモチーフにしたオリジナルカクテルがあります。例えば、マンゴーベースの「極楽浄土」や甘酸っぱいクランベリー味の「愛欲地獄」、唐辛子入りウォッカの「灼熱地獄」などがあります。これらのカクテルは800円(税込)で提供されています。
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その味は極楽?人気カクテル“極楽浄土”
「極楽浄土」は見た目も美しいカクテルで、赤、黄、緑、青が層になった色が美しい。また、僧侶自らがシェイカーを握って作ってくれるのも、坊主バーならではの特徴的なサービスですね。甘さも程よく、飲みやすいということで、人気があるのも納得です。
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おつまみは精進料理メイン
坊主バーのおつまみメニューは精進料理が多く、お麩を使った甘露煮や高野豆腐、茶粥などが人気です。精進料理をベースにしているため、肉や魚などの動物性食材は一切使っていないという特徴があります。また、季節限定のおつまみメニューもあるため、訪れる度に新しい味わいを楽しむことができます。
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バーで聞く説法……気になる
坊主バーでは、説法タイムと呼ばれる時間が1日2回行われます。これは、坊主バーの主旨である仏教の魅力を伝えることを目的としています。説法タイムでは、僧侶がお経を上げた後に、仏教についての説法を行ってくれます。お経や説法は、店内の仏壇に向かって行われますが、お客さんも参加することができます。仏教に興味がある人はもちろん、初めての人でも気軽に参加できるように、分かりやすく丁寧に解説してくれます。
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お酒を楽しみながらお坊さんからの「ありがた〜い話」
坊主バーでは、仏教に関する知識を持った僧侶が接客を行っており、お客さんが人生相談をする場にもなっています。また、仏教について深く学びたい人には、僧侶による説法やお経の読み上げも行われています。その他にも、坊主バーではお酒を楽しむだけでなく、仏教の教えや文化に触れることができる、珍しい体験ができます。