【世界のスラム街】“キリストの神様”が見守るブラジルの闇「ファベーラ」<前編>
Favela
危険地帯!ブラジルに点在するスラム街「ファベーラ」
国民の 60%もの人々の所得が,国民平均所得の2 分の1にも満たない貧困層に属しており,さらには低賃金(70 ドル程度)の半分以下の収入で生活してい る極度の貧困者数は国民の 32.1%に相当する 5400 万 人にのぼる.
ブラジル連邦共和国リオデジャネイロ州スラム街の再開発の提案/佐藤信治.渡邉康介.学術講演会予稿集.日本大学理工学部.令和元年度
この貧富の格差は,ブラジルにおいて様々な社会問題を助長しており,必要に足る衣食や教育機会が与え られない極度の貧困状態にある 15 歳以下の子供たち は 2250 万人にのぼるといわれている.そして,国連の暴力実態調査では,多くの貧しい子供たちが麻薬密売 を生存のために必要とみていることが明らかになっている.こうした貧困状況が,ストリートチルドレンの増大や,犯罪被害者の人口比率 44%のリオデジャネイロに代表されるような世界最悪の治安を作り出す主要な原因となっている.
ブラジル連邦共和国リオデジャネイロ州スラム街の再開発の提案/佐藤信治.渡邉康介.学術講演会予稿集.日本大学理工学部.令和元年度
『エルシステマの影響で誕生!ファベーラのオーケストラ』スラムから世界に羽ばたいた“オーケストラ”⑤
各地に点在するスラム街……通称“ファベーラ”
ブラジルの大都市には貧民地区/スラム街「ファベーラ」が多数点在し、麻薬密売組織等も活動拠点としております。
ブラジル リオデジャネイロ / 貧民地区/スラム街「ファベーラ」への観光ツアーについて/海外旅行情報はOTOA.2019
警察も立ち入れない超危険なエリア
特に、リオデジャネイロ、サンパウロ等の大都市にあるファベーラは、警察もほとんど立ち入ることが出来ないエリアもあり、一般の旅行者等が立ち入った際には、高い確率で犯罪被害が発生しています。
ブラジルの治安状況は劣悪/リスク対策.com
ここでは組織間の勢力争い等による銃撃戦だけでなく、警察の摘発作戦による銃撃戦も発生しており、流れ弾等により一般市民の犠牲者も出ております。
ブラジル リオデジャネイロ / 貧民地区/スラム街「ファベーラ」への観光ツアーについて/海外旅行情報はOTOA.2019
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Soldiers back up police in Rio de Janeiro’s Rocinha favela after gun fights broke out between rival drug gangs https://t.co/m044MtGVk9 pic.twitter.com/YrSH0vmLLW
— AFP News Agency (@AFP) October 11, 2017
ファベーラの由来は“植物”
「ブラジル国内の都市に点在している貧しい人たちが密集して暮らす地域を指す言葉です。2014年のサッカーワールドカップや16年の五輪・パラリンピック時に、開催国ブラジルを紹介する日本のニュースの中でも盛んに登場しました。語源は主に南米に生育するトゲのある植物の名称です」
麻薬組織の最高の隠れみの「3密」ファベーラ広がる感染/朝日新聞デジタル.2020
リオデジャネイロでは別名で言われることも
リオデジャネイロでは、平地に富裕層が住む一方、貧困層は山肌に張り付くように集まる家々(ファベーラ)に住んでいることが多く、「モーホ(morro)=丘」とも呼ばれます。
2014年末~年始ブラジルの旅(5)リオのファベーラツアー/広島サンバ連合 Unidos Rosa de Hiroshima ホーザ・ジ・ヒロシマ
ファベーラでの生活
半分崩れかけたレンガづくりの家が密集している。どの家も廃墟に近いが、物干し竿に洗濯物がぶら下がり、人が住んでいることが分かる。上半身裸で真っ黒に日焼けした子供たちが路上を走り回っている。建物の壁という壁は落書きだらけ。すさんだ光景が延々と続く。
〔ルポ〕五輪の街リオの貧困地域~見えぬ希望~/JIJI.COM
さらに、住宅の他にファベーラの内部にラジオ局、ネットカフェ、銀行支店、病院、商店街などまで揃っており、街全体がひとつのコミュニティをなし、自己完結的な経済圏を形成している。低所得者層が暮らす普通の街。そんなところだろう。
