「ユダヤ人のための国を作る!」嘘で塗り固められた“第一次世界大戦”【ロスチャイルド陰謀論】
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World War I
人類史上初の世界戦争
全ての始まり「サラエボ事件」
1914年6月28日、東欧バルカン半島の一角、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで凶弾が放たれた。オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫妻がセルビア人民族主義者に暗殺されたのだ。
第1次世界大戦からの警告~勃発100年~/JIJI.COM
「サライェヴォ事件」から1カ月後の7月28日、オーストリアはセルビアに対し宣戦布告した。
第一次世界大戦から103年、カラー写真でよみがえる戦場の姿【画像集】/吉川慧.HUFFPOST.2017
続いて「同盟国」側のドイツが「連合国」側のロシアとフランスに宣戦を布告し、ベルギーとルクセンブルクに侵攻。さらに、イギリスがドイツに宣戦を布告して、数週間後にはモンテネグロと日本が連合国、オスマン帝国が同盟国として参戦します。
第12回 第一次世界大戦とナショジオ 前編/ナショナルジオグラフィック
イギリスを勝利に導いたのは「モルガンの資金援助」
この第一次世界大戦でイギリス側に大量の資金援助を行い、勝利へ導いたのがアメリカのモルガン商会をはじめとする金融資本です。
ドイツの復興をスローガンにヒトラーを登場させることになりました。/幻冬舎ゴールドライフオンライン.米山 猛.2020
米国は交戦国の公債引き受けを禁じていましたが、軍需物資調達向けの信用供与という抜け道を作って対応したのです。
「世界はなぜ戦争に突入したのか」出口治明×板谷敏彦『日本人のための第一次世界大戦史』発売記念対談/週刊エコノミスト.2017
1915年1月にイギリス陸海軍、そして春にはフランスと、軍事物資を効率的に購買できるようにするため、自らが代行機関となるべく両者と契約を結んでいます。
「世界はなぜ戦争に突入したのか」出口治明×板谷敏彦『日本人のための第一次世界大戦史』発売記念対談/週刊エコノミスト.2017
年末には合計1億8,700万ドルの公債が売れ残ります。モルガン商会が英仏のために足りない資金を用立てることになり、大戦が終わるまでに15億ドルを超える金額を融資しました。
国家を超える支配力を誇った「モルガン家」の盛衰(後編)/Strainer.2019
イギリスは負けかけていた!そこに現れた“ロスチャイルド”
和平の道を探る英国首脳の考えを妨害して戦争を継続させたのは、ネイサン・マイヤー・ロスチャイルドの曽孫ライオネル・ウォルター・ロスチャイルドでした。
菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1684-1685). Kindle 版.
ユダヤ人国家建設に協力すれば……
ドイツの破竹の勢いに勢力を挽回できなかった英国政府に対し、「米国を連合国側の味方として参戦させれば形成が逆転するぞ。私たちが骨を折ってもいいから」と持ちかけました。ただし、それには「米国参戦の暁には、中東におけるユダヤ国家の建設推進に協力すること」を条件としてつけたのです。
菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1686-1689). Kindle 版.
