「アメリカとの戦争はちょっと……」パーシヴァル英首相 暗殺事件【ロスチャイルド陰謀論】

「アメリカとの戦争はちょっと……」パーシヴァル英首相 暗殺事件【ロスチャイルド陰謀論】

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War of 1812

「ナポレオン戦争」と同時期「米英戦争」が勃発

War of 1812

当時、世界中に植民地を確保して栄華を誇っていた超大国イギリス(そのカナダ植民地)に対し、独立戦争で勝利し再び領土拡張の野心を持つ新興国アメリカ合衆国が仕掛けた戦争です。

広報委員のひとりごと/トロント日本商工会

別名「インディアン戦争」

また、「米英戦争」と称されてはいますが、先住民たちも深く関わっていました。米英それぞれの肩を持つ形で「代理戦争」を強いられた先住民の多くはこの戦争が原因で命を落とすこととなります。

ナイアガラの滝の歴史|米英戦争とその影響/あっとナイアガラ

アメリカ国内では、南部諸州人はインディアンの土地を狙っていましたが、激しく抵抗するインディアンたちの背後でイギリスが扇動していると考えました。そのため反英感情が高まって、根本的解決のためにはイギリスと戦争するしかないと考えられました。

米英戦争(第2次独立戦争) – スタンプメイツ

フランスの「大陸封鎖」にもロスチャイルド爆益

西暦1806年にナポレオンが大陸封鎖令を出した所為で、大陸諸国ではイギリスやイギリスの植民地からの輸入に頼っていた綿製品、毛糸、煙草、コーヒー、砂糖、染料などが不足して、これらの商品の価格が高騰した。 一方、イギリスでは、これらの商品が大してさばけない為、これらの商品の価格が暴落した。

栄華を極めた世界最大最強のロスチャイルド財閥/ユダヤ人とその周辺 滝田 譲

ネイサン・ロスチャイルドはただのような金額でこれらの商品を買い叩き、フランスのロスチャイルド家が高値で販売し、莫大な利益をあげたのだ。

大村 大次郎. お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力はこう「動いた」 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1614-1618). Kindle 版.

アメリカはどっちつかずの状況

 1806年ナポレオンは大陸封鎖令を出し、同盟国にイギリス製品の不買を強制したが、アメリカ商船は中立国の立場を利用して、引き続き英仏双方のカリブ海植民地と貿易を行っていた。

太平洋の覇権(25) —– 膨張するアメリカ/丸の内中央法律事務所

(前略)「中立」を表明していたアメリカ合衆国だったのだが、フランスとの接触をおそれたイギリスは、海上封鎖でアメリカ合衆国とヨーロッパ諸国との通商ルートを妨害。

11.3.2 アメリカ合衆国の領土拡大 世界史の教科書を最初から最後まで/みんなの世界史.note.2020

フランスは、イギリス向けのアメリカ船を拿捕し、イギリスはそれに対抗してヨーロッパ大陸及びフランス植民地へのアメリカ船の入港を妨害した。

アメリカ=イギリス戦争/米英戦争/世界史の窓

イギリスの「海上封鎖」がアメリカにダメージ

実際にはフランス海軍は制海権がないのでアメリカ船にとって脅威ではなかったが、イギリス海軍は大西洋の制海権を握っていたので、アメリカの貿易と海運業にとって打撃となった。

アメリカ=イギリス戦争/米英戦争/世界史の窓

さらに、公海上でイギリス船がアメリカ船を襲い、イギリス生まれの船員を連れ去って海軍に強制的に編入するようになり、両国の関係は一層悪化していった。

米英戦争の沈没船、発掘開始へ/ナショナルジオグラフィック日本版サイト.2012

英仏相互の私掠船による米国船の拿捕合戦となった海上封鎖は、アメリカに経済的損失をもたらすのに比例して、アメリカ国民の反英感情の高まりと連邦議会における反英タカ派の台頭を招くこととなった。

アメリカ軍の戦略的水管理の起源を探る/玉井 良尚.立命館大学.2019
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ついにアメリカはイギリスに宣戦布告

そして1812年6月、アメリカ議会はイギリスに対して宣戦を布告する。

米英戦争の沈没船、発掘開始へ/ナショナルジオグラフィック日本版サイト.2012

1812年の6月にアメリカ軍がイギリス軍を攻撃したのを皮切りに、戦争は始まりました。

ナイアガラの滝の歴史|米英戦争とその影響/あっとナイアガラ
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勝敗はつかはつかず!ガン条約で戦争は終了

アメリカはカナダの奪取をねらったが失敗し、海軍もイギリス海軍に封鎖された。米・英ともに決定的な勝敗をみないうちに、ヨーロッパでナポレオン戦争が終わったので、米・英ともに継続する理由がなくなり、ガン条約が結ばれて米英戦争は終結した。

3 アメリカ合衆国の発展/My Home Page

アメリカはイギリスから完全な意味での独立を果たした!