空間の私有と管理への抵抗―ブラジルの空間所有のあり方からの一考察―(p.6)/桔梗 聡.水岡 不二雄.空間・社会・地理思想 18 号,3-16 頁,2015 年
(前略)ファベーラと呼ばれる都市低所得者層居住区は、ブラジルの多くの都市に点在しており、規模もそれぞれに違う。ブラジルでも北東部はとくに貧しく、ファベーラ住民の月平均所得は政府が定める最低賃金(180レアル=約60~70USドル)と同程度である。訪れた家のなかには、ここ数日粥状のものしか口にいれていない者もいた。
ブラジルの生活と文化/帝国書院
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過酷な環境で育つ子供たち
そこで生まれ育った子どもたちは満足な教育を受けることができず、行き場を失った少年たちは、やがてファベーラの奥部にアジトを持つギャングのメンバーに勧誘されていく。ほかの国のギャングのように都市部の繁華街でシマを奪い合うのではなく、家族が暮らす生活空間のすぐ脇でギャングが銃撃戦を繰り広げる、というように貧民層の生活とギャングが密接にかかわり合っているのが、ファベーラの特徴なのだ。
殺人、誘拐、ドラッグ密売! 無法地帯と化した貧民街に巣食うギャングたちの凶状/サイゾーpremium.2013
ファベーラの子どもたちはあそこで生まれて、育って、外の世界を知らずに生を終えていく。
道がファベーラ(貧民街)の子どもたちに与える新たな世界/公益財団法人 全日本柔道連盟
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行政はノータッチ!未整備のインフラ
また、ファベーラは行政が作ったものではなく、住民たちが集まって作ったものなので、1軒1軒の家に住所がありません。
ブラジルのスラム街「ファベーラ」で、僕はギャングに銃を向けられた/TABIPPO
ファベーラには電気や水道など基本的な生活インフラが整っていないため、中にためた水を飲用や生活用水に使っている。
ファベーラで圧倒的に普及している製品とは(リオ日記)/朝日新聞デジタル.2016
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電気は盗むのが基本スタイル
政府の連邦エネルギー計画会社であるエネルギー研究公社(EPE)の推計によると、電力の「商業的損失」――送電線から電気を不法に抜き取ることを意味する公式の用語――は平均で5~6%になる。しかし、北東部の一部地域では、生産される全エネルギーの25%までもが盗電により消費されているという。
最良の燃料としてのエネルギー効率 – エネルギー効率化を通じて市民性を育む/アメリカンセンターJAPAN
電柱には盗電のコードが無数巻き付いており、これは明らかに不法行為なのだが、市当局は黙認せざるを得ないのだろう。
海外最新取材レポート 中南米/地球の歩き方
ネオエネルジア社の最高経営責任者であるマルセロ・マイア・デ・アゼベド・コレアはこう語る。「人々は盗電が犯罪であるとは考えていません。地元の自治体はわれわれを支持してくれてはいますが、この習慣を根絶する唯一の方法は、電力を盗むことが利口なことではないことに住民が気付くことが必要です」
最良の燃料としてのエネルギー効率 – エネルギー効率化を通じて市民性を育む/アメリカンセンターJAPAN
盗電があまり利口なことではない理由のひとつに安全の問題がある。送電線への接続がでたらめだったり、装置が規格外だったりすると、ショートや火災の発生につながる。
最良の燃料としてのエネルギー効率 – エネルギー効率化を通じて市民性を育む/アメリカンセンターJAPAN
「ショートが原因で火災が発生し、近所に住む人たちが全財産を失うという出来事が過去にも多数ありました」とサンパウロで2番目に大きいスラムであるパライゾポリスの住民協会の会長、ジルソン・ロドリゲスは言う。人口1800万のサンパウロ大都市圏にあるパライゾポリスは、地元ではファベーラ(貧民窟)と呼ばれ、約8万人が住んでいる。
最良の燃料としてのエネルギー効率 – エネルギー効率化を通じて市民性を育む/アメリカンセンターJAPAN
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不衛生な環境
ファベーラには、行政のサービスが行き届いていない。ゴミの収集が決まった頻度で行われないため、至る所にゴミが散らばる。下水整備もきちんとされていないため、汚水が道にあふれ出ている場所も多い。