イギリス「ユダヤ人国家の建設を約束」
英国の戦時内閣は10月、閣議で「英政府はユダヤ人がパレスチナの地に民族的故郷を建設できるよう最大限の努力を払う」提案を採択。11月2日、この内容はバルフォア外相書簡の形で英シオニスト連盟会長ロスチャイルド卿に伝えられた。バルフォア宣言だ。
バルフォア宣言と日本=西川恵/毎日新聞.2020
私は国王陛下の政府を代表いたしまして、ユダヤ人シオニスト諸氏の大望に共感を示す以下の宣言を、閣議の同意を得て貴下にお伝えすることができて非常に悦ばしく思っております。
パレスティナは誰のもの? ~ イギリス人はどう考えたか ~(p.4)/東京大学 CoREF
以下の宣言を、閣議の同意を得て貴下にお伝えすることができて非常に悦ばしく思ってお ります。 「国王陛下の政府はパレスティナにおいてユダヤ人のための民族的郷土を設立することを 好ましいと考えており、この目的の達成を円滑にするために最善の努力を行うつもりです。 また、パレスティナに現存する非ユダヤ人諸コミニティーの市民および信仰者としての諸 権利、ならびに他のあらゆる国でユダヤ人が享受している諸権利および政治的地位が侵害 されることは決してなされることはないと明確に理解されています。」
パレスティナは誰のもの? ~ イギリス人はどう考えたか ~(p.4)/東京大学 CoREF
貴下がこの宣言をシオニスト連盟にお知らせいただけましたならば光栄に存じます。
パレスティナは誰のもの? ~ イギリス人はどう考えたか ~(p.4)/東京大学 CoREF
Reports from the time of the Balfour declaration in 1917. Today, its centenary stirs celebration and protest: https://t.co/5HuDHclXfQ pic.twitter.com/3HrNp9HEjr
— Reuters (@Reuters) November 2, 2017
「オスマン=トルコに対抗するため!」アラブ人にも同地に国家独立を約束
1914年、第一次世界大戦が勃発すると、オスマン帝国はロシアと対立していたことから、同盟国の一員として参戦。
第34回 トルコ革命とパレスティナ分割/NHK高校講座
イギリスは、敵対するオスマントルコに対抗するため、ロレンスを派遣。アラブ人に戦勝のあかつきにはオスマントルコの領地に、アラブ人の国をすることを支持すると約束(フサイン=マクマホン協定)。ロレンスは、イギリスの本来の狙いをひたかくしにしながら、アラブ人とイギリスのパイプ役を果たしつつオスマントルコ打倒のゲリラ戦に協力する。
ウォール街、ロックフェラーと第一次世界大戦/るいネット.20218
多民族国家「オスマン帝国」
1990年代まで、日本ではこの国家はオスマン=トルコと言われ、教科書でもそう教えられていた。セルジューク=トルコに対するオスマン=トルコ、というふうに覚えていた人も多いと思う。しかし現在はお目にかからなくなり、専ら「オスマン帝国」とされている。
オスマン帝国/世界史の窓
(前略)この国は、えてして「トルコ人の国家」と思われがちである。だがその実態は、出身民族にこだわらぬ、多民族が活躍できる場であった。アラブ人、アルバニア人、ギリシャ人、クルド人、セルビア人……オスマン帝国は、まごうことなき多民族国家だった。
オスマン帝国の繁栄の理由は「多様性」にあった/幻冬舎plus.2020
「三枚舌外交」さらにフランスとは分割する協定を結んでいた……。
そしてさらに同盟国であるフランスとは、戦争終結後は分割するという協定(「サイクス・ピコ協定」)を秘密裏に結びます。
パレスチナ問題の経緯/パレスチナ子どものキャンペーン
(前略)フランスなどとは帝国分割で秘密裏に合意していたため「二枚舌外交」「三枚舌外交」とも言われる。
