【世界のスラム街】微笑みの国は超格差国家!!<前編>――バンコクのスモーキーマウンテン「テープラクサー地区」

【世界のスラム街】微笑みの国は超格差国家!!<前編>――バンコクのスモーキーマウンテン「テープラクサー地区」

Thailand’s poverty

超格差国家タイの貧困問題

Economics AltSimplified/YouTube

タイの民主主義制度が1980年代初頭に安定したため、経済は飛躍的に成長した。民間部門による開発が飛躍的に拡大し、タイは急速に変化した。商業銀行が提供する開発向け融資が簡単に利用できるようになり、大規模な社会基盤整備事業がタイ全土で一斉に着手され、バンコク都市圏は急速に拡大した。中産階級とサービス部門が成長したことを受けて、民間の不動産市場も急成長した。

タイにおける貧困層を含むコミュニティ開発に関する考察──開発プロセスと内発的発展をめぐって──(p.64)/髙橋 一男.国際地域学部国際地域学科教授.タイにおける貧困層を含むコミュニティ開発に関する考察.東洋大学 トップページ | Toyo Universityhttps

タイの一人当たりの国内総生産(GDP)は、東南アジアの中ではシンガポール、マレーシアに次いで高い。

45 ナシ「にっこり」を販売-価格下がれば期待の市場-/栃木県公式ホームページ

ではタイの国民全員の生活水準が裕福になったか、というとそれは大きな間違いである。

東北タイにおける経済格差の現状――貧困の打開に向けて――(p.2)/渋谷透、坂哲志.立命館大学.2005

タイは経済発展の一方で、その急速な変化から社会にいろいろな歪みが生まれました。

タイ /CRAFT AID

世界トップクラス!超格差社会!!

Al Jazeera English/YouTube

タイは格差社会だ。クレディ・スイスの2018年の推計によると、タイでは上位1%の富裕層が持つ富が全体の約67%を占め、対象40カ国中で最大だった。所得の差は広がる傾向にある。同じく財閥支配の強いロシアやインド、インドネシアなどと比べても格差が大きい国になっている。

タイ、上位1%に富の67%/日本経済新聞.2019

「首都(バンコク)」と「その他(農村地域)」の二極化

Longneck Village

約100年前から、外国系企業を受け入れ始めたタイは、工業科に伴い社会構造が二分化して行きました。工業化の中心となったバンコクとその周辺は、急速な発展をしている経済型社会層と、従来から、作物を収入源とする農村地区における農村型社会層とに、タイという一つの国においての二分化が起こり続けています。

タイ/公益財団法人 民際センター
貧困層はほとんどが農村
CNA/YouTube

世界銀行によると、2013年の時点で、同国の貧困層730万人のうち8割以上が農村部で暮らしている。

バンコクの「飛行機の墓場」で暮らす人々/CNN.co.jp.2015

タイの総人口約6,800万人中、経済型社会で暮らす層はバンコンの人口約820万人を含む約1,800万人程度ですので、タイ人の人口の過半数以上を占めているのは農村型社会で暮らす方々になります。

タイ/公益財団法人 民際センター
バンコクに富が集中した結果
Bangkok 2012

(前略)タイの富裕層のほとんどがバンコクに集中しており、農村部との所得格差が拡大し、貧富の差が大きい国でもある。

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タイの富の約半分がバンコクに!!

タイの名目GDPは日本のおよそ10分の1程度で、約4,000億ドルで約半数をバンコクがしめる。

【タイを知る】タイと日本のエリア別比較(第一回)/タイ・バンコクでの市場調査 | Kadence International(Thailand)Co.,Ltd.