見棄てられた街 ブラジル・ファベーラ | 国際報道2021 [特集 /NHKオンライン.2020
保健所の話では蛔虫など寄生虫感染率は5割に上り、出会った住民の何人かは外科処置の必要な皮膚膿瘍を持つ者がいた。
ブラジルの生活と文化/帝国書院
さらに、住民を困らせているのが、断水が常態化していることだ。
見棄てられた街 ブラジル・ファベーラ | 国際報道2021 [特集 /NHKオンライン.2020
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むしろ安全?ギャングによる統治
400以上あるリオのファベーラはすべて3大マフィアに管轄され、それによって良くも悪くも治安が保たれている。
カメラを向けられない風景 ファべーラ/96 – KURO – Happy World Journey DIARY Page.2011
1つのファベーラは細かい地区に分かれ、それぞれの地区にまとめ役・相談役のボスがいるのだが、そのボスをマフィアが管轄しているのだ。各マフィアは独自の密売ルートを持ち、軍隊上がりの若者を雇って見張りさせるため、警察もなかなか手を出せないという。
カメラを向けられない風景 ファべーラ/96 – KURO – Happy World Journey DIARY Page.2011
(前略)ファベーラが麻薬や暴力、強盗など犯罪の温床となっている事実がある。スラムというと、麻薬や暴力といったイメージがまず浮かぶ人は多い。しかし注意しなければいけないのは、そのような一見危険そうに思える地区であっても、ファベーラ内部の住民にとって必ずしも治安が悪いわけではないということである。むしろ麻薬取引集団がファベーラ内の治安を守っているとさえいえるのだ。その集団がファベーラの外で犯罪を起こすことはあっても、自分たちの領域であるファベーラ内で問題を起こすようなことはしないという。
空間の私有と管理への抵抗―ブラジルの空間所有のあり方からの一考察―(p.7)/桔梗 聡.水岡 不二雄.空間・社会・地理思想 18 号,3-16 頁,2015 年
「1つのギャングがちゃんと(?)制圧しているところもあれば、複数のギャングが縄張り争いをしているところもあるんだよ」と現地の人に教えてもらいました。ちなみに、1つのギャングがちゃんと制圧しているところの方が治安は良いそうです…。
ブラジルのスラム街「ファベーラ」で、僕はギャングに銃を向けられた/TABIPPO
(前略)ギャングの居場所を警察に教えないとか、写真を撮らないとか、ファヴェーラ内で盗みはしないとか。ファヴェーラではギャングが警察としての役割も担っているんです。だから、むしろ警察の介入で余計に治安が悪くなることもある。結局撃ち合うわけだから。だったらギャングが統一してくれていたほうがいいこともあるんですよ。
リオデジャネイロのスラム街を10年間撮り続けた写真家・伊藤大輔さんに聞いた「命を支えたメシの話」/メシ通 | ホットペッパーグルメ
住民にギャングからの呼びかけ
新型コロナウイルスの感染者が確認されて以来、この「神の街」を仕切るギャングのリーダーらは、住民たちにこう呼びかけている。
見捨てられたブラジルのスラム街で、ギャングが住民の自主隔離を先導/COURRiER JAPON.2020
「8時半以降、夜は家から出るな」
見捨てられたブラジルのスラム街で、ギャングが住民の自主隔離を先導/COURRiER JAPON.2020
「門限時間をすぎてから、もし街でみつけたら容赦しない」
Drug gangs in Brazil’s lawless City of God favela impose coronavirus curfews to residents https://t.co/GEm3UxjIby
— Daily Mail Online (@MailOnline) March 25, 2020
Just interviewed a member of one of Brazil’s largest & most lethal gangs – Primeiro Commando da Capital
— James Longman (@JamesAALongman) June 2, 2020
He runs the drug supply in part of the favela. The gang also runs a coronavirus response
What happens to people who break your rules?