バルフォア宣言百年で英、イスラエル首脳が会談/SankeiBiz.2017
オスマン帝国滅亡!様々な国家が独立
600年以上の長きにわたって中東を支配してきたオスマン帝国は、1922年に滅亡しました。その後、帝国の領土には、民族国家や王国など、いくつもの国が誕生していきます
第34回 トルコ革命とパレスティナ分割/NHK高校講座
オスマン帝国は第一次世界大戦後、崩壊し、アナトリア半島を中核とするトルコ共国として再生、中東やバルカン半島における、かつての支配領域は独立していった。
第 3 章 湾岸諸国の国民国家体制の行方(P.88)/保坂 修司.第 3 章 湾岸諸国の国民国家体制の行方
このオスマントルコの領土を切り分けてできた国々がエジプトであり、サウジアラビアであり、ヨルダンであり、レバノンであり、シリアであり、イラクであるのです。
B-D「トルコと新しい市場(アジアとの付き合い方外伝)」/AREC(浅間リサーチエクステンションセンター)
しかし、イギリスをはじめとするヨーロッパの国々はそのアナトリア半島すら、ケーキを切り分けるように分配しようと、ギリシャを誘って第一次世界大戦が終わっても5年にわたる戦火に巻き込んだのです。
B-D「トルコと新しい市場(アジアとの付き合い方外伝)」/AREC(浅間リサーチエクステンションセンター)
今に続く「パレスチナ問題」のはじまりのはじまり
一方、パレスティナ地域ではユダヤ人の国家建設運動が始まり、アラブ人との対立が深まって、今日に続くパレスティナ紛争の出発点となりました。
(32)トルコ革命とパレスティナ分割 ~第一次大戦後の中東~
1917年以前にも、ユダヤ人はパレスチナに住んでいたが、パレスチナ人と平和的に共存していた。だが、バルフォア宣言をきっかけにイスラエルが建国されたことが、今も続くパレスチナ紛争の引き金となった。
イスラエル建国を支持した「バルフォア宣言」から100年 中東の苦しみを終えるには/THE Liberty Web.2017
The Lusitania Disaster
【疑惑】アメリカ参戦のきっかけ「ルシタニア号事件」
ルシタニア号は、1904年6月16日に建造が開始され1906年6月7日木曜日に進水した、当時のイギリス船の中でも最大の旅客船です。
ルシタニア号とは?何が起きた?【事件の背景や沈没の理由、歴史についても解説/Rekisiru.2020
1915年5月7日の午後、ドイツの魚雷が定期旅客船ルシタニア号を襲った。数秒後、2度目の大爆発が船を揺り動かす。
ドイツ軍が沈めた客船の謎/ナショナルジオグラフィック
ルシタニア号の1198人の犠牲者のなかにアメリカ人乗客128人が含まれていた。
目次(ルシタニア号事件)/ニッポニカ
中立のアメリカではドイツを非難
当時、第一次大戦でまだ中立の立場だったアメリカのマスコミは、客船を攻撃したドイツの蛮行を激しく非難した。
まだまだあるぞ!歴史的悲劇にまつわる未解決ミステリー事件簿/ガラパイア.2016
ドイツに宣戦布告
1917 年 2 月には、ウィルソン大統領の武装中立ないし準戦争の呼びかけさえ拒否していた連邦議会も、4 月にはついに大統領の参戦教書を受け入れ、上院は 82 対 6 で、下院は 373 対 50 でドイツに対する宣戦の布告を可決した。
孤立主義から国際主義へ~中立法における論争を中心に~/堀井 克洋.(p.4)
本当に武器を積んでいた!
実際には、ルシタニア号は厳重に武装されていて、弾薬などを積載し、積荷目録も事前に隠蔽のために改ざんされていた(後略)
社会調査工房オンライン/ Konan-u
(前略)ルシタニア号の積み荷には173トンの弾薬が有り、当時の国際法に照らし合わせると、ルシタニア号は攻撃を受けても仕方がなかった。ドイツ大使館も事前に米国民へ「船に乗るな」と警告を発していた。
ルシタニア号事件/隠された真実
ロスチャイルドの企み?