タイではバンコクにヒト、モノ、カネ、情報という国の経営資源が集中し、極端な偏在が起きた結果、農村部や地方は成長の“原資”を失い、バンコクとは異なる成長を提示する「第二の都市」、オルタナティブをもち得なかった。バンコクは国家の経営資源をブラックホールのように飲み込んだのである。

アジア都市が直面する「国内不均衡」と「域内同質性」のふたつの罠 —— 地域の独自性の見直しに突破口 ——(p.26)/後藤 康浩.亜細亜大学 都市創造学部 教授
「なんとかしよう…」政府は多種多様な対策をとるが

政府もバンコク及び周辺部に一極集中する投資を地方に分散させようと、投資優遇措置の差別化、基盤インフラ・工業団地などの整備を行い、地方に産業集積を作るなどの取組をしており、また、政府主導による地方経済対策も実施しているが、目立った効果は現れていない。

タイ経済の現状と課題について(p.45)/大臣官房総合政策課 国際経済調査係 岡本 泰.コラム 海外経済の潮流.財務省

バンコクと農村の経済格差は拡大する一方であり、「農村を地盤とするタクシン元首相支持派」と「バンコクを基盤とし、既得権益を握るエリート層」というタイ政治の対立構造を作り出す原因となった。両者の反目による政治混迷が2014年のクーデターにつながり、現在のプラユット軍事政権を生むことになった。バンコクの突出した発展がタイの国内対立、政治紛争のタネを生み出し、2010年に発生した市内中心での本格的な戦闘も引き起こし、バンコクの発展をも制約し始めたのである。

アジア都市が直面する「国内不均衡」と「域内同質性」のふたつの罠 —— 地域の独自性の見直しに突破口 ——(p.26)/後藤 康浩.亜細亜大学 都市創造学部 教授
子供の教育格差

1960年代からタイは本格的な教育開発の時代に入るが、そのときから特に農村とバンコク首都圏の就学率 の格差が盛んに取り上げられていた。たとえば1985年に中学校の就学率はバンコクではすでに 9 割を超えていたが、全国就学率でみると90年代初頭でもまだ 4 割程度にすぎなかっ たことが指摘されている 。

タイの教育格差に関する基礎的分析 -基礎教育統計と MICS 調査の概要- p.44(116)/野津 隆志.ヨットモーン・ピムプラパー

教育省教育委員会の統計によると、2003年の時点で大学進学率は35.8%となっています。しかし、この動向がみられるのは都市部の話。タイの学校は国立学校・私立学校であるため、地方自治体が設置した学校はありません。(ただし、バンコク都は学校を設置)。そのため農村部では、そもそも学校が少なかったり、設備が十分でないことが課題としてあげられています。まだまだ、十分な教育を受けることができない農村部の農村型社会層の子どもは多く存在してます。

タイ/公益財団法人 民際センター
豊かなはずのバンコクの中でも貧困が広がっている

首都バンコク市内であっても、駅や公共の場で物乞いをして生計を立てている家族、または小さな子供が路上で物品を売っている姿に多く接することがあります。

タイの概要と子どもデータ/一般財団法人 CHANGアジアの子供財団
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スラムを歩いて直視したこれが世界の現実だ!タイ、インド、ケニア、ウガンダ、エジプト…60ヶ国以上を歩いた著者が世界のスラム街に迫る(「BOOK」データベースより)

Poor in Bangkok

首都バンコクの格差問題

CRAIG SCHULER/YouTube

首都バンコクは、近代的な高層ビルが立ち並び、巨大なショッピングモール、ワールドクラスのラグジュアリーホテルが点在し“東南アジアのハブ”として世界中から注目が集まる国際都市です。

5分でわかる、はじめてのバンコク旅行/タイ国政府観光庁

タイ経済の中心で、証券取引所、主要金融機関、500を超える上場企業の本拠地となっている。また、観光はタイ経済の重要な一分野でGDPの約5%を占めている。

アジアの 4 都市(バンコク、北京、カトマンズ、東京)における気候変動と交通に関する意識調査/IATSS 公益財団法人国際交通安全学会
強大な人口を誇る大都会
Bangkok

バンコク都の面積は約1,568平方.キロメートル、人口は約863万人を擁し、行政区は50の区で構成される。

Bangkok Edition HEALTHY LIFESTYLE/ジェトロ

バンコク首都にはおよそ800万人が住んでいるとわれていますが、戸籍を移すことがほぼ無いため、それ以上のタイ人、外国人(駐在員+隣国移民)がいると推測され、1000万都市になると言われています。