‘I’m not allowed to tell you that’ pic.twitter.com/iFViWNIdBe
そんな“危険なファベーラ”を観光するツアー(笑)
ところが、その貧民街のファベーラを訪問するツアーが富裕者の間で人気を集めているというのである。皮肉な現象である。麻薬組織同士の銃撃戦の中に巻き込まれる危険もある中で、スリルを味わい、また貧民街で住民がどのような生活をしているのかというのを観察できるという奇妙な好奇心をそそる観光ツアーなのである。また、市政もこの観光ツアーがファベーラの住民の幾分かの収入に繋がればと望んでそれを支援しているというのである。
ブラジルの貧民街「ファベーラ」観光ツアーの危険度/アゴラ 言論プラットフォーム.2017
ファヴェーラの住人たちからすれば、それで街にお金が落ちるのであれば容認してくれるので、全然OKです。ギャングも組織がデカいから、いちいちツーリストから2万円程度の金を巻き上げようとか、そういう細かいことは考えない。だ
「貧民街」の日常を撮る写真家・伊藤大輔:オリンピック直前、リオデジャネイロのいま/WIRED
NEW!! A Favela Tour in Vidigal, Rio de Janeiro: How to Do One Respectfully and Responsibly – https://t.co/bkpulwsfjC <– features our recent visit to the new @PlaneterraCares and @gadventures project #sustainabletourism #Brazil #GWanderers pic.twitter.com/rzFb3mPeRk
— Uncornered Market – Dan & Audrey (@umarket) March 13, 2019
Looking for a Favela Tour? Skip the Jeeps and Find an Activist—@EdmundRuge https://t.co/kMJEV2wCNv Carnival 2020 starts today. If you’re one of the 1.9 million visitors flooding into Rio de Janeiro, you may find yourself wanting a deeper look. pic.twitter.com/hPBK7l6RGp
— RioOnWatch.org (@RioOnWatch) February 21, 2020
今は治安は改善か?ギャング追放作戦の結果は……。
最近まで麻薬組織に支配されるなど、「近づいてはいけない」場所だったファベーラ。近年、麻薬組織の追放作戦、警察の常駐化、電気や水道などのインフラ改善が進み、かなり治安が改善されました。地域ではファベーラ観光が貴重な「産業」となりつつあります。
2014年末~年始ブラジルの旅(5)リオのファベーラツアー/広島サンバ連合 Unidos Rosa de Hiroshima ホーザ・ジ・ヒロシマ
(前略)貧困ツアーは啓発にも役立ち、住民の生活は侵害されないと弁護する声もある。「いつも言うんだが(同市有数の高級住宅地)レブロンを歩いたって裕福な住民が嫌がるわけじゃないだろう」と、団体ツアーのフランス人ガイド、アクセルは言う。
リオのスラムに群がる貧困ツアーの功罪/Newsweek.2013
「おばあさんが居間で独り死んでいく、なんてことはない」と、アクセルがブラジル中間層のファベーラ観に反論する一幕もあった。ツアーではファベーラの子供のための課外活動も見学。活動資金の一部は、ツアーの収益で賄われているという。
リオのスラムに群がる貧困ツアーの功罪/Newsweek.2013
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やっぱり危険……。
ファベーラツアー業者はリオデジャネイロに乱立しており、少なくともホシーニャの場合、昼間、ガイド付随で行くぶんには危険は少ないと強調する。ガイドと一緒にいれば、写真撮影をしていても咎められることはない。ただ見学するファベーラの出身者がガイドでない場合、トラブルが起こることもあるという。またツアーに参加せず、自力でファベーラに行くのも要注意。過去、アメリカ人観光客が単独で行き、写真撮影していたら発砲されたという事件も起こっている。
リオ最大の“スラム街”ホシーニャに住居希望者が殺到!?/日刊SPA!.2014
警察による銃撃も多発
【リオデジャネイロ共同】ブラジル・リオデジャネイロのファベーラ(スラム街)を観光ツアー中の乗用車が23日、警備していた軍警察の銃撃を受け、ツアーに参加していたスペイン人女性(67)が死亡した。地元メディアが伝えた。
リオで観光客が警官に撃たれ死亡 スラム街をツアー中/千葉日報オンライン.2017
死亡事件は今回が初めてではなく、3月にはアルゼンチンからの観光者が別のファベーラにGPSで間違って進入して殺害された。昨年12月にも、イタリア人が道を間違ってファベーラに入り、麻薬密売人の銃弾を受けて死亡している。