第一次世界大戦でドイツの潜水艦が撃沈した豪華客船は、実は数多くの兵器を積んでいた。しかし、イギリスは巧みな世論工作で事実を隠し、アメリカを対独参戦に導いていく
豪華客船ルシタニア沈没の真実/NHK
(前略)アメリカに設置されていた国際関係評議会やヨーロッパの新聞サービスを牛耳っていたロスチャイルドが、コントロールしていた英語版新聞を通して、野蛮なドイツが武器を持たないイギリス運搬船を攻撃したとする主張を掲載しました。ドイツ政府は、船舶がその戦域を航行する場合には、攻撃を受ける危険性があることを、事前にニューヨークの新聞に掲載していたにも関わらず、ロスチャイルドはドイツの攻撃だと主張したのです。
ドイツの歴史を追う(その3)…第一次世界大戦における陰謀説/Clever Planning
ルシタニア号が撃沈された当時、英国海軍大臣がウィンストン・チャーチル、アメリカ海軍副 長官がルーズヴェルトだったことは注目に値する。英国海軍諜報部によれば(のちには、アメリ カ瓶軍働報部の私の情報源二人からも裏付けられたが)、 ルシタニア号が海底に沈められる六ヵ月まえ、チャーチルは、アメリカ人乗客を乗せた船がドイツ潜水艦に魚雷攻撃されたら、アメリカ国民はどのような反応を示すかを調査研究するよう命じている。
日本を騙した悪魔/ジョン コールマン(p.33)
魚雷の数を偽装し報道
事実、イギリス海軍は弾薬輸送を隠蔽するために、大爆発による撃沈(弾薬が誘爆したかどうかは依然不明)を魚雷数発によるものとして報道したが、戦後魚雷一発で沈没したことを認めている。
戦争映画「U-20」 評価★★ 独潜水艦のルシタニア号撃沈にまつわる秘話/かぽんのこだわり道場ミリタリー館
アメリカ参戦は“モルガン”が債権を回収するため?
一九一六年までドイツとイギリスの勢力は拮抗していて、このまま戦争を終結させようという交渉が始まったが、それでJPモルガンなどがあわてた。
菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1813-1814). Kindle 版.
イギリスには返済する余裕などなかったので、このまま戦争が終わるとJPモルガンが一番困る。そこで、イギリスを勝たせるためにJPモルガンは米国政府に圧力をかけ、米国を参戦させた。
菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1812-1817). Kindle 版.
アメリカ参戦!これで連合国側が勝利へ
(前略)1917年4月6日、アメリカがドイツに宣戦布告し、イギリスやフランスなどとともに連合国として第一次世界大戦に参戦した。1914年6月のサラエボ事件に端を発する大戦が、4年目に入ろうとしていた時期である。
ご存知ですか? 4月6日は第1次世界大戦 アメリカがドイツに宣戦布告した日です/近藤 正高.文集オンライン.2017
アメリカの参戦により、同盟国の敗勢は決定的となり、1918 年、ドイツでは革命が生じてヴィルヘルム2世が退位しドイツ共和国が成立し、協商国と休戦協定がむすばれて同盟国は敗戦した。
世界史 第一次世界大戦/山下範久.NHK
無傷のまま金を貸していたアメリカが世界の中心に!
第一次世界大戦において戦場とならなかったアメリカは、戦後に世界最大の債権国となり、国際経済と国際政治に決定的な主導権を握り、国際金融における世界の中心となった。
ヨーロッパの様子/東京大学 CoREF |
しかもその流れは、そのまま戦後復興物資の販売にもつながり、アメリカにどんどん富が集中した。今やアメリカは、労働力は豊富(大戦中戦火を逃れた欧州移民が労働者に転化)な上、株式市場も発達し、しかも世界の工業生産の4割と世界の金の44%を保有するという、新しい“世界の親分”となっていた。
なぜあの時、世界大戦へと突入したのか?今、ざっくり読んでおきたい世界経済史/ダイヤモンド・オンライン.2014
世界一の金融街「ウォール街」
(前略)ウォール・街はロンドンのシティに代わる国際金融センターとなった。
アメリカ合州国における銀行・証券分離問題の展望/高木,仁(p.59)
全てはロスチャイルドの思惑通り!?