タイ、バンコクの首都圏人口に関して/ASEAN JAPAN.2016

バンコクの格差

タイでは、所得格差は都市・農村間だけでなく、都市内部でも大きい。バンコク首都圏の世帯月平均所得を5分位に区分すると、所得の最も高い第5五分位層が全体の約半分を占める。加えて、保有資産の格差はさらに大きい。たとえば金融資産でみると、100万バーツ(約300万円)を超える金融資産を有する世帯の割合が4.7%である一方、1万バーツ未満(約3万円未満)の世帯数は29.2%と高い。

【トピックス】タイ・アピシット政権の低所得者層向け政策/日本総研.2011
バンコクにもスラムが……。

高層ビルや華やかなショッピングセンターが作り出すシーンとは対照的に,バンコクのあちこちには,低層の住宅が密集するスラム地区が形成されている。かつてタイでは,農村部と都市部の経済格差が指摘されてきたものの,むしろ近年は都市内部における経済格差が目立つようになった。

バンコクにおける都市スラムの現状と課題―クロントイ地区のスラムの事例から―(pp.95-96)/人見 泰弘.名古屋学院大学論集.社会科学篇.第49 巻.第3号 pp. 95―106.名古屋学院大学

バンコクの発展の裏にスラム

バンコクは、16世紀以来、インドやヨーロッパ、中国、琉球などとの貿易が盛んになるにつれて開発が進み、18世紀後半にチャクリー王家によって王都として建設された後、チャオプラヤー川下流域における政治・経済の中心的都市となった。また19世紀に入ると、特に中国との貿易が発展するとともに、中国からの労働者の移住が増加した。このように19世紀後半、急激に大量の移民がバンコクに流入したため、都市の領域は拡大するようになった。

バンコクの社会史—20世紀前半期における都市衛生—/アジア・アフリカ地域研究研究科 (ASAFAS) 京都大学大学院

都市を拡大するため、バンコクの為政者は公衆道路を建てたり、運河を作ったりした。一方、市民は公衆道路と繋がる小路やチャオプラヤー河と繋がる運河を作った。

バンコクの社会史—20世紀前半期における都市衛生—/アジア・アフリカ地域研究研究科 (ASAFAS) 京都大学大学院
戦後の経済発展を支えたのが農村の労働者

戦後の経済開発の先導的役割を期待されてきたバンコクでは,1960年代の工業化を契機として,労働力需要が高まっていた。一方で,農村部では農業開発が進められていたものの,商品経済の浸透により消費支出が増大していく。こうした消費支出を補うために,農村部の余剰労働力がバンコクへと流入することになった。

バンコクにおける都市スラムの現状と課題―クロントイ地区のスラムの事例から―(p.97)/人見 泰弘.名古屋学院大学論集.社会科学篇.第49 巻.第3号 pp. 95―106.名古屋学院大学
人口拡大で住む場所が不足!スラムが広がっていく

バンコクへの労働者の流入は,都市部の急速な人口拡大をもたらした。ところが,彼らが購入可能な住宅は絶対的に不足し,また雇用先も限られていた。そのために人々は,土地所有者との正式な契約がないままに,多くは線路や運河沿いにある寺院やバンコク都,公共機関が所有する公有地に住み始めた。こうしてバンコクには,あちこちに都市スラムが形成されていくことになる。

バンコクにおける都市スラムの現状と課題―クロントイ地区のスラムの事例から―(p.97)/人見 泰弘.名古屋学院大学論集.社会科学篇.第49 巻.第3号 pp. 95―106.名古屋学院大学

70年代前半には不法占拠による住居とその集落の数がピークに達し、首都バンコクには2,000を超えるスラムが存在した(Sophon,1992)。これを見た中央政府と地方自治体は,スラムの増加を防ぐ手段として強制撤去に求めるようになった。1980年代はこの強制撤去によるスラム排除の時期と言ってもいい。しかし、強制撤去受けてもスラム住民は周辺のスラムや親類を頼ってバンコク都内の別のスラムへと吸収されていった。

タイにおける貧困層を含むコミュニティ開発に関する考察──開発プロセスと内発的発展をめぐって──(p.62)/髙橋 一男.国際地域学部国際地域学科教授.タイにおける貧困層を含むコミュニティ開発に関する考察.東洋大学 トップページ | Toyo Universityhttps