ブラジルの貧民街「ファベーラ」観光ツアーの危険度/アゴラ 言論プラットフォーム.2017
#UPDATE Brazilian police in Rio admit they accidentally shot dead a Spanish tourist who was visiting a favela https://t.co/VqFCkGfB4e
— AFP News Agency (@AFP) October 23, 2017
#Brazil: UN expert calls for prompt, thorough, independent & impartial investigation into death of schoolboy following security operation in Maré favela complex in Rio de Janeiro. Concerns about militarisation of policing operations & legislation: https://t.co/wG434bDBYi pic.twitter.com/cXcvvHap5d
— UN Special Procedures (@UN_SPExperts) July 30, 2018
ファベーラから生まれたスター選手
貧富の差の大きなブラジルですが、貧困層の選手でも、サッカー選手となって活躍することで、大きな成功をおさめ、貧困からも抜け出すという一つの成功ルートがあります。
ブラジルサッカーはなぜ強いのか?/エクササッカースクール.2019
そして、それを証明してきた偉大な選手たちがいるのです。
ブラジルサッカーはなぜ強いのか?/エクササッカースクール.2019
ブラジル『Isto』と『Independente』によれば、アドリアーノはリオ・デ・ジャネイロのファベーラで若い頃からの友人たちと夜遊びに興じ、ビールとダンスに酔っていたという。
アドリアーノ、やはり“危険な”友達と豪遊?/Goal.com.2009
プランデッリは、アドリアーノについて「世界レベルの選手だったが、おそらくは世界最強の選手になることを望んでいなかった。彼の目標はおそらく、良いキャリアを築いて少し金を稼ぎ、家族をファベーラ(スラム)から抜け出させることだったんだ」と見ている。
恩師が語るバロテッリ、アドリアーノら「悪童」が飛躍できない真の理由/サッカーダイジェストWeb.2017
ファベーラはいわゆるブラジルのスラム街で、ネイマールが生まれ育った地域もそのエリアに属していた。ネイマールはことあるごとに、ファベーラのストリートサッカーが自身の才能を育んだ原点だと話し続けている。
「え? 誰これ?」「すでに風格あり」至宝ネイマールが公開した“11歳時の写真”が大反響!/サッカーダイジェストWeb.2018
「ファベーラ」と呼ばれる貧民街に住む子供たちにとって、サッカー選手になることは「生きるための戦略」だ。しかし、ファベーラ出身のスーパースター、ロナウドのように貧困から脱出して夢を実現できるのはひと握りに過ぎない。
富裕層は喧噪を嫌ってリオから離れる 知られざるカリオカの「素顔」/産経ニュース.2016
彼らにとって、サッカーが唯一の現状打開への道。そう思って、人生をかけて戦っています。
ブラジルサッカーはなぜ強いのか?/エクササッカースクール.2019
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伝説のスーパースター“マイケル・ジャクソン”の聖地
ファベーラの中には、マイケル・ジャクソンがPV撮影を行った場所などもある。
【オビナタの世界放浪記】ブラジル最大級のスラム街「ホシーニャ」に行ってみた…盗電のオンパレード/CycleStyle.2016
「They Don’t Care About Us」。俺たちのことなんて誰も気に掛けていない-。サンタマルタは、2009年に逝去したキング・オブ・ポップ、米歌手のマイケル・ジャクソンがこの曲のミュージックビデオを撮影した地として知られている。
リオ五輪ルポ・暗さの中に未来の息吹/カナロコ.2016
リオのファヴェーラを舞台にして、そこに住むたちを出演者として使ったことで、都市における貧困の問題を目に見える形にしたこのショート・フィルムからは、音楽によって世界を少しでも変えようという熱気とエネルギーが伝わってくる。
ブラジルの貧民街とアメリカの刑務所で撮影されたイケル・ジャクソンのショート・フィルム-TAPthe POP/TAP the POP.2017
このファベーラはかつてマイケル・ジャクソンがビデオクリップを撮影した場所でもあり(オロドゥンと共演)、ファベーラの中にはマイケル像もありました。
2014年末~年始ブラジルの旅(5)リオのファベーラツアー/広島サンバ連合 Unidos Rosa de Hiroshima ホーザ・ジ・ヒロシマ
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歴史的な名曲『We Are The World』が生み出されたきっかけは……?
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