(前略)もっと違った側面からみれば、この大戦はロスチャイルド財閥による世界管理戦略に従って遂行されていたのだと見ることもできるのだ。ロスチャイルド財閥は、大英帝国以外で当時世界に存在した旧態依然の「4つの帝国」を崩壊させようとしたのである。
ロスチャイルド メモ②:1914~第一次大戦の狙い/南風小僧☆.るいネット.2016
当初、ヨーロッパ各国の首脳も庶民も、「半年もすれば戦争は終結するだろう」と考えていた。しかしその後、独側にはオスマン帝国が、英仏露側には日本やアメリカが加わるなど、世界各国が続々と参戦していったため、4年もの間戦争が続くことになった。戦争は英仏露側(連合国)の勝利で終結し、先にあげた4つの帝国は瓦解、4つの王家も没落した。(この点は、ロスチャイルドの思惑通りだったと考えられる)
ロックフェラーが覇権を握るまで4 第一次世界大戦(補足)ロスチャイルドが仕掛け、ロックフェラーがおいしい所を持っていった戦争/小暮 勇午.るいネット.200
自動車王 ヘンリー・フォード「誰がこの戦争を起こしたのか…」
フォードは不戦主義者で、第一次世界大戦中の一九一五年に「誰がこのたびの戦争を引き起こしたのか私は知っている。ドイツのユダヤ人銀行家だ」と述べて第一次世界大戦に反対しました。一九二五年には、「私が最も敵対することは、国際金融資本家の動かすお金が戦争のたびに彼らの願望を達成していることだ。国籍がなく、すべての国の若者を引っ張り出して死に追いやるパワー、それに私は立ち向かっている」と述べています。
菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2401-2404). Kindle 版.
この戦いで「FRB」が紙幣を発行
アメリカでは、連邦政府が、設立されたばかりの連邦準備制度(FRB)から借り入れを行ない、FRBが紙幣を発行した。
第1次世界大戦も「マネーの戦い」だった巨額の戦費をどのようにして賄ったのか?/東洋経済ONLINE.2020
ウィルソン大統領の側にロスチャイルドの代理人
アメリカは、1917年になってからのドイツの潜水艦による無差別攻撃にたまりかねて参戦を決断しますが、ウィルソンは苦手の外交は主として懐刀のハウス大佐と国務長官に任せ、戦後の世界秩序構築を考えていました。
学士会アーカイブス/本間長世(東京大学名誉教授).一般社団法人学士会.No.874(平成21年1月)号
エドワード・マンデル・ハウス大佐
エドワード・マンデル・ハウス大佐はトマス・ウィリアムとエリザベス(旧姓シャーン)の 息子である。父親のハウスは一八三七年にアメリカに移住、テキサスに住み、そこで綿花産業 に関わり、やがてロスチャイルド家の代理人として金融関係の仕事に就いた。息子エドワード はコーネル大学に学び、公的地位を持たないまま、テキサス州知事の助言者となった(ウィル ソン政権における立場と同じだ)。テキサスの人々は息子のハウスを肩書きだけの「大佐」に した。そして彼はこの肩書きをその特異なキャリアを通してずっと使い続けた。
ロスチャイルドの密謀: 世界最大のタブー (p.226)/ジョンコールマン.太田龍.成甲書房.2007
一九〇〇年初頭、ロスチャイルド家はハウスをヨーロッパに送って、銀行家が政治と政治室 を支配する実情を学ばせた。アメリカに戻った彼は、ウッドロー・ウィルソンを大統領候補に 指名した民主党の水先案内人的存在となった。ウィルソンを大統領選に勝利させることをその 主たる役割任務としていたが、その役割を果たすと、今度はウィルソンの政策、とりわけ外充 政策に関わるようになった。
ロスチャイルドの密謀: 世界最大のタブー (p.226)/ジョンコールマン.太田龍.成甲書房.2007
すべてはアメリカに中央銀行(FRB)を作るために……。
この問題についての権威筋によれば、ハウスは、中央銀行の創設は合衆国憲法で禁じられいるにもかかわらず、連邦準備銀行の創設のため、ロスチャイルド家から伝えられる命令を受ける仲介者だったとされている。
ロスチャイルドの密謀: 世界最大のタブー (p.226)/ジョンコールマン.太田龍.成甲書房.2007
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