5人中1人がスラムの住人

首都バンコクにはスラムが約2,000ヶ所、200万人が暮らしています。約5人にひとりがスラムに暮らしています。タイの格差社会、貧困の象徴がスラムです。

バンコクのスラムは、国境を越えて人々が暮らす時代/(公社)シャンティ国際ボランティア会.2019

バンコクの人口の4~5人に1人がスラム人口で格差の象徴となっている。富裕層は名門私立学校に行き、教育の格差は固定されて富の格差の固定化に繋がっている。

タイは「世界一不平等な国」「クロントイ・スラム」から貧困を考える(p.1)/八木沢 克昌.連載かいがい初 第264回.労働調査協議会

ベニヤやトタンなどの古材で造った狭小な家が密集し、インフラ整備が行き届かず生活環境は改善が進まない。親の麻薬中毒や犯罪から、子どもも麻薬や犯罪に染まりやすい環境で、学校を中途退学する子どもも多く、親自身も教育の必要性を理解していないケースが多い。低賃金の過酷な労働環境が、窃盗など犯罪の原因となっている。

タイ バンコク周辺地域の脆弱地区再生事例に関する 調査報告(p.110)/吉岡 寛之.石井 梨紗子.鄭 一止.アジア研究センター
貧困層にとっては生きるためのスラム街

村出身の土地を持たない貧しい人々にとって、スラム街は生きていくために必要な場所であり、タイ王国発展の歴史の中で都市へ安価な労働力を提供し、その経済成長を支える存在ともなっていたと考えられています。

十六アジアレポート2002年12月号(p.3)/バンコク駐在員事務所 堀江幸康.十六銀行

スラムの中もグローバル化

(前略)現在では、隣接するカンボジア、ミャンマー、ラオス、マレーシアからの出稼ぎ労働者も増えてきており、その多くがスラム街で集団生活を強いられているとも言われています。

十六アジアレポート2002年12月号(p.3)/バンコク駐在員事務所 堀江幸康.十六銀行
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インド、フィリピン、ペルー、グアテマラ、エジプト、ケニア、ウガンダ――そのスラムに潜む、希望、貧困、性、子どもと老人、疫病、安寧、犯罪、幸福…。 スラムは富以外のあらゆるものを内包して、まるで生命体のように際限なく成長していく。 世界中のスラム街を鮮烈に撮り下ろした衝撃の写真集。(「紀伊國屋書店」データベースより)

Onnut Waste Disposal Plant

バンコク版スモーキーマウンテン「テープラクサー地区」

(前略)オンヌット地区の大通りから路地の奥へと、タイ語とミャンマー語の絵本を積んだ移動図書館車が入っていく。その先には、「ゴミ山のスラム」として知られるテ―プラクサー地区がある。

タイの現在は日本の未来?(前編) スラムで増える外国人労働者/朝日新聞GLOBE+.2018
Thai Garbage Truck
日本人に人気!?「オンヌット」地区
TJ Channel Thailand/YouTube

オンヌットエリアと言えば近年日本人を含めて外国人居住者が増え、めきめきと成長してきているエリアです。

オンヌットってどこ?/スックリビング

バンコクの穴場観光スポットとしておすすめのオンヌット駅周辺。最近は開発が進み、駅前には大きなショッピングモールがオープンしました。一方で格安のタイマッサージ店やおいしいB級グルメのお店も健在。新旧が混在する雰囲気が魅力のエリアです。

【バンコク】オンヌット周辺のおすすめホテル20選/TravelBook

バンコクのゴミ集積場

テープラクサー地区は大都市バンコクの住民が出すごみの集積地。収集車が次から次へと到着しては、荷台に満載した黒いごみ袋やペットボトルを降ろしていく。

【タイ】スラムの移民、ごみ山で生計= 阻まれる教育機会(バンコク支局 東敬生)/ArayZ.2019

スラムは約2万4千平方メートル。東京ドーム半分ほどの敷地に粗末な家が所狭しと並び、約700人が身を寄せ合って暮らす。

【タイ】スラムの移民、ごみ山で生計= 阻まれる教育機会(バンコク支局 東敬生)/ArayZ.2019

スラムの入口には、清掃車から下ろされたばかりの黒いゴミ袋の山。近づくと強烈な腐敗臭が鼻につき、ハエが地面から一斉に空中に舞い上がる。路地は人がやっとすれ違える広さで、大半の家はトタン板や板切れでできたバラック同然の作り。こうした家でも家賃はひと月1,000バーツ前後。地面にはゴミが積もり、歩くとゴミの上なので足がフワッと浮く感覚がする。