 その結果、自国の経済を自国でまかなう必要にせまられたことで アメリカの経済的な自立が促されたのです。

【高校世界史B】「19世紀前半の大統領と合衆国の成長」/映像授業のTry IT

イギリスからの輸入品が来なくなった結果、アメリカ国内でさまざまな製品が生産されるようになり、最終的にアメリカの工業発展と経済的自立が進みました。

アメリカ合衆国発展の歴史 ② ~米英戦争とモンロー宣言~/世界史 by エンリケ航海王子.マナペディア

第2次独立戦争とも言われ、アメリカ合衆国の経済的自立がもたらされた。 

アメリカ=イギリス戦争/米英戦争/世界史の窓

実はアメリカは戦費が足りてなかった

First Bank of the United States

米国が勝利にいたらなかった原因はいろいろ取り沙汰されていますが、最も大きな理由は、政府に戦費を融通できる中央銀行や大きな金融業者がいなかったので、お金がうまく回らなかったことです。

菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.787-789). Kindle 版.

設立から20年後の1811年に期限切れを迎え、中央銀行法を更新するか否かをめぐり、アメリカ議会で大論争が行われた結果、上下両院ともわずか1票の差で更新が否決されます。

超大国「アメリカ」の正体~イギリス金融資本家の軍門に下ったアメリカ①/ムカシ若者( 海の彼方 ).るいネット.2013

国立銀行を放棄したばかりで、北東部の民間銀行が戦争に反対していたことによって合衆国は戦費を賄うことが非常に難しい状態にありました。

米英戦争(第2次独立戦争)/スタンプメイツ
やっぱり合衆国銀行(中央銀行が)必要

この時期における州法銀行券の過剰発行,1812年の対英戦争にかかわる連邦赤字財政,1814年ニューイソグラソドを除く諸州で生じた銀行の正貨支払停止,諸州による不十分な銀行統制などが,合州国銀行再建の必要を人々に認識させた。

米国における二元銀行制度の展開/高木 仁(p.84)

パーシヴァル首相(イギリス)はアメリカとの戦争に懐疑的

当時、英国はナポレオンと戦うのが精いっぱいで、時の首相スペンサー・パーシヴァルは新大陸に英国艦隊を割く案には反対で、カナダに駐屯する英軍だけで米国と戦おうとしました。

菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.781). Kindle 版.
ロスチャイルドは米英戦争を支持

ところがこの考えに大反対した人がいました。第一アメリカ合衆国銀行の認可が一八一一年に取り消されたことに怒るネイサン・マイヤー・ロスチャイルドです。

菊川征司. 異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.782). Kindle 版.

パーシヴァル首相 暗殺事件

スペンサー・パーシヴァル(Spencer Perceval, 1762年11月1日 – 1812年5月11日)は、イギリスの政治家。イギリス史上唯一の、暗殺された首相である。

スペンサー・パーシヴァル/Wikipedia
日本の教科書には載らない

スペンサー・パーシバル(1762~1812)という人物だが、日本の歴史教科書などには、まず登場しない。

英国王室にささやかれる疑惑 暗殺の世界史入門その5/Infoseekニュース
その事件はあのケネディのように

(前略)1812年5月11日、首相は議事堂のロビーにて至近距離から銃弾を浴び絶命する。犯人については、「首相の経済政策に不満を持つ、精神障害のある男性」と発表されたが、この発表自体、ケネディ元大統領の暗殺事件を連想させるではないか。

英国王室にささやかれる疑惑 暗殺の世界史入門その5/Infoseekニュース
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ロンドン金融街「シティー」と米英戦争の関係

The Royal Exchange and Bank of England, City of London.

そこで、1812年に米英戦争が勃発します。中央銀行法を更新させるため、シティーがイギリス政府にけしかけたのです。

超大国「アメリカ」の正体~イギリス金融資本家の軍門に下ったアメリカ①/ムカシ若者( 海の彼方 ).るいネット.2013
シティーの支配力を強める「ロスチャイルド」

1810年、ロンドン証券取引所のフランシス・ベアリングが亡くなると三男のネイサンが支配者になりますが、ベアリング家をうまく取り込み、協力してシティーを支配していきます。

なぜロスチャイルドは国際的な金融システムを構築できたのか?/金井 規雄.幻冬舎ゴールドオンライン2016.3.9
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「マネーの創造と消滅」の両方について触れている教科書がまったくない!FP、証券アナリストの教本にもない。学校のみならず、金融のプロ、行政の現場も知らない。マスコミも報道しない。憲法にも「通貨発行権」の記載がないのだ…。国際銀行家は、社会主義のように商品量や商品価格を直接管理はしない。しかし通貨量を操作することで、市場メカニズムと矛盾することなく、彼らの望む方向に誘導している。市場は銀行システムを信用しているが、そのシステムは市場に誤解を与える詐欺的な代物である。(「TSUTAYA」データベースより)

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