タイの現在は日本の未来?(前編) スラムで増える外国人労働者/朝日新聞GLOBE+.2018

バンコクの「スモーキーマウンテン」

この地区にはバンコクの市民が出すゴミの処分場がある。1980年代はバンコクの「スモーキー・マウンテン」として知られた。現在は、整備が進み、煙も、うず高く積もったゴミの山もない。だが、ゴミの分別施設などがあり、その周辺には約200世帯が暮らす。住民はリサイクル可能な缶や瓶、ペットボトル、金属などを分別して日銭を稼ぐ。賃金は出来高制で、一日平均300バーツ前後。働いているのは、大半ばミャンマー人だ。伝統的な顔料のタナカを顔に塗っているのでひと目でわかる。

タイの現在は日本の未来?(前編) スラムで増える外国人労働者/朝日新聞GLOBE+.2018

ミャンマー人が多数住むスラム

 テープラクサー地区にあるごみ分別業者は20社。未分別のごみからペットボトルなどプラスチック製品を集め、チップに加工して中国に輸出する。いずれも経営者はタイ人で、その下で働くのはミャンマー人だ。「タイ人はつらい仕事を敬遠し、長続きしない。好調なタイ経済を底辺で支えているのは移民労働者だ」と地元の非政府組織(NGO)関係者は話す。

タイ、ごみ山の移民スラム 労働人口の1割330万人流入 不衛生、危険伴う重労働、低賃金 子どもに貧困の連鎖/福岡のニュースなら【西日本新聞me】.2019
移民の労働者

 タイは1980年代から外資系企業の進出で工業化が進み、タイ人の労働力は製造業に流れた。その穴を埋めたのがミャンマーやカンボジアの移民だ。彼らは建設土木や水産業、農業などに就き、最低賃金で働く。タイ政府も事実上、移民労働者の受け入れを推進してきた。

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 タイにはミャンマー人労働者が少なくとも300万人いるとされ、外国人労働者の中で最も多い。次がカンボジア人で100万人以上とされる。低賃金で働く移民労働者は、タイ経済に欠かせない。労働者にとっては母国よりも高賃金を得られることから、不法滞在も後を絶たない。

タイ 子供の「貧困の再生産」懸念 スラムの移民家庭で教育不十分/Sankei Biz.2018

従事するのは不衛生な環境や危険の伴う重労働などタイ人が嫌がる仕事。首都バンコク郊外のごみ処理場では、強烈な悪臭の中でミャンマー人たちが働く。

タイ、ごみ山の移民スラム 労働人口の1割330万人流入 不衛生、危険伴う重労働、低賃金 子どもに貧困の連鎖/福岡のニュースなら【西日本新聞me】.2019

子供の労働と教育問題

テープラクサー地区はミャンマー人向けの学校施設がなく子どもたちは教育を受ける機会がありません。

年次報告書 2018 シャンティ 2019年5月1日発行 増刊 通巻300号/シャンティ国際ボランティア会

 一方、深刻な課題も浮上している。同地区では移民の子どもが学校に通わず、大人に交じって日給200バーツ程度で働いているのだ。

タイ、ごみ山の移民スラム 労働人口の1割330万人流入 不衛生、危険伴う重労働、低賃金 子どもに貧困の連鎖/福岡のニュースなら【西日本新聞me】.2019
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東洋最大のスラム、マニラ市郊外のゴミ捨て場、スモーキー・マウンテン。劣悪な環境下で生きる人々を描くドキュメンタリー。家族のためゴミを拾う子供たちを6年間にわたってフィルムに収めた作品。「TSUTAYA」データベースより)

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【世界のスラム街】微笑みの国は超格差国家!!<前編>――バンコクのスモーキーマウンテン「テープラクサー地区